第90回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会 FainalRound

開催日時 2023年12月16日(土曜日) 15:00〜
試合場所 国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区)
チケット ローソンチケット
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
デンソー アイリス
デンソー
アイリス
10Q124
19Q221
15Q324
19Q416
63TOTAL85
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
1019151963
デンソー アイリス
デンソー アイリス
2421241685
No S 選手名 PTS 3P FG 2P FG FT F REBOUNDS TO AS ST BS MIN
M A M A M A OR DR TOT
7 林 咲希 10 1 4 2 4 3 4 1 3 1 4 3 2 0 0 26:25
8 ジョシュア ンフォンノボンテミトペ 13 0 0 6 8 1 3 4 2 6 8 0 1 0 1 31:46
9 赤木 里帆 10 1 2 1 6 5 5 1 0 3 3 1 1 0 0 19:51
10 町田 瑠唯 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
12 奥 伊吹 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 02:25
13 安江 沙碧梨 4 0 0 0 1 4 6 2 0 0 0 1 3 1 0 12:27
17 山下 詩織 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
18 藤本 愛妃 2 0 2 1 4 0 0 1 1 3 4 1 1 1 1 16:34
22 中村 優花 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
25 内尾 聡菜 6 1 2 1 2 1 2 0 0 4 4 0 1 1 0 25:42
27 江良 萌香 6 0 2 2 5 2 2 1 1 3 4 0 2 0 0 22:39
45 伊森 可琳 3 1 3 0 1 0 0 2 0 0 0 1 1 0 0 12:56
52 宮澤 夕貴 9 1 4 3 6 0 0 2 0 6 6 2 5 0 0 29:15
HC / TEAM 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2
合計 63 5 19 16 38 16 22 14 7 27 34 11 17 3 2 200:00
Report 試合レポート

【第1Q】
皇后杯のファイナルラウンド。デンソーとのセミファイナルに臨むレッドウェーブのスタメンは#7林、#8テミトペ、#25内尾、#27江良、#52宮澤。#7林のドライブで先制すると、#8テミトペのジャンプシュートも決まって、幸先のよい立ち上がり。しかしそこから3ポイントシュートのバスケットカウントを含めて、4連続失点で逆転を許す。#9赤木がフリースローでつなぎ、ディフェンスにも変化を加えるが、相手に傾いた流れを取り戻せずに3連続失点。終盤には#25内尾から#8テミトペにつながるプレー、#52宮澤も#8テミトペにうまく合わせるが、追い上げるには至らず、10-24で第1Qを終える。
【第2Q】
#25内尾がドライブを決めて、このQもレッドウェーブが先に得点を動かす。しかしデンソーのディフェンスを崩しきれず、またシュートも思うように決まらず、5連続失点でビハインドが広がっていく。中盤、#25内尾が3ポイントシュートを決め、#52宮澤も3ポイントシュートで続くが、大きな波を作るまでには至らない。終盤、#13安江がフリースローをしっかり決め、その#13安江から#52宮澤につながるバックカットのプレーも決まる。さらに#18藤本は1対1からのシュートを、#9赤木はドライブでのバスケットカウントを決める。最後はリバウンドから得たフリースローを#7林が決めて、29-45で前半を折り返す。
【第3Q】
後半は立ち上がりからシュートが決まらず、逆に3ポイントシュートを3本も決められる苦しい展開となる。中盤、#9赤木の3ポイントシュートでこのQ最初の得点をあげるが、その後は#7林が単発でシュートを決めるにとどまる。タイムアウトで修正を加え、ディフェンスで24秒ヴァイオレーションを取ると、そこから徐々にレッドウェーブのペースとなる。#52宮澤がステップスルーからのシュートを決めると、#45伊森は3ポイントシュートで続く。さらに#7林も3ポイントシュートを沈めるが、点差を縮めることはできず、44-69で第3Qを終える。
【第4Q】
失点からスタートした最終Qは、#8テミトペがすぐにバスケットカウントで返す。失点しながらも、#27江良もバスケットカウントで続くと、#13安江から#52宮澤につながるコンビネーションと、#18藤本は#27江良のバスケットカウントにつながるアシストを決める。中盤には#13安江と#8テミトペ、#45伊森と#8テミトペというルーキーのラインが開通し、最後の追い上げを見せる。しかしそれ以降はオフェンスが停滞。フリースローを得るものの、それも思うように決まらない。最後は#9赤木がフリースローをきっちり決めて、試合終了。63-85で敗れて、今年度の皇后杯はセミファイナルで幕を下ろした。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
完敗です。第1Qから何をすべきか話し合っていたのですが、ディフェンスのチームである私たちが、プレッシャーをかけることも、フィジカルに守ることもできませんでした。オフェンスも自信を持ってシュートを打つことができておらず、逆に相手の決めきるシュートが目立つ形になってしまいました。#10町田の不在は確かに大きく響きましたが、それでも彼女たちならレッドウェーブらしいパフォーマンスを出してくれると信じていました。それだけに攻守において、それを出せなかったことは悔やまれます。ただ後半に出た若手が、チームオフェンスのなかで積極的に1対1を仕掛けたことは今後につながります。今年度の皇后杯はここで終わりますが、ファンのみなさんの温かいご声援には感謝しかありません。リーグ戦に向けて、改めて全力を尽くします。応援ありがとうございました。
出だしを意識しようと話していたのですが、その出だしから気持ちよくシュートを決められたことが一番の敗因です。オフェンスも、どこを起点にして、どう攻めるのかが曖昧になり、個々の攻撃になってしまいました。個人的にも、ポイントガードとして先発しながら、うまくゲームをクリエイトできず、シューター陣に気持ちよくシュートを打たせることができませんでした。ディフェンスでも相手のポイントガードにプレッシャーをかけられないシーンがあり、攻守ともに悔いが残ります。それでも終盤にバスケットカウントを取れたように、ペイントアタックするプレーは悪くなかったし、今後も続けていきたいです。悔しい結果に終わりましたが、みなさんの声援は力になりました。本当にありがとうございました。この悔しさはリーグで返していきたいと思います。
一番大きな敗因はディフェンスです。ノーマークになった選手に、もう一歩詰めきれず、簡単にシュートを打たれてしまいました。オフェンスもレッドウェーブのリズムで展開することができず、後手後手になったことでタフなシュートになってしまい、余計にリズムを失ったように思います。ただ個人的にも、後半、少しプレーの仕方を変えることでつかめた感覚がありますし、若手が積極的に攻めていたことはチームとしての収穫です。今後はボールを持っていないところでの動きに工夫を加えるなど、チームとしてさらにステップアップしていきます。アクシデントに見舞われた皇后杯でしたが、最後まで温かいご声援を送っていただき、本当にありがとうございました。悔しい結果に終わりましたが、個人としても、チームとしてもステップアップして、Wリーグに臨んでいきます。引き続き、応援をよろしくお願いします。