How to enjoy basketball バスケットボール観戦を楽しむためのルールガイド

基本のルール
試合時間
1クォーター(ピリオド)10分×4、計40分間で行われる。クォーターインターヴァル2分、ハーフタイムのインターヴァル15分、または20分が設けられ、第4クォーター終了時点で勝敗が決まらない場合には、延長戦(5分とし、インターヴァルは2分)を行ない、決着するまで繰り返す。
また、反則やタイムアウト、フリースローの際には試合時間が止められ、次のプレイが始まると同時に再スタートとなる。通常、シュート成功時には試合時間は止まらないが、第4クォーターと延長戦の残り2分間は、シュートが成功したら、時間を止める。
ジャンプボール
ジャンプボールは、第1クォーターの開始時のみ行なわれる。第2・第3・第4クォーターおよび各延長時限の開始時やヘルド・ボールなどジャンプボールとなる状況(ジャンプボール・シチュエーション)では、スローインでゲームが再開される。 ジャンプボールに代わるスローインは、第1クォーターを始めるときの ジャンプボールで最初にボールをコントロールしたチームの相手チームに与えられる。その後、ジャンプボール・シチュエーションごとに交互に与えられる。 第2・第3・第4クォーター開始時のスローインもこの順序に従うものとし、センターラインの延長線上からスローインを行う。
タイム・アウト
各チームは、前半(第1・第2クォーター)を通じて合計2回、後半(第3・第4クォーター)を通じて合計3回のタイム・アウトが認められる。各延長時限には、従来どおり各チーム1回ずつのタイム・アウトが認められる。使わなかったタイム・アウトを後半または延長時限に持ち越すことはできない。 タイム・アウ トは1回につき60秒間とする。
24秒ルール
チームは、ボールをコントロールしてから24秒以内にシュートをしなければならない。24秒以内にシュートできなかったり、シュートのボールがリングに触れなかったりした場合はヴァイオレーションが成立し、相手チームのボールとなる。ただし、シュートされたボールが空中にある間に24秒の合図が鳴っても、 ボールがバスケットに入った場合は得点が認められる。 また、バスケットに入らなくても、ボールがリングに触れたときやリングに触れなかったボールを相手チームのプレイヤーが明らかにコントロールすることができると審判が判断したとき試合は続行される。
8秒ルール
オフェンスは、8秒以内にバックコートからフロントコートへボールを運ばなければならない。
5秒ルール
  1. オフェンスは、スローインを5秒以内にしなければならない。
  2. プレイヤーは、パスもドリブルもしないで5秒を超えてボールを保持してはならない(1m以内に近接されて防御されている場合に限る)。
  3. フリースローの際は、審判からボールを受け取ってから5秒以内にシュートを打たなければならない。
3秒ルール
オフェンスは、相手チームのゴールの、フリースローラインの長方形のエリアに、3秒を超えて入っていてはならない。
ノーチャージ・セミサークル・エリア
フロントコートで、ノーチャージ・セミサークル内にいるディフェンスに対して、ボールをコントロールしてゴールに向かった攻撃の中で接触してもオフェンス側のパーソナルファウルにはならない。
得点
3ポイントエリア
2ポイントエリア
フリースロー
得点には3種類あります。3ポイントラインの外側からのゴールは3点、ラインの内側からなら2点、フリースローでの得点は1点となります。
反則
バイオレーション
スコアに記録されない反則
イリーガル・ドリブル(ダブルドリブル)、トラベリング、バックパス、時間制限など(3秒、5秒、8秒、24秒など)
ファウル
スコアに記録される反則
パーソナル・ファウル
相手チームのプレイヤーと不当な体の触れ合いによるプレイヤーファウルのこと。 (ディフェンス、オフェンスの場合がある)
テクニカル・ファウル
プレイヤーがスポーツマンらしくない行動 をとったとき、コーチの反則、手続き上の 問題など。
アンスポーツマンライク・ファウル
故意の身体接触、ハードファウルなど。
ディスクォリファイング・ファウル
特に悪意のあるもの。即退場。
5ファウル
1人のプレイヤーが1試合に5回のファウルを行うと退場になる。
チーム・ファウル
クォーター毎に4回のファウルを行うと、 5回目から相手チームにフリースローが与えられる。
ポジション
ポイントガード
1番と呼ばれます。攻撃のときはボール運びを行い、他の選手に指示を出すなどゲームをコントロールする、チームの司令塔的役目を果たす重要なポジションです。
シューテイングガード
2番と呼ばれます。ガードのサポートのみならず自らも攻めるフォワード的な要素も兼ね備たポジションであり、ドリブルの技術やスピードが必要となります。
スモールフォワード
3番と呼ばれます。得点をとるだけでなく、リバンドをとる等なんでもこなす万能的なポジションです。
パワーフォワード
4番と呼ばれます。CF は名前通り、アウトサイドでのプレーも必要でありセンターとフォワードの中間的な役割を果たします。そのため、得点力はもとよりオールラウンドなプレーが求められます。
センター
5番と呼ばれます。ゴール下のプレー、リバウンドなど、攻守共にゴール下を支配するポジションです。背の高い選手が多く、パワープレーや様々な技が見所です。