2020 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第3節
エレコム神戸ファイニーズ戦

開催日時 2020年11月22日(日曜日) 14:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 晴れ
観客動員数 920人
ライブ配信 XリーグTV
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ14310734
エレコム神戸ファイニーズエレコム神戸ファイニーズ03003
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G / NG
富士通 1 3:00 RUSH #85松井 10 KICK #11西村 G
富士通 1 9:34 RUSH #3バードソン 11 KICK #11西村 G
富士通 2 2:05 FG #11西村 36
エレコム神戸 2 12:00 FG #16多田羅 38
富士通 3 2:01 PASS #3バードソン→#85松井 16 KICK #11西村 G
富士通 3 10:01 FG #11西村 33
富士通 4 5:39 PASS #18高木→#83柴田 29 KICK #11西村 G
Report 試合レポート

第 1 クォーター
K(キッカー)#5納所のキックで試合が始まると、ファイニーズのリターンをWR(ワイドレシーバー)#9宜本のタックルで敵陣20yで止めたフロンティアーズ。その3rdダウン残り10yで、一気にファーストダウン更新を狙ったファイニーズのパスは、レシーバーがジャンプしても届かず、DB(ディフェンスバック)#14高口がキャッチ。20yリターンし、敵陣23yで攻撃権を獲得する。このチャンスに、連続ランプレーでファーストダウンを更新すると、最後はモーションしたWR#85松井がボールをキャリーし、右サイドにタッチダウン。フロンティアーズが先制を果たした。続く、ファイニーズの攻撃を3&アウトのパントとすると、WR#85松井へ47yのパスを通して敵陣へ攻め込んだが、タッチダウンを狙ったパスがインターセプトされてしまう。残り4分を切ってからの3度目のオフェンスはフィールド中央から。QB(クォーターバック)#3バードソンの20yラン、#87水野への19yのパスと連続してロングゲインを奪うと、最後は再びバードソンが走りタッチダウン。14−0とリードを広げた。直後のディフェンスでは、DB#34樋田のインターセプトが飛び出し、フロンティアーズが自陣で攻撃権を得て1Qが終了した。
第 2 クォーター
QB#3バードソンの36yのランプレーで幕を開けた2Qは、両チームのディフェンスが踏ん張った。1Qから続いたフロンティアーズ攻撃は、レッドゾーンに入りファーストダウンを更新したが、タッチダウンを狙ったパスは立て続けに失敗。4thダウンでFGを選択し、36yのキックをK#11西村が決める。続くキックオフは、ファイニーズが27yリターンし、フロンティアーズ陣内29yまでボールを運ぶも、サードダウンでタッチダウンを狙ったパスを失敗に終わらせ、続く4thダウンでギャンブルに出たところを、DB#15高岡がQBサック。自陣38yで攻守交代となる。そのオフェンスシリーズは、WR#1強へのパス、RB(ランニングバック)#29サマジーの連続ランで敵陣に入ったが、QBサックを受けて3rdダウンは残り19yに。WR#9宜本へのパスは成功するが、ファーストダウン更新には届かずパントに。残り2分47秒、自陣36yからのフロンティアーズのオフェンスは、3rdダウンでQBサックを受けて、2シリーズ連続のパントに。残り51秒からのファイニーズオフェンスにFGを決められ、2Qは3−3。前半を17−3で終えた。
第 3 クォーター
ファイニーズの意表をつくオンサイドキックでスタートした後半。このボールに冷静に対応したフロンティアーズは、敵陣47yから攻撃開始する。WR#83柴田へ、8yと7yの連続パスを通すなどして、ゴール前16yとすると、最後は中央に走り込んだWR#85松井へタッチダウンパスを決め、24−3とリードを広げる。直後のディフェンスでは、OLB(アウトサイドラインバッカー)#20池田が1yのロスタックルに、8y戻すQBサックをするなどして、敵陣で攻撃を終わらせる。4分過ぎの後半2度目のオフェンスは、WR#9宜本への連続パスやRB#29サマジーのランプレーなどで、ゴール前10yに迫ったが、タッチダウンを狙ったランプレーでファンブルが出て、ファイニーズ陣内1yで攻守交代となる。だが、ファイニーズの攻撃を2yのゲインに留めると、エンドゾーンからのパントをWR#9宜本が14yリターン。敵陣17yで再びチャンスを掴むが、3rdダウンのパスがカットされ、FGの3点を追加し、3Qを終えた。
第 4 クォーター
最終Qは、最後までタッチダウンを狙うファイニーズにフロンティアーズディフェンスが立ちはだかった。4Q最初のオフェンスで自陣20yからゴール前5yまで迫ったファイニーズ。だが、LB#47山岸が連続パスカットすると、4thダウンギャンブルでタッチダウンを狙ったパスは、一度はレシーバーの胸に収まったかに見えたが、ボールが跳ね返り、#47山岸がキャッチ。ターンオーバーとなる。5分過ぎの2度目のディフェンスでは、3rdダウンでDL#99高橋、4thダウンではLB#49久下がQBサック。残り3分を切ってからのシリーズでも、OLB#45鈴木、DL#99高橋のQBサックなどでファイニーズ陣内で攻撃を終わらせた。一方のオフェンスは、QB#18高木からWR#83柴田へ29yのタッチダウンパスで追加点を挙げ、最終スコア34−3。フロンティアーズがリーグ戦全勝で、ジャパンXボウルへと駒を進めた。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
ゲームを通して、ランニングバックのランプレーが思うように出なかったのは、想定していたことと違った部分があった。決して難しいことではありませんが、ちょっとした技術的な修正が必要だと思っています。また決めにいったプレーで結果を残せていないので、もっとプレーの精度を高めなければならないと感じています。ディフェンスはタッチダウンこそ許していませんが、タックルミスなどが原因でドライブされているシーンがあり、課題だと思っています。内容には満足していませんが、日本一を目指すなかで、まずはその舞台に立つことができるというは1歩前進です。次戦まで3週間、5連覇へ向けていい準備をしたいです。
池田 健人#20 DL
池田 健人
少ないチャンスを活かして、チームの勝利に貢献するプレーがしたいと思っていたので、今日結果が出せたことを嬉しく思っています。個人的に去年のファイニーズ戦で悔しい思いをしていたので、何とかリベンジしたいと試合に挑みました。何かしようというよりは、自分の仕事に徹することができたのが、QBサックにつながったと思っています。次はドームでシーガルズ戦です。シーガルズは大学の先輩や同期がいて対戦するのが楽しみです。ディフェンスではボールを奪ってターンオーバーを起こせるように、またキッキングチームでのプレーもポイントになると思っています。全力で、思い切ってぶつかっていきたいです。