【みどころ】
2019 X1 SUPER 秋季リーグ戦
SF
エレコム神戸ファイニーズ戦

2019秋季シーズン、第4節をオール三菱ライオンズと戦い68-0で勝利し、戦績を4戦全勝としたフロンティアーズ、第5節はエレコム神戸ファイニーズ(以下、ファイニーズ)と対戦する。

vs オール三菱ライオンズ振り返り
本ゲームではファーストシリーズでオフェンスが50ydゲインし、FGで先制点を獲得したことで勢いに乗った。オフェンスは総獲得ヤード689yd、9TD、2FGの計68点をあげ、ディフェンスは総獲得ヤードを145ydに抑え、完封で勝利した。キッキングでもWR#84猪熊が相手キックオフを果敢にリターンし、常に良いフィールドポジションで試合を進めることができた。攻守蹴のすべてが上手く連携できたこと、最後まで集中力を切らさずにプレーし続けられた結果であり、チームとしての成長が見られた試合であった。

vs エレコム神戸ファイニーズ
昨年は対戦がなく、2017年のJXBトーナメントクォーターファイナルでは34-7で勝利したものの、3ターンオーバーを獲得したことで流れを呼び込み勝利することができた。流れ次第では違った試合展開になったことも想定できる。今年のファイニーズは、昨年パッシング獲得ヤード1位のQB#19コーディーと新加入のWR#21アルフォンソのホットラインが非常に脅威となっている。特にWR#21アルフォンソは186cm90kgの体格を活かしこれまで3試合で7TDと1試合平均2TD以上を獲得している。更に、前節(第4節)のIBMビックブルー戦では試合終了間際に勝ち越しのTDを決めており、勝負強さも持ち合わせている。ディフェンスではDL#9カーデルが3試合でXリーグトップの3QBサック、同6位の15タックルを記録しており、攻略必須の存在だ。ファイニーズは現在X1Super4位につけており、準決勝に駒を進める上で次戦は重要な試合となることから、思い切った勝負を仕掛けてくることも予想される。

FRONTIERSのやるべきこと
オフェンスはオフェンスラインが鍵となる。DL#9カーデルからQBを守り、豊富なWR陣にボールを供給できれば勝機が見えてくるだろう。ディフェンスはDB陣がWR#21アルフォンソをどれだけカバーできるかが勝負を分ける。チーム全体としては流れが良くない時間帯があることも想定されるが、プレーの結果に左右されず、目の前の1プレーに集中することが必要だ。いずれにしてもレギュラーシーズンで5勝すれば準決勝進出が確定するため、是が非でも勝利したい。