【みどころ】
2019 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第5節
エレコム神戸ファイニーズ戦

2019秋季レギュラーシーズン、第7節をオービックシーガルズと戦い16-14で勝利し、全勝で1位通過を決めたフロンティアーズ、セミファイナルは4位通過のエレコム神戸ファイニーズ(以下、ファイニーズ)と対戦する。

vs オービックシーガルズ
本ゲームではキッキングチームが活躍した。中でもFGでは、フロンティアーズは確実に決め、試合終了間際のプレーではブロックし劇的な勝利に直結した。また、パントの獲得ヤードもシーガルズ75ydに対し、フロンティアーズは168ydと、常に良いフィールドポジションをディフェンスに供給し、試合を優位に進めることができた。一方、オフェンスは総獲得ヤードが234yd、2TD、1FGとこれまでの試合と比較すると非常に苦戦を強いられた結果であった。

vs エレコム神戸ファイニーズ
前回の対戦(2019年レギュラーシーズン第5節)では27-10と勝利することができたが、総獲得ヤードは上回られており、力のあるチームであることは間違いない。中でも、オフェンスではWR#21アルフォンソに6キャッチ106ydを競り合いながらも獲得されており、数字以上の実力を感じた。また、ディフェンスではDL#9カーデルに2回QBサックされており、こういったビッグプレーで流れを失わないためにも確実な対策が必要だ。

FRONTIERSのやるべきこと
オフェンスはDL#9カーデルを止められるかが鍵になる。そのために、OL#72小林、OL#75勝山、OL#56蔵野のタックル陣に期待したい。1対1の勝負に勝利し、確実に止めることが求められる。ディフェンスではDB#40アディヤミを中心としたDB陣の活躍が必要だ。WR#21アルフォンソは大きな体格を活かして球際に強いプレーをする。そのため、1人ではなく複数人でカバーし、競り合いに勝つことで確実にストップしたい。前回のファイニーズとの対戦では自分達のミスが目立った。ミスの原因は色々とあるが、関西遠征で環境が違ったことも影響していただろう。次戦は富士通スタジアム川崎での対戦であり、慣れ親しんだ環境であるだけではなく、より多くのファンの声援を受けることで、フロンティアーズらしく目の前の1プレーに集中し、4連覇に向け是が非でも勝利したいところだ。