2019 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第5節
エレコム神戸ファイニーズ戦

開催日時 2019年10月20日(日曜日) 14:00〜
試合場所 万博記念競技場
天気 晴れ
観客動員数 1,002人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ7107327
エレコム神戸ファイニーズエレコム神戸ファイニーズ730010
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G / NG
富士通 1 4:02 PASS #3バードソン →#29グラント 54
エレコム 1 5:22 RUSH #24芦田 44 KICK #12山崎 G
エレコム 2 2:13 FG #12山崎 27
富士通 2 4:14 PASS #3バードソン →#22岩松 27 KICK #11西村 G
富士通 2 10:16 FG #11西村 41
富士通 3 11:15 PASS #3バードソン →#22岩松 30 KICK #11西村 G
富士通 4 5:25 FG #11西村 39
Report 試合レポート

第 1 クォーター
2019年10月20日(日曜日)、富士通フロンティアーズ(以下、フロンティアーズ)対、エレコム神戸ファイニーズ(以下、ファイニーズ)とのXリーグ第5節が万博記念競技場で行われた。1,002人の観衆がつめかけ、フロンティアーズのレシーブで試合がはじまった。キックオフのボールがタッチバックとなって、自陣25ヤードから攻撃を開始したフロンティアーズ。ファーストダウンを更新し敵陣へ攻め込むも得点には至らず、オープニングシリーズはパントに終わった。続くファイニーズの攻撃を敵陣深くでパントに追い込むと、フロンティアーズ2度目の攻撃は自陣46yと好ポジション。その1プレー目にQB(クォーターバック)#3バードソンからRB(ランニングバック)#29グラントへのタッチダウンパスが決まり先制を果たす。だが、その後は我慢の時間が続いた。ファイニーズに32yをリターンされると、44yのタッチダウンランで同点に。オフェンスでは、連続してロスタックルを受けたり、反則が重なったり、2シリーズ続けて自陣深くからのパントとなった。
第 2 クォーター
ファイニーズのFGが成功し、7-10と3点を追う展開となったフロンティアーズ。2Q最初の攻撃は、RB#29グラントの34yのランで敵陣へ入ると、タッチダウンを狙ったロングパスが相手の反則を誘いゴールまで25yでファーストダウンを更新する。直後にホールディングの反則が出るも、最後はWR(ワイドレシーバー)#22岩松へ27yのタッチダウンパスを決め、14-10と逆転に成功する。残り8分を切ってからのファイニーズのシリーズでは、DB(ディフェンスバック)#40アディヤミがFGのキックをブロック。無失点で切り抜けると、今度はフロンティアーズが41yのFGにトライ。K(キッカー)#11西村が決めて、リードを広げる。前半終了間際には、ファイニーズに51yのロングパスを決められ、ゴール前7yに迫られる。残り4秒、果敢にタッチダウンを狙ったプレーは、LB(ラインバッカー)#35竹内のタックルで凌いだ。
第 3 クォーター
後半も見応えのある攻防が続いた。フロンティアーズのキックで試合再開すると、DB#2佐藤がリターンを5yに抑える。その後、ファイニーズに自陣まで攻め込まれたが、DL(ディフェンスライン)#53髙橋のQBサックでロスさせると、フォースダウンのパントはタッチバックに。フロンティアーズは自陣20ヤードから攻撃を開始したが、2プレー目にQBサックを受けてファンブル、自陣17ヤードで攻撃権を奪われる。チャンスをつかんだファイニーズだったが、連続で反則が出て、迎えたフォースダウンはギャンブルを選択。タッチダウンを狙ったパスは、DB#40アディヤミがインターセプト。再び攻撃権を得たが、自陣5ヤードと予断を許さない状況だ。連続でパスに失敗して迎えたサードダウンで、ようやくWR#85松井へ17ヤードのパスが通り攻勢に転じると、その後はWR#81中村、RB#29グラント、WR#85松井、WR#84猪熊らにパスを決め、最後はWR#22岩松へ30ヤードのタッチダウンパス、24-10とする。
第 4 クォーター
2ポゼッションのリードを持って、最終Qがはじまった。ファイニーズに2度ファーストダウンを更新されたが、フロンティアーズ陣内に入ってからは、OLB(アウトサイドラインバッカー)#5マシス、DL#10神山、LB#35竹内と連続でロスタックルが決まり攻撃を断ち切った。続く、フロンティアーズのオフェンスは、QB#3バードソンの11ヤードのランやWR#22岩松への17ヤードのパスで敵陣へ。K#11西村が39ヤードのFGを成功させ点差を17点に広げる。終了間際にファイニーズにゴール前に迫られたが、タッチダウンを狙ったパスをDB#34樋田がインターセプト。熱戦に終止符を打った。

文・写真/ NANO association
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
自分たちのプレーをやり続けた前節とは一転して、たくさんの課題をもらう結果となりました。ミスで自らリズムを失ってしまい、そこから立て直すこともままならない。もう少し上のレベルやらないと通用しない、さらにスタンダードを高めなければと、選手全員が感じたと思います。慣れない芝質や台風で練習ができなかったこと、いつもとは違ったルーティンだったことが少なからず影響していますが、そうした中でもやるべきことに集中することが欠かせません。次戦までにしっかりと準備したいです。
岩松 慶将#22
岩松 慶将
勢いのあるチームに勝利できたことは良かったですね。僕自身も2つのタッチダウンを決められてチームに貢献でき嬉しく思っています。そのタッチダウンは、どっちもメインターゲットではなく、普段の練習から築き上げたコミュニケーションで取れたもの。しかし、それ以外のところでは簡単なボールをドロップするシーンもあり課題が残りました。今日の結果には誰一人満足していません。上がった課題を修正し、リーグ戦の残り2試合は隙のないプレーがしたい。いつでも平常心で、次戦も目の前のプレーに集中していきます。