【みどころ】
第41回パールボウルトーナメント 準決勝
オービックシーガルズ戦
2019年パールボウルトーナメント第2戦、東京ガスクリエイターズに34ー7で勝利したフロンティアーズ。この結果により2014年以来5年ぶりとなるパールボウルトーナメント準決勝出場を決めた。準決勝では、昨シーズン、年間通して唯一敗戦した好敵手、オービックシーガルズと対戦する。
前節の振り返り
東京ガスクリエイターズ戦、試合序盤はオフェンスがうまく噛み合わずパントを蹴りあう展開であったが、2Q以降は自分たちのペースを取り戻し、ゲームの主導権を握ることができた。その中でWR#83柴田が2試合連続、WR#85松井が社会人初TDを獲得するなど、若手が台頭し戦力の拡充が図れている。ディフェンスも、今シーズン初TDを奪われたものの、LB#47山岸やDL#69山崎がロスタックルを決めるなど、新戦力が活躍している。チームとして課題が多く見られた試合ではあったが、収穫も大きな試合となった。
vsオービックシーガルズ
昨年のパールボウルトーナメントでは6ー21とTDをとれず完敗であった。その後、オービックシーガルズはそのままパールボウルを制している。また、秋季シーズンは2度対戦し、勝利したものの共に3点差と、試合の流れ次第で結果が変わっていた可能性は十分にあり、最も警戒が必要なチームであることは間違いない。また、オービックシーガルズは、直近の試合においてアサヒビールシルバースターに40ー3と完勝しており、流れに乗っている。その中で注意すべき選手はWR#84西村だろう。今春、本場アメリカの春季リーグに参戦し、レベルの高いプレーを経験することで更なる成長を遂げている。昨年の3回の対戦ではいずれもフロンティアーズディフェンスがロングパスを通され、得点を許すシーンが多かった。次戦ではフロンティアーズDB陣がいかにロングパスを封じることができるかが鍵となる。
フロンティアーズは今年のスローガンであるONE FAMILYを体現し、チームの総合力で勝利をものにしたい。ここ数年、春シーズンは決勝へ進出出来ておらず、結果を残したいところだ。