【みどころ】
第41回パールボウルトーナメント 予選ブロック第2試合
東京ガスクリエイターズ戦

山本HC体制で臨む2019年シーズン初戦、富士ゼロックスミネルヴァAFC戦に51ー0で勝利したフロンティアーズ。第2戦は近年最も力をつけているチームの一つである東京ガスクリエイターズと対戦する。

前節の振り返り
富士ゼロックスミネルヴァAFC戦では新戦力を含む若手の活躍が目立った。オフェンスではRB#33高口が先制の40yd独走TDを含む9キャリーで2TD109ydの活躍を見せ、チームに勢いをもたらした。その他にも、RB#26ウイリアムが12キャリーで54ydと安定した走りを見せると共に、WR#13高津佐もTDレシーブするなど、新戦力が躍動した。また、WR#86森田、WR#83柴田、WR#19小梶ら若手WR陣もTDレシーブを獲得する活躍を見せた。ディフェンスではLB#47山岸、DB#27奥野(喬)がそれぞれチーム最多となる4タックル、OLB#44趙がQBサックを記録。その他にもDL#91斉川が激しいロスタックルを決めるなど、こちらも新戦力と若手が目立った。ベテラン勢では、DB#40アディヤミが1リターンTDを含む2インターセプトを奪取。安定した試合運びに貢献した。

東京ガスクリエイターズ
前回の対戦は2017年秋シーズン3戦目まで遡る。その際は59ー0とフロンティアーズが完勝した。その後東京ガスクリエイターズは外国人選手を4名招聘するなど、チームの補強を行っており、全く違うチームになっていることは想像に難くない。また、2018年秋シーズンではワイルドカード・プレーオフでLIXILディアーズとの接戦を制し、今季のX1SUPER入りを決定しており、勝負強さも備わっている。更に、先日行われた富士ゼロックスミネルヴァAFC戦では4名中3名の外国人選手を温存するものの、28ー0(3Q途中で雷雨のためコールドゲーム)と完勝していることはチーム力が向上している証拠だろう。その中でキーマンはやはりQB#6イカイカだ。前節は11回投げて7回成功し、2TDを獲得した。これまではイカイカのキープランが強力なイメージであったが、それに加えてパッシングオフェンスの精度が向上していることは脅威となる。フロンティアーズは新戦力と若手、ベテランが三位一体となり、チーム力で勝利を呼び込みたい。ここ数年、春シーズンはパールボウルの決勝トーナメントへ進出出来ておらず、結果を残したいところだ。