21-22 Wリーグ プレーオフ セミファイナル
ENEOS 第1戦

開催日時 2022年04月09日(土曜日) 19:00〜
試合場所 国立代々木第二体育館(東京都渋谷区)
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
ENEOSサンフラワーズ
ENEOS
サンフラワーズ
20Q118
18Q29
13Q313
16Q418
67TOTAL58
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
2018131667
ENEOSサンフラワーズ
ENEOSサンフラワーズ
189131858
NO 選手名 PTS 2PM-A 3PM-A FTM-A F OFF DEF TOT AST STL BLK TO MIN
10 町田 瑠唯 13 2-6 3-8 0-0 0 1 3 4 3 2 0 3 34:05
11 篠崎 澪 13 5-11 0-4 3-4 0 2 2 4 3 2 0 1 31:49
25 内尾 聡菜 5 1-3 1-2 0-0 1 1 0 1 2 6 0 1 32:25
52 宮澤 夕貴 7 2-5 1-5 0-0 2 0 9 9 3 2 3 0 35:47
99 オコエ 桃仁花 8 0-3 2-9 2-2 3 2 5 7 1 0 1 1 26:36
3 岡田 英里 8 1-1 2-4 0-0 1 0 1 1 1 1 0 0 14:06
8 内野 智香英 2 0-1 0-1 2-2 1 0 1 1 0 0 0 0 10:27
22 中村 優花 11 4-5 1-2 0-0 2 0 3 3 1 1 0 1 14:45
2 星田 美歩 00:00
9 赤木 里帆 00:00
12 奥 伊吹 00:00
14 田中 真美子 00:00
17 山下 詩織 00:00
18 藤本 愛妃 00:00
23 渡邊 悠 00:00
77 栗林 未和 00:00
チームスコア 0 0-0 0-0 0 2 3 5 0 0 0 1 00:00
トータル 67 15-35 10-35 7-8 10 8 27 35 14 14 4 8 200:00
Report 試合レポート

第 1 クォーター
ENEOSサンフラワーズとのセミファイナルGAME1に臨むレッドウェーブ。スタメンは#10町田、#11篠崎、#25内尾、#52宮澤、#99オコエ。いきなり4連続失点で0-9とされてしまう。しかし#11篠崎のジャンプシュートで初得点をあげると、すぐに3ポイントシュートを決め返されるが、#10町田の3ポイントシュートで少しずつレッドウェーブがペースをつかんでいく。相手のタイムアウト明けも自分たちに傾いていた流れを渡さず、#10町田のダブルクラッチ、#52宮澤の左手のシュート、#11篠崎の1対1で3連続得点。3点差にまで追い上げる。失点しながらも#99オコエの連続得点で2点差にすると、終盤、#11篠崎のフリースローで同点に追いつき、さらに残り35秒、#22中村の速攻で20-18と逆転して、第1Qを終える。
第 2 クォーター
立ち上がりに#3岡田の3ポイントシュートでレッドウェーブが先に得点を動かすが、相手のフリースローで流れを断ち切られそうになる。しかしレッドウェーブは#52宮澤、#99オコエが連続3ポイントシュートを沈めて、流れをキープ。相手のタイムアウト後は、得点こそ伸びなかったが、持ち前のディフェンスで相手にもペースをつかませない。中盤、#10町田から#22中村への合わせが決まると、連続失点される場面もあったが、今度はレッドウェーブがタイムアウトでその悪い流れを断ち切る。すると#52宮澤のステップイン、#22中村の連続得点でリードを広げる。このQの失点を9点に抑えたレッドウェーブが38-27でリードして、前半を折り返す。
第 3 クォーター
立ち上がりに#10町田がドライブを決めると、失点をしながらも#11篠崎のシュートや#22中村の3ポイントシュートなどで追い上げてくるENEOSの波を何とか食い止めていく。中盤には#11篠崎がジャンプシュートをねじ込み、さらに7点差に迫られたところで#8内野が果敢なアタックでフリースローを得て、その2本をきっちり決める。さらに#3岡田も3ポイントシュートと速攻を決めて押し返すと、残り2分は得点こそ止まってしまったが、失点も最後の約4分間をゼロに抑えて、54-40で第3Qを終える。
第 4 クォーター
最終Q、ENEOSが高さを生かして、猛追を仕掛けてくる。対するレッドウェーブの序盤は#10町田の3ポイントシュートが決まるだけで、得点が伸びていかない。しかしタイムアウトで立て直すと、#25内尾が力強いドライブを決め、さらに#10町田が相手の厳しいディフェンスをかいくぐって、またも3ポイントシュートを沈める。中盤、ミスから3連続失点をしてしまうが、粘り強く全員でディフェンスを続けていく。すると終盤、#52宮澤のパスを受けた#25内尾が3ポイントシュートを沈め、さらに#11篠崎がドライブからバックシュートを決める。終盤連続失点する場面もあったが、67-58でENEOSを振り切って、レッドウェーブがセミファイナルGAME1を制した。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
シュートが入らない時間帯もありましたが、練習してきたディフェンスを選手たちが遂行するなど、ほぼゲームプランどおりに進めることができました。また第4Qに高さを生かされて失点する場面もありましたが、そこでも選手たちが粘り強く戦ってくれたことで、最後までリードすることができたと思います。出だしの5分はけっしてよい内容ではありませんでしたが、それ以外はレッドウェーブらしいバスケットができたと言えます。今シーズンはベンチメンバーの活躍が鍵になると考えてきましたが、今日は#22中村がいいスタッツを残してくれましたし、#3岡田も積極的に得点するなど、ベンチメンバーがよい仕事をしてくれました。明日はENEOSさんも切り替えてくるでしょう。今夜彼女たちがしてきたディフェンスへの対策をしっかりと施し、またプレータイムの多い選手もいますので、今日よりも12人多くベンチメンバーを多く使って、チーム全員で勝利をつかみ取りたいと思います。
中村 優花#22 PF
中村 優花
ENEOSは何が得意で、レッドウェーブの強みは何なのか? そのことにフォーカスしてこの1週間、準備をしてきました。流れのよくない時間帯もありましたが、私たちの持ち味であるディフェンスで流れをつかみ返したことが勝利に結びついたのだと思います。私自身は「何かをしよう」と考えすぎるとプレーが硬くなるので、リラックスをして、自分の感覚を信じてプレーしました。そうすることで自分が乗って、周りにもいい影響を与えられたらと思っていたのです。それが結果として数字にも表われたことはよかったです。ただENEOSはタイトルを何度も獲ったことのあるチームです。チームとして勝ち方も全員が知っています。明日は気持ちを出してくるでしょう。しかしそれに怯むことなく、明日もレッドウェーブの強みを40分間出し続けるだけです。私自身もプレータイムに関係なく、負けたくない気持ちと、コートに立てば自分のプレーを全面に出して、戦うだけです。