21-22 Wリーグ プレーオフ クォーターファイナル
トヨタ紡織戦

開催日時 2022年04月03日(日曜日) 13:00〜
試合場所 トッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川県平塚市)
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ富士通 レッドウェーブ202082371
トヨタ紡織 サンシャインラビッツトヨタ紡織 サンシャインラビッツ141724661
NO 選手名 PTS 2PM-A 3PM-A FTM-A F OFF DEF TOT AST STL BLK TO MIN
10 町田 瑠唯 7 2-4 1-4 0-0 1 0 5 5 11 3 0 4 36:02
11 篠崎 澪 17 5-8 2-3 1-2 1 0 2 2 2 0 0 1 32:12
25 内尾 聡菜 8 1-1 2-3 0-0 2 0 2 2 2 4 1 4 36:15
52 宮澤 夕貴 13 1-2 3-4 2-2 0 2 5 7 1 0 0 2 32:59
99 オコエ 桃仁花 16 1-4 4-8 2-4 2 0 6 6 1 1 4 1 29:08
3 岡田 英里 2 1-1 0-2 0-0 1 0 1 1 6 0 0 0 11:46
8 内野 智香英 3 0-0 1-3 0-0 0 0 1 1 0 0 0 0 07:01
14 田中 真美子 2 1-1 0-0 0-0 1 0 0 0 0 0 0 0 03:45
22 中村 優花 3 1-3 0-1 1-1 2 0 3 3 0 0 1 2 10:52
2 星田 美歩 00:00
9 赤木 里帆 00:00
12 奥 伊吹 00:00
17 山下 詩織 00:00
18 藤本 愛妃 00:00
23 渡邊 悠 00:00
77 栗林 未和 00:00
チームスコア 0 0-0 0-0 0 2 0 2 0 0 0 0 00:00
トータル 71 13-24 13-28 6-9 10 4 25 29 23 8 6 14 200:00
Report 試合レポート

第 1 クォーター
前日の勝利を受け、クォーターファイナルのトヨタ紡織サンシャインラビッツ戦に臨むレッドウェーブ。スタメンは#10町田、#11篠崎、#25内尾、#52宮澤、#99オコエ。立ち上がり、連続失点をしたレッドウェーブだったが、#11篠崎がジャンプシュートと、#10町田との速攻で連続得点をあげる。その#10町田も3ポイントシュートで続いて、リードを奪う。そこからは共に決め合う展開となるが、#99オコエの3ポイントシュートでレッドウェーブが抜け出すと、#8内野の3ポイントシュート、#22中村のバスケットカウントで少しずつリードを広げていく。その後もリーグ屈指のディフェンス力を発揮し、トヨタ紡織の得点を単発に抑え込む。終盤には#3岡田のルーズボールへの反応から#14田中が速攻を決め、20-14で第1Qを終える。
第 2 クォーター
第2Qも失点からスタートし、序盤で1ゴール差に迫られてしまうが、#11篠崎と#99オコエの3ポイントシュートで押し返す。中盤にはゾーンディフェンスを敷いて、相手の攻撃のリズムを狂わせると、#25内尾のスティールから#3岡田が速攻を決めて、リードを広げる。その後も#99オコエのフリースロー、#52宮澤の3ポイントシュートなどでリードを保ちながら、レッドウェーブのペースでゲームを進めていく。終盤、#10町田のアシストから#52宮澤が2本目の3ポイントシュートを沈め、ディフェンスも粘り強く守ったレッドウェーブが40-31とリードをして、前半を折り返す。
第 3 クォーター
第3Qはトヨタ紡織のペースで進む。レッドウェーブはなかなかオフェンスのリズムがつかめず、持ち味であるディフェンスでも苦戦し、立ち上がりから3連続失点で2点差にまで詰め寄られる。タイムアウトも功を奏さず、その後も3連続失点で逆転を許してしまう。中盤、レッドウェーブらしいボールムーブから#25内尾が3ポイントシュートを沈め、さらに#10町田の速攻で再逆転に成功する。しかしトヨタ紡織に傾いた流れを止めきれず、またも逆転を許してしまう。#25内尾の3ポイントシュートで同点に追いつくが、終盤に3連続失点で突き放され、48-55で第3Qを終える。
第 4 クォーター
逆転を狙うレッドウェーブは、#25内尾のフローターシュートで最終Qをスタートさせると、一度は失点したものの、そこから驚異の7連続得点。#99オコエの3ポイントシュートから始まり、#10町田のスティールからの速攻、#11篠崎のフリースロー、#52宮澤と#11篠崎の連続3ポイントシュート。トヨタ紡織のタイムアウト明けにも、固いチームディフェンスから#11篠崎が連続で速攻を決める。終盤、相手にフリースローを与える場面もあったが、それも単発に抑え、最後は#11篠崎のジャンプシュート、#99オコエの3ポイントシュートで勝負あり。71-61で勝利し、セミファイナル進出を決めた。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
今日はディフェンス勝負の、シーソーゲームになると思っていました。トヨタ紡織さんはレッドウェーブと同じくらいのディフェンスの質の高さを持っていて、我慢を必要とする時間があるだろうし、そこで我慢することがこのゲームを勝つためには大事でした。前半の最後にチームオフェンスが混乱し、修正を試みましたが、それがうまく噛み合わずに、第3Qにリードされてしまいました。それでも最後はレッドウェーブのディフェンスが相手のオフェンスを連続で止めることに成功し、また選手たちもうまく気持ちを切り替えてタイムリーなシュートを決めてくれました。セミファイナルはENEOSとの対戦になります。勝敗を分けるポイントはひとつではありません。守るべき選手はいますが、それ以上に大切なのはレッドウェーブのバスケットを遂行することです。そのうえで相手の何にフォーカスするかを考えて、セミファイナルを迎えたいと思います。
オコエ 桃仁花#99 PF
オコエ 桃仁花
チームミーティングで「今日はディフェンシブな戦いになる」と言われていました。その言葉どおり、トヨタ紡織さんのディフェンスは寄りが速く、なかなかペイントエリアにアタックができませんでした。それでもインサイドとアウトサイドのバランスがうまく取れて、いい流れを作れたことが結果につながったのだと思います。個人的にも今までで一番いいディフェンスができましたし、そこからいい流れを持ってこられたと思います。やはり相手もディフェンスのチームなので、私たちももっとハードにディフェンスしなければという意識が、いつも以上に強く働いたのだと思います。オフェンスでは簡単なミスもしてしまいましたが、セミファイナルではシュートの1本1本が大切になってきます。今日の結果に満足することなく、確率をさらに上げていきたいです。今週の勝利を自信にして、レッドウェーブらしいバスケットができるよう、いい準備をしてセミファイナルを迎えたいです。