Wリーグオータムカップ2023 in 奥州

開催日時 2023年09月08日(金曜日) 18:00〜
試合場所 奥州市総合体育館 Zアリーナ Bコート
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
トヨタ自動車 アンテロープス
トヨタ自動車
アンテロープス
22Q113
14Q217
16Q328
12Q417
64TOTAL75
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
2214161264
トヨタ自動車 アンテロープス
トヨタ自動車 アンテロープス
1317281775
No 選手名 PTS 2PM-A 3PM-A FTM-A F OFF DEF TOT AST STL BLK TO MIN
9 赤木 里帆 3 1-2 0-0 1-1 2 1 1 2 1 1 0 5 14:12
18 藤本 愛妃 8 3-5 0-2 2-3 2 0 7 7 3 0 0 2 31:23
25 内尾 聡菜 15 5-9 1-2 2-2 3 1 4 5 2 2 0 3 31:40
27 江良 萌香 10 2-2 2-6 0-0 3 1 2 3 2 1 0 2 26:14
52 宮澤 夕貴 7 3-6 0-5 1-3 1 1 4 5 2 0 0 3 21:54
8 ジョシュア ンフォンノボン テミトペ 13 4-6 0-0 5-6 3 4 3 7 0 1 1 5 18:55
12 奥 伊吹 0 0-0 0-0 0-0 0 0 0 0 0 0 0 0 01:00
13 安江 沙碧梨 4 2-3 0-3 0-0 2 0 2 2 3 1 0 2 19:30
22 中村 優花 2 1-3 0-0 0-0 2 0 1 1 0 1 0 1 14:26
45 伊森 可琳 2 1-1 0-3 0-0 1 2 2 4 0 0 0 0 20:46
10 町田 瑠唯 00:00
17 山下 詩織 00:00
PERCENTAGES 2P 3P FT FG
59.5% 14.3% 73.3% 43.1%
Report 試合レポート

【第1Q】
オータムカップ2023の第1日目はトヨタ自動車アンテロープスと対戦。スタメンは#9赤木、#18藤本、#25内尾、#27江良、#52宮澤。#52宮澤のバスケットカウントで先制すると、#25内尾、#27江良が立て続けにスティールからの速攻を決め、さらに#9赤木も速攻からのバスケットカウント、#13安江は連続得点を決めて、一気に17-3と突き放す。しかしトヨタ自動車にタイムアウトで流れを断ち切られると、ターンオーバーからの連続失点でリズムを失ってしまう。それでも終盤、相手のマッチアップミスを突いて、#18藤本がシュートを決めると、終盤には#52宮澤のフリースロー、#25内尾のドライブが決まって、22-13で第1Qを終える。
【第2Q】
第2Qは失点でスタートすると、#27江良が3ポイントシュートで返すものの、トヨタ自動車の組織的なオフェンスを守りきれず、3連続失点で4点差にまで詰め寄られる。しかしタイムアウトで立て直しを図ると、#22中村の1対1、#18藤本の速攻、#8テミトペのフリースローで押し返していく。終盤にも連続失点する場面はあったが、ここでも#8テミトペはフリースローを、#52宮澤は粘り強いボール争いからゴール下でのシュートがねじ込んで、リードを保っていく。さらに#8テミトペのリバウンドシュートも決まり、36-30で前半を折り返す。
【第3Q】
ハーフタイムで修正を施して、もう一度流れを引き寄せたいレッドウェーブだったが、立ち上がりからミスが続き、ファウルを重ねて、さらにはオフェンスでもリズムを作りきれずに開始3分半を0-10。逆転、ビハインドを背負ってしまう。ようやく#25内尾がスティールからの速攻で得点を動かすが、序盤のファウルトラブルが響いて、相手にフリースローで得点をつなげられてしまう。レッドウェーブも#27江良と#8テミトペのピック&ロールや、#27江良のジャンプシュート、粘り強くオフェンスリバウンドに絡んでいき、セカンドチャンスから#25内尾が3ポイントシュートを決めるが、なかなか追いつけない。最後は残り1秒で#27江良が3ポイントシュートを決めて、52-58で第3Qを終える。
【第4Q】
流れが悪いなかでも6点差であれば、逆転のチャンスはある。そう信じてスタートした第4Qだったが、ターンオーバーからの失点で始まる。それでも#25内尾のドライブ、#52宮澤のポストプレーで食らいつき、さらには#18藤本もバスケットカウントでチームに勢いをもたらす。だが、今日のレッドウェーブはもうひとつ波に乗り切れず、オフェンスではチャンスでのシュートを決めきれず、粘り強く守っていたディフェンスでも3連続失点をして、2桁差にも広げられてしまう。終盤には#8テミトペがポストプレーと、#13安江とのコンビプレーで連続得点をあげ、#45伊森も1対1をねじ込むが、トヨタ自動車をとらえることはできず、64-75で敗れた。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
残念なゲームでした。第1Qこそディフェンスから速い展開に持ち込むレッドウェーブらしいバスケットができていました。しかも3ポイントシュートなしでリードを広げることができたのですから、いいスタートダッシュだったと思います。ただ第2Qから速い展開が少なくなり、またオープンになった3ポイントシュートも決められないなど、少しずつ重たい展開になっていきました。それでも前半を終えて6点リードしていたのですから、まだよかったと言えます。この試合のターニングポイントは第3Qの出だしです。そこで攻守併せて6連続でミスを犯してしまったことが、今日の結果につながったのだと思います。1試合を通して24個のターンオーバーと、3ポイントシュートの成功率が14%。これでは厳しいと言わざるを得ません。明日はしっかりと立て直して、レッドウェーブらしいバスケットを展開したいと思います。
チームとしては、やはり第3Qの出だしで流れが悪くなったときに、全体的にコミュニケーションが希薄になり、さらに悪循環に陥ったように思います。それはコート上の5人だけでなく、ベンチにいた、私を含めた選手たちにも言えることです。また交代で入った選手がコミュニケーションを取って、流れを断ち切ることができればよかったのですが、それも適わず、良い流れを得ることができませんでした。個人的には、ディフェンス面においてはチームのルールを遂行できたと思いますし、1対1でやられないという点においては、チームメイトの力を借りながらですが、できたと思います。ただオフェンスは、特に後半の流れが悪くなったときに、積極的にシュートを打つという判断ができず、BTテーブスヘッドコーチからもその指摘を受けていました。明日以降、常に「空いたら打つ」という意識を持って、戦っていきたいと思います。