【セミクォーターファイナル】

開催日時 2023年04月01日(土曜日) 14:00〜
試合場所 新潟市東総合スポーツセンター(新潟県新潟市)
備考

【OT】SCORE
富士通レッドウェーブ    14
日立ハイテククーガーズ 5

Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
日立ハイテク クーガーズ
日立ハイテク
クーガーズ
21Q127
16Q212
24Q318
16Q420
91TOTAL82
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
2116241691
日立ハイテク クーガーズ
日立ハイテク クーガーズ
2712182082
No 選手名 PTS 2PM-A 3PM-A FTM-A F OFF DEF TOT AST STL BLK TO MIN
8 ジョシュア ンフォンノボン テミトペ 19 7-11 0-1 5-9 2 7 7 14 1 2 2 6 37:45
10 町田 瑠唯 24 9-18 2-4 0-0 2 1 9 10 14 3 0 2 42:31
14 田中 真美子 4 2-3 0-3 0-0 1 0 1 1 0 0 1 0 15:41
25 内尾 聡菜 10 3-4 1-1 1-2 1 3 7 10 1 1 0 1 39:50
27 江良 萌香 11 3-6 1-5 2-2 0 0 2 2 2 0 1 2 32:31
9 赤木 里帆 0 0-3 0-0 0-0 0 0 2 2 0 0 0 0 03:37
13 安江 沙碧梨 8 1-2 2-3 0-0 0 0 0 0 0 1 0 0 12:54
18 藤本 愛妃 0 0-0 0-0 0-0 0 0 0 0 0 0 0 1 01:10
22 中村 優花 2 1-1 0-2 0-0 1 2 0 2 0 1 0 1 06:20
45 伊森 可琳 0 0-0 0-0 0-0 0 0 0 0 0 0 0 0 03:37
52 宮澤 夕貴 13 4-8 1-2 2-4 1 0 1 1 1 1 0 0 29:04
3 岡田 英里 00:00
12 奥 伊吹 00:00
17 山下 詩織 00:00
チームスコア 0 0-0 0-0 0 2 2 4 0 0 0 0 00:00
トータル 91 30-56 7-21 10-17 8 15 31 46 19 9 4 13 225:00
PERCENTAGES 2P 3P FT FG
53.6% 33.3% 58.8% 48.1%
Report 試合レポート

【第1Q】
プレーオフ・セミクォーターファイナルは昨シーズンと同じ日立ハイテクとの対戦。レッドウェーブのスタメンは#8テミトペ、#10町田、#14田中、#25内尾、#27江良。日立ハイテクに先制を許すが、#10町田のノールックパスを#8テミトペが決めて、白熱するゲームが始まる。レッドウェーブはその後も#10町田のジャンプシュート、#8テミトペのバスケットカウントなどで得点を重ねていく。中盤、3ポイントシュートを含む4連続失点で日立ハイテクに抜け出されてしまうが、タイムアウト明けに#22中村の合わせや#10町田のドライブで反撃を開始。復帰した#52宮澤のゴール下でのシュートや、#14田中の連続ドライブで追い上げていく。最後は#10町田がドライブを決めて、21-27で第1Qを終える。
【第2Q】
第2Qはなかなか得点を上げることができず、ディフェンスで粘りながらも失点をして、序盤のリズムを渡してしまう。開始3分半で#8テミトペがフリースローを決めるが、リズムを掴むまでには至らない。それでも中盤、#27江良がドライブで得点を決めると、再びドライブをしてフリースローを得るなど、チームに勢いを与える。終盤には#10町田が自身のスティールからトランジションバスケットを展開し、#52宮澤のシュートを演出。相手のタイムアウト明けには#8テミトペのフリースロー、#25内尾のアシストから#10町田が3ポイントシュートを沈める。さらに#27江良と#52宮澤のスクリーンプレーが決まって、同点に追いつく。その後、連続失点をしてしまうが、残り0.8秒、#10町田が1対1を決めて、37-39で前半を折り返す。
【第3Q】
立ち上がりに#10町田のジャンプシュートで同点に追いつくと、相手に3ポイントシュートを決められても、#10町田から#8テミトペにつながる速攻でついていく。しかしそこから4連続失点し、リードを広げられてしまう。流れを断ち切ったのは#13安江。3ポイントシュートを決めると、連続失点のあとにもジャンプシュートを決めて、チームに活力を与える。すると、そこから5連続得点。#10町田の3ポイントシュート、#25内尾のバスケットカウント、#52宮澤の1対1、そして#10町田のスティールから#25内尾が力強く速攻を決めて、逆転に成功する。日立ハイテクのタイムアウト明けには#10町田から#8テミトペにつながる速攻も決まり、最後は、この勢いのきっかけを作った#13安江が3ポイントシュートを沈めて、61-57で第3Qを終える。
【第4Q】
立ち上がりから#10町田のジャンプシュート、#8テミトペのゴール下でのシュートが決まって、リードを広げる。そこで連続3ポイントシュートを決められるが、#8テミトペ、#25内尾の連続得点で跳ね返す。しかし再び連続失点。タイムアウト後にも失点し、同点に追いつかれてしまう。中盤、#10町田の1対1、#25内尾の3ポイントシュートによるバスケットカウントも決まるが、日立ハイテクの粘り強いプレーになかなか突き放すことができない。そして残り1分59秒で同点に追いつかれてしまう。#10町田がドライブを決めてレッドウェーブが抜け出すが、残り0.8秒からのスローインで同点のシュートを決められて77-77。オーバータイムに突入する。
【OT】
立ち上がり、相手のボールをスティールした#52宮澤がファウルを受け、フリースローを2本決めて、先行する。一度は追いつかれるが、#27江良が3ポイントシュートを決めて流れを引き寄せると、終盤の苦しい状況のなかで再び#27江良が、今度はユーロステップで相手をかわしてシュートを決める。勢いに乗ったレッドウェーブは#10町田もジャンプシュートで続く。3ポイントシュートを決められるが、エンドスローインからまたしても#27江良がシュートを決める。最後は#52宮澤が3ポイントシュートで締めくくって、91-82。レッドウェーブが明日のクォーターファイナル進出を決めた。

Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
まずは勝ててよかったです。プレーオフですからありうることとはいえ、オーバータイムに突入することは想像もしていませんでした。追いつかれてのオーバータイムですから、一般的にはコーチも選手も下を向きがちです。しかし選手たちがよく気持ちを切り替えてくれました。目の前の5分間にフォーカスして、オフェンス、ディフェンスともに頑張ってくれたことが勝利につながりました。スクリーンへのディフェンスやリバウンドのコントロールという点で徹底できなかったところはありますが、試合を通して、レッドウェーブらしい攻守の切り替えの速いバスケットができていました。#13安江も得意のプルアップジャンプシュートを決めるなど、積極的な気持ちで起用に応えてくれましたし、#10町田のトリプルダブルにも助けられました。明日のENEOS戦は2人の長身プレーヤーをどのように守るかがポイントです。またベンチメンバーの活躍も欠かせないので、チーム全員で勝ちにいきたいと思います。
課題であるリバウンドと、3ポイントシュートの精度を欠いたことで最後まで重たいゲームになってしまいました。しかしオーバータイムではチームディフェンスを遂行することで、オフェンスの流れもよくなりましたし、リバウンドも取りきれたことで勝利に繋がりました。個人的には最近うまくいっていなくて、今日もフィニッシュのところがよくありませんでした。しかし途中で入った#13安江がいい繋ぎをしてくれたので、私も次にコートに出たら積極的にプレーしようと考えていました。最後はみんなが作ってくれた流れに乗って、最後はシュートを決めきることができたのだと思っています。クォーターファイナルではよい状況判断をしながら、アシストだけでなく、得点も増やしていきたいと思います。また相手に長身の選手がいるので、私たちも積極的にリバウンドに絡みながら、レッドウェーブらしいトランジションバスケットを展開して、自分たちのリズムでプレーすることが大事になってくると思います。