第89回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会
2次ラウンド

開催日時 2022年12月04日(日曜日) 16:00〜
試合場所 トッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川会場)
ライブ配信 バスケットLIVE
チケット チケット情報
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ富士通 レッドウェーブ1415201766
筑波大学 女子バスケットボール部筑波大学 女子バスケットボール部146251156
No S 選手名 PTS 3P FG 2P FG FT F REBOUNDS TO AS ST BS MIN
M A M A M A OR DR TOT
3 岡田 英里 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
9 赤木 里帆 14 4 8 0 4 2 2 1 1 3 4 3 3 1 1 34:22
10 町田 瑠唯 8 2 4 1 3 0 2 2 3 10 13 3 6 2 0 34:17
12 奥 伊吹 3 1 3 0 1 0 0 0 0 3 3 0 0 0 0 08:59
14 田中 真美子 4 0 3 2 4 0 0 0 2 1 3 1 1 1 0 21:31
17 山下 詩織 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
18 藤本 愛妃 11 0 1 4 8 3 5 1 5 9 14 3 3 1 0 35:05
22 中村 優花 4 0 4 2 4 0 0 1 2 1 3 2 4 0 0 20:50
23 渡邊 悠 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
25 内尾 聡菜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
27 江良 萌香 10 2 6 2 3 0 0 3 0 3 3 2 5 2 0 29:16
52 宮澤 夕貴 12 2 8 3 6 0 0 0 2 3 5 3 0 1 0 15:40
HC / TEAM 0 0 0 0 0 0 2 1 3 0
合計 66 11 37 14 33 5 9 8 17 34 51 17 22 8 1 200:00
29.7% 42.4% 55.6%
Report 試合レポート

【第1Q】
皇后杯・セカンドラウンドで筑波大学と対戦したレッドウェーブ。スタメンは#10町田、#14田中、#18藤本、#27江良、#52宮澤。3ポイントシュートで先制点を決められてしまうが、すぐに#52宮澤が3ポイントシュートを決め返す。その後も学生ならではの思い切りのよさに失点を重ねるが、レッドウェーブも落ち着いて応戦。#27江良のリバウンドから#18藤本がシュートを決めると、#18藤本はバスケットカウントも決めて、リードする。中盤、乗りきれない流れを変えようとタイムアウトで修正を加えると、#52宮澤と#12奥が続けて3ポイントシュートを沈める。しかし最後も失点で14-14とされ、第1Qを終える。
【第2Q】
立ち上がりに#18藤本がフリースローを2本とも沈めるが、そこから約3分、両チームともに得点が止まってしまう。レッドウェーブはチャンスを作りながら、なかなかシュートを決めきることができない。それでも#10町田と#52宮澤のコンビプレー、#10町田から#14田中へと繋ぐ速攻が決まり、レッドウェーブが抜け出す。その後は得点の伸びていかないレッドウェーブだったが、終盤#10町田が3ポイントシュートを沈めると、#9赤木のスティールから#52宮澤がシュートを決めて、リードを広げる。さらに#10町田が奪ったボールを#52宮澤が速攻でスコアする。最後は#10町田がシュートを決めて、29-20で前半を折り返す。
【第3Q】
#27江良のドライブ、#18藤本のリバウンドから#10町田が3ポイントシュートを沈めて、リードを広げるレッドウェーブ。その後も#27江良のドライブ、#9赤木と#18藤本のコンビプレーなどで得点を積み上げていく。しかし中盤、筑波大学に連続3ポイントシュートを決められると、#18藤本のリバウンドシュートを挟んで、4連続失点で1点差に詰め寄られてしまう。悪い流れを断ち切ったのは#9赤木の3ポイントシュート。それで息を吹き返すと、#27江良も3ポイントシュートで続き、最後はまたも#9赤木が3ポイントシュートを沈めて、49-45で第3Qを終える。
【第4Q】
最終Qの立ち上がりに存在感を見せたのは#22中村。オフェンスリバウンドからシュートをねじ込むと、続けざまにシュートを決め、さらには#27江良のパスを、#9赤木の3ポイントシュートに繋げるアシストも決める。しかしタイムアウトで流れを断ち切られると、3連続失点で、またも4点差に詰め寄られてしまう。レッドウェーブもタイムアウトを取って、#27江良が3ポイントシュートを引き出す。しかしまたも連続失点で3点差に詰め寄られると、今度は#9赤木が、この日4本目となる3ポイントシュートを決めて、勝利を手繰り寄せる。#9赤木は終盤にもフリースローをきっちり沈め、最後は#14田中がドライブを決めて66-56。苦戦しながらも、レッドウェーブが皇后杯・ファイナルラウンド進出を決めた。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
勝つことはできましたが、反省点の多いゲームになりました。出だしから中途半端なプレーが多く、第2Qでディフェンスがよくなったと思うと、第3Qにはトランジションディフェンスが悪くなってしまいました。第3Qの25失点は多すぎです。またオフェンスもボールムーブはよかったのですが、隣の選手に任せすぎで、スクリーンを使ったペイントアタックが少なく、それをやったと思ったら、ボールを繋ぐ選手がいたり、いなかったり……選手たちに伝えたのは「責任」です。#9赤木がベンチからよい仕事をしてくれたことはプラス材料ですが、やはり全員で、責任を持ってプレーしなければいけません。来週末はWリーグの試合があり、その週が明けた早々には皇后杯・ファイナルラウンドが始まります。練習のボリュームをコントロールしながら、これまで以上にスカウティングを綿密に行いたいと思います。短い時間の練習でも質を高められるよう、鋭いフォーカスをして、来週以降のゲームに臨みたいと思います。
チームとしても、私個人としても、もっとやれることがあるはずなのに、うまくできなかったのが今日のゲームだったと思います。もちろん大学生というカテゴリーの違い、戦い方の違いがあり、Wリーグとは異なる感覚に苦しめられたところはあります。対策はしてきましたが、実際のゲームのなかでプレーしながらアジャストしていくことは、なかなか難しいものです。それでも私たちがやるべきことは変わらないので、これをきっかけに来週末のWリーグ、その後の皇后杯・ファイナルラウンドに向けて、質の高いバスケットを準備していきたいです。個人的にも自分のすべきことが果たせているかと言えば、まだまだ物足りなく、もっと安定したプレーをして、ルイさん(#10町田)やアースさん(#52宮澤)の負担を軽減させることで、彼女たちの良さがより出せられたらと思っています。チームとしても、個人としても、しっかりレベルアップをして、早くまた全員でレッドウェーブのバスケットをしたいです。