22-23 Wリーグ レギュラーシーズン
日立ハイテク 第1戦

開催日時 2022年12月10日(土曜日) 13:00〜
試合場所 旭川市リアルター夢りんご体育館 (北海道旭川市)
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ富士通 レッドウェーブ1719211572
日立ハイテク クーガーズ日立ハイテク クーガーズ149192668
No 選手名 PTS 2PM-A 3PM-A FTM-A F OFF DEF TOT AST STL BLK TO MIN
10 町田 瑠唯 10 4-6 0-5 2-3 1 2 7 9 8 3 0 5 35:14
18 藤本 愛妃 18 8-12 0-5 2-3 0 6 3 9 3 1 1 0 34:09
22 中村 優花 7 2-4 1-5 0-0 1 3 6 9 0 1 0 2 27:04
25 内尾 聡菜 8 1-3 2-5 0-0 3 2 0 2 1 0 0 2 17:54
27 江良 萌香 14 1-2 4-7 0-0 2 0 1 1 3 4 0 1 33:06
3 岡田 英里 3 0-2 1-3 0-0 2 0 0 0 0 0 0 2 12:59
9 赤木 里帆 2 1-4 0-3 0-0 0 1 2 3 1 2 0 0 19:33
14 田中 真美子 10 2-4 2-4 0-0 2 1 4 5 0 0 1 0 20:01
12 奥 伊吹 00:00
17 山下 詩織 00:00
23 渡邊 悠 00:00
チームスコア 0 0-0 0-0 0 0 4 4 0 0 0 0 00:00
トータル 72 19-37 10-37 4-6 11 15 27 42 16 11 2 12 200:00
PERCENTAGES 2P 3P FT FG
51.4% 27.0% 66.7% 39.2%
Report 試合レポート

【第1Q】
Wリーグの7戦目。旭川でのゲームは日立ハイテククーガーズと対戦。スタメンは#10町田、#18藤本、#22中村、#25内尾、#27江良。立ち上がり、どちらも得点できないポゼッションが続くが、レッドウェーブは#27江良がジャンプシュートを決めると、#25内尾も1対1で続き、さらに3ポイントシュートも沈める。しかし日立ハイテクにも粘り強く返され、抜け出せないでいると、自分たちのタイムアウト明けに#14田中がドライブを決め、#18藤本も#10町田のドライブに合わせるなど、少しずつ自分たちのペースを掴んでいく。終盤、#18藤本がジャンプシュートを、#9赤木が速攻をそれぞれ決めると、最後は#10町田が速攻を決めて、17-14で第1Qを終える。
【第2Q】
立ち上がり、#27江良の3ポイントシュート、#10町田のジャンプシュートでレッドウェーブが流れを掴み、ディフェンスでは日立ハイテクの得点を3分間、ゼロに抑える。中盤には#10町田と#22中村のピック&ロールや、相手の裏を突く動きから#27江良の3ポイントシュートが決まり、さらに#10町田もスクリーンを利用したジャンプシュートを沈めて、相手にタイムアウトを取らせる。その後も固いディフェンスで相手にリズムを掴ませず、オフェンスでは#10町田がドライブからフリースローを得たり、ノールックで#18藤本にアシストをするなど得点を重ねていく。終盤には、ケガから復帰した#3岡田が3ポイントシュートを決めて、36-23で前半を折り返す。
【第3Q】
失点からスタートした後半の立ち上がりだったが、#18藤本のオフェンスリバウンドから#25内尾が3ポイントシュートを決めると、#18藤本のジャンプシュート、#27江良の3ポイントシュートと3連続得点でリードを広げる。その後2つのフリースローで失点するが、#18藤本のバスケットカウントや、レッドウェーブらしいボールムーブから#22中村が3ポイントシュートを決めるなど、日立ハイテクを突き放しにかかる。しかしそこから速攻と2本の3ポイントシュート、バスケットカウントなどを決められてしまう。その嫌な流れを断ち切ったのは#14田中。2本の3ポイントシュートを決めて、57-42で第3Qを終える。
【第4Q】
最終Qの立ち上がりはレッドウェーブのペース。#10町田を起点に、#27江良の3ポイントシュート、#18藤本の合わせが決まる。さらに#18藤本のドライブと、#14田中の合わせなどでリードを22点にまで広げる。しかし日立ハイテクがタイムアウトを取ると流れが一変。3ポイントシュートと2つのフリースロー、そしてリバウンドシュートを決められ、一気に点差を詰められてしまう。#10町田がバスケットカウントでその流れを断ち切ろうとするが、大きな変化は生まれず、またタイムアウトも功を奏さない。相手のフルコートプレッシャーディフェンスに対してミスが続き、またオフェンスでもリズムを掴みきれず、逆に3ポイントシュートを含めた連続失点で点差をさらに縮められる。それまでのリードを生かして72-68で勝利したが、最後に反省を残したゲームとなった。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
35分間はレッドウェーブらしいバスケットができました。ディフェンスは効果的で、相手のビッグマンを苦しめることができていましたし、オフェンスも相手のゾーンディフェンスに対して、たくさんのチャンスを作ることができていました。後半に入っても、いろんな選手を起用しながら、ディフェンスからオフェンスへとつなげるレッドウェーブのバスケットはできていたと思います。レッドウェーブのビッグマンもうまくローテーションをして、機能していたと思います。しかし残り5分のバスケットは反省しなければなりません。相手のフルコートプレッシャーディフェンスに対してミスが続き、そのミスが緊張を生んで、攻守における負の連鎖がどんどん広がっていきました。それまでしっかり守れていた選手にも3ポイントシュートを立て続けに決められたところは、修正しなければなりません。明日は、今日35分間できたことを40分間遂行するだけです。もちろん3ポイントシュートの確率を上げるなど、細かい修正ポイントはありますが、最後まで冷静に、丁寧にレッドウェーブのバスケットをしたいと思います。
最後の5分まではチームとしてやりたいことができていたと思います。失点をしたくないところをしっかりと守れていましたし、ディフェンスからよいオフェンスにつなげられていたと思います。ただラスト5分、相手が前からプレッシャーをかけてきたときにミスが続いてしまい、結果として勝つことはできましたが、いわば「逃げ勝ち」みたいな感じがしてスッキリしません。明日も相手はフルコートでプレッシャーをかけてくる時間帯があると思います。そのときにフェイントを使って相手をいなしたり、またボール運びをガード陣に任せっぱなしにするのではなく、私たちセンター陣もボールをつなぎたいと思います。個人的には、今週のゲームに向けて練習してきた3ポイントシュートがまったく決まらず、悔いが残ります。ただ、これまでの私だったらそのまま気持ちが落ちていくところを、今日はうまく切り替えて、他のプレーで少しはチームに貢献できたので、そこは反省の多い中での収穫です。明日は3ポイントシュートをきっちりと沈められれば、相手はもっと守りづらくなると思うので、練習の成果をしっかりと発揮したいです。