22-23 Wリーグ レギュラーシーズン
ENEOS 第2戦

開催日時 2022年10月30日(日曜日) 15:00〜
試合場所 カルッツかわさき (神奈川県川崎市)
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
ENEOSサンフラワーズ
ENEOS
サンフラワーズ
8Q123
17Q211
11Q312
27Q413
63TOTAL59
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
817112763
ENEOSサンフラワーズ
ENEOSサンフラワーズ
2311121359
No 選手名 PTS 2PM-A 3PM-A FTM-A F OFF DEF TOT AST STL BLK TO MIN
10 町田 瑠唯 16 6-11 1-6 1-1 0 1 5 6 5 4 0 5 34:49
18 藤本 愛妃 3 1-8 0-3 1-2 1 5 5 10 0 0 0 2 30:23
25 内尾 聡菜 17 2-5 4-8 1-1 3 5 2 7 0 2 0 1 32:47
27 江良 萌香 0 0-2 0-6 0-0 1 1 1 2 0 1 0 1 21:13
52 宮澤 夕貴 15 5-11 1-1 2-4 0 4 4 8 1 1 0 0 37:24
9 赤木 里帆 12 3-8 2-3 0-0 2 4 1 5 4 1 0 3 27:25
14 田中 真美子 0 0-0 0-0 0-0 1 0 1 1 0 0 0 1 12:13
23 渡邊 悠 0 0-0 0-0 0-0 2 0 0 0 0 0 0 1 03:46
3 岡田 英里 00:00
12 奥 伊吹 00:00
17 山下 詩織 00:00
22 中村 優花 00:00
チームスコア 0 0-0 0-0 0 2 2 4 0 0 0 5 00:00
トータル 63 17-45 8-27 5-8 10 22 21 43 10 9 0 19 200:00
PERCENTAGES 2P 3P FT FG
37.8% 29.6% 62.5% 34.7%
Report 試合レポート

【第1Q】
開幕3連勝中のレッドウェーブがENEOSサンフラワーズとのGAME2に臨む。スタメンは#10町田、#18藤本、#25内尾、#27江良、#52宮澤。立ち上がりから劣勢に立たされたレッドウェーブ。#52宮澤のジャンプシュート、#10町田のドライブで粘り強くついていくが、前日の敗戦を経て、前掛かりに攻めてくるENEOSの勢いを止めきれない。タイムアウトで立て直しを図るが、失点を止めることができない。中盤に#52宮澤が1対1を決めるが、そこから残り5分弱は無得点。その間にも相手の高さと3ポイントシュートでリードを広げられ、第1Qを8-23で終える。
【第2Q】
反撃に出たいレッドウェーブは#9赤木の1対1でスタートするが、ミスから相手に3ポイントシュートを決められるなど、リズムをつかめない。それでも#10町田のスティールから、最後は#10町田自身がドライブでバスケットカウントを決めると、少しずつ流れが傾き始める。#52宮澤のアシストから#10町田のバックシュート、スローインから#52宮澤がシュートをねじ込むなど、点差を縮めていく。しかし、さらに点差を詰められる場面でミスをして、そこから失点するなど、自らを苦しめる展開になる。それでも終盤、#25内尾が3ポイントシュートを沈め、さらに1対1からバスケットカウントも決めて、点差を縮める。最後は残り3秒で相手に3ポイントシュートを決められて、25-34で前半を折り返す。
【第3Q】
ENEOSの3ポイントシュートで後半がスタートし、レッドウェーブも#25内尾が3ポイントシュートで返すが、そこからもうひとつ波に乗りきれない。3ポイントシュートが決まらず、逆に相手のガード陣に失点してリードを広げられる。中盤には#10町田と#52宮澤が、それぞれ1対1を決めるが、流れを変える大きなきっかけにはならない。タイムアウトも奏功せず、#9赤木のリバウンドシュート、#52宮澤のジャンプシュートが単発で決まるだけ。しかし残り5分22秒の失点からこのQが終わるまでを失点ゼロに抑え、悪い流れながらも36-46で第3Qを終える。
【第4Q】
10点差を追いかけるレッドウェーブは#9赤木の3ポイントシュートで最終Qをスタートさせると、#9赤木のジャンプシュートを挟んで、#52宮澤が#10町田のアシストから3ポイントシュートを沈めて、6点差に。ENEOSのタイムアウト明けには高さで失点をするが、#9赤木が3ポイントシュートで対抗し、5点差。3ポイントシュートを決め返されると、今度は#10町田がドライブを決め、相手のリバウンドシュートには#25内尾のシュートで対抗する。中盤、ENEOSにリバウンドシュートを押し込まれ、その後のチャンスではシュートをミスしてしまう。しかし#25内尾の3ポイントシュートで再び5点差にすると、#10町田の3ポイントシュートとジャンプシュートで同点に追い付く。ENEOSのタイムアウト明けにはスティールから#9赤木がつないで、最後は#25内尾の3ポイントシュートで逆転に成功。最後も#25内尾のスティールで相手に攻撃の機会を与えず、フリースローで加点したレッドウェーブが63-59で逆転勝利をあげた。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
ENEOSは優勝経験のある選手も多く、今日のゲームは激しいディフェンスをしてくることは予想できていました。それに対してオフェンスの動きそのものは悪くなかったのですが、アグレッシブさに欠けていて、それがミスに繋がったように思います。3ポイントシュートも、前半はチャンスがありながら、どこか遠慮しているようでした。ただ第4Qの途中からオフェンスを変えたことで流れも変わったように思います。終盤、#25内尾、#10町田、#52宮澤、#9赤木が大事なシュートをよく決めてくれました。また試合を通して、ディフェンスはよく、悪い流れの前半でさえ34失点だったことが、最後の逆転につながったのでしょう。苦しいゲームでしたが、勝ちきることが一番大事です。特に優勝経験のあるチームに連勝したことは今後の自信に繋がります。来週は山梨とのゲームですが、彼女たちはチャレンジャーの気持ちを強く持っていて、高い位置からディフェンスを敷いてくるでしょう。けっして簡単なゲームにはならないと思いますが、レッドウェーブらしく、ディフェンスから自分たちの強みを出して、戦いたいと思います。
昨日の試合を受けて、第2戦のENEOSは気持ちを切り替えて向かってくるから、油断しないようにしようと話していました。しかしそれがうまく表現できず、立ち上がりからレッドウェーブらしいバスケットが出せていませんでした。私自身もシュートを狙えず、ディフェンスでの我慢が続き、苦しい時間帯が多かったです。それでも勝てたのは相手の攻撃の軸をチームで守りきれたことです。アース(#52宮澤)さんが試合中に終始声を掛け続けてくれて、みんなも最後まで気持ちが途切れることはありませんでした。終盤の自分のオフェンスは、もうやるしかないという気持ちでした。オフェンスでボールがうまく回らなくなったとき、マークの厳しいアースさんに頼ってしまっていて、最後はそれではいけないと思いましたし、テーブスヘッドコーチからも攻めるように言われたんです。そこで気持ちをうまく切り替えられたことが終盤の得点に繋がったのだと思います。来週の相手である山梨はアウトサイドから積極的に攻めてくる印象があります。まずは1対1でしっかり抑えて、みんなで積極的にシュートを狙っていきたいと思います