22-23 Wリーグ レギュラーシーズン
東京羽田 第1戦

開催日時 2022年10月21日(金曜日) 19:00〜
試合場所 大田区総合体育館 (東京都大田区)
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
東京羽田ヴィッキーズ東京羽田ヴィッキーズ3017111573
富士通 レッドウェーブ富士通 レッドウェーブ1814232277

富士通 レッドウェーブ

No 選手名 PTS 2PM-A 3PM-A FTM-A F OFF DEF TOT AST STL BLK TO MIN
10 町田 瑠唯 12 4-5 1-3 1-2 1 1 1 2 6 2 1 4 34:07
18 藤本 愛妃 2 1-5 0-1 0-0 2 0 5 5 1 0 1 1 23:48
25 内尾 聡菜 4 2-6 0-3 0-0 3 2 5 7 2 3 0 2 31:26
27 江良 萌香 24 2-3 6-10 2-2 3 2 1 3 2 2 1 4 37:14
52 宮澤 夕貴 25 8-12 2-4 3-3 2 5 3 8 0 1 1 4 28:44
3 岡田 英里 2 0-1 0-8 2-2 2 0 1 1 2 1 0 1 14:22
9 赤木 里帆 2 1-1 0-1 0-0 0 0 0 0 1 0 0 0 05:17
14 田中 真美子 6 1-3 0-4 4-6 0 2 1 3 0 2 2 0 25:02
12 奥 伊吹 00:00
17 山下 詩織 00:00
22 中村 優花 00:00
23 渡邊 悠 00:00
チームスコア 0 0-0 0-0 0 4 5 9 0 0 0 0 00:00
トータル 77 19-36 9-34 12-15 13 16 22 38 14 11 6 16 200:00
PERCENTAGES 2P 3P FT FG
52.8% 26.5% 80.0% 40.0%
Report 試合レポート

【第1Q】
2022-2023シーズンの開幕戦は、昨シーズンと同じ東京羽田ヴィッキーズとの対戦。レッドウェーブのスタメンは#10町田、#18藤本、#25内尾、#27江良、#52宮澤。立ち上がり、#18藤本の1対1、#52宮澤の速攻、#10町田の3ポイントシュートを含む連続得点で流れをつかむ。ディフェンスも東京羽田の粘り強い攻撃に失点はするものの、大きな流れは作らせない。中盤には#25内尾のオフェンスリバウンドで得たチャンスに#27江良がドライブでスコアし、さらに#14田中もレイアップシュートを決めて、リードを広げる。しかし#10町田のフリースロー以降、6連続失点をしてしまい、一気に逆転されてしまう。得点も伸びず、逆に東京羽田に連続で3ポイントシュートを決められて、18-30で第1Qを終える。
【第2Q】
第1Qの流れの悪さのまま、第2Qも失点からスタート。#27江良が2本の3ポイントシュートを決めるが、単発でチームとしてのリズムを作れない。パスミスやファウルも重なり、またせっかくのチャンスもシュートミスで得点に結びつけられない。それでもディフェンスの戦術を変更したことで、相手の3ポイントシュートのリズムを消し、失点のペースも少しずつ落ちていく。終盤には#9赤木のアシストから#27江良が3ポイントシュートを沈め、さらに#10町田のドライブ、#9赤木のジャンプシュートなどで粘り強くついていく。それでも点差を縮めることはできず、32-47で前半を折り返す。
【第3Q】
追い上げたいレッドウェーブは好調の#27江良がドライブを決めて、後半の得点を動かすと、前半は調子の上がらなかった#52宮澤がオフェンスリバウンドからシュートをねじ込む。さらに#27江良の3ポイントシュートで東京羽田にタイムアウトを取らせる。その後、連続失点をしてしまうが、ギアの上がったディフェンスでペースを握ると、#52宮澤はペイントアタックから、#27江良は3ポイントシュートで逆転への流れを呼び込む。呼応するかのように#25内尾はスティールから速攻を決め、#14田中もフリースローをしっかり沈めて、このQだけで見れば23-11、全体を通しても55-58。3点差にまで詰め寄って第3Qを終える。
【第4Q】
最終Qは連続失点から入り、BTテーブスヘッドコーチがすぐにタイムアウトで修正に入る。すると#52宮澤が今シーズン最初の3ポイントシュートを沈め、さらにオフェンスリバウンドからのシュート、コーナーからのドライブ、そして再び3ポイントシュートと4連続得点を決めて、逆転に成功する。直後のオフェンスでミスを犯してしまうが、#25内尾がそのボールを奪い返して速攻を決めて、リードを広げる。その後は粘り強いディフェンスで東京羽田の反撃を最小限に抑え、オフェンスではペイントエリア内でのアタックでリズムをつかんだ宮澤が、バスケットカウントを含む3連続得点をするなど、77-73で東京羽田を振りきって、開幕戦を勝利で飾った。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
前半はあまりにもレッドウェーブらしくない戦いをしてしまいました。我々はディフェンスが持ち味のチームで、今日のゲームプランも相手の3ポイントシュートを抑えることを掲げていたにも関わらず、3ポイントシュートでの失点が多すぎました。第2Q以降は、ディフェンスを修正し、さらに後半はプレッシャーを強めるなど、レッドウェーブらしさを出せたと思います。#52宮澤は前半こそ彼女らしさが出せていませんでした。しかし後半は彼女がチームオフェンスから得点を取ってくれたことで、勝利への推進力になりました。#10町田のWNBA参戦や、#52宮澤のワールドカップ出場など、チーム全員でおこなう練習が多くなかったのは事実ですが、同じ状況のチームは他にもあるので、言い訳にはできません。今は勝ちながら学んでいくことが大切です。また抜けた選手の穴も大きく、若手のステップアップが不可欠ですが、ディフェンスに関しては昨シーズンと変わらない質を保てると思います。明日は第1Qからいいディフェンスをして、今日はあまりよくなかったリバウンドを制して、40分間、レッドウェーブらしいバスケットをしたいと思います。
前半は相手の3ポイントシュートを抑えられず、同じようなやられ方ばかりをしていました。ディフェンスのチームである私たちがしてはいけないことでした。後半はディフェンスを変えたことで相手の3ポイントシュートを抑えることができ、またプレッシャーディフェンスからミスを誘うことができました。ただオフェンスリバウンドを取られたところは今後に向けた大きな課題です。個人的には立ち上がりからシュートを打っていこうと考えていましたが、なかなかオフェンスに参加できない時間帯が続きました。後半はペイントエリア内を攻めるようにしたことが、得点につながったのだと思います。それでも3ポイントシュートが私の仕事ですし、それをやりきらないとダメだと考えていたので、第4Qに決めることができて、ファンのみなさんにも「待たせてすみません」という感覚です。ゲームを重ねていきながら、チームとしても、私自身としても、その精度を上げていきたいです。明日も3ポイントシュートで相手を乗せないよう、ディフェンスからオフェンスに繋げていきたいです。そのためにはリバウンドがカギになると思うので、私もしっかりと絡んでいきたいと思います。