第90回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会
2次ラウンド (TW1)

開催日時 2023年11月25日(土曜日) 17:00〜
試合場所 トッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川会場)
ライブ配信 バスケットLIVE
JBA公式Youtube
チケット チケットぴあ
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ富士通 レッドウェーブ2523181783
拓殖大学拓殖大学1021161663
No S 選手名 PTS 3P FG 2P FG FT F REBOUNDS TO AS ST BS MIN
M A M A M A OR DR TOT
7 林 咲希 12 2 9 2 2 2 2 1 0 3 3 2 4 1 0 23:47
8 ジョシュア ンフォノボテミトペ 17 0 0 8 9 1 1 0 0 6 6 0 0 1 0 25:54
9 赤木 里帆 2 0 1 0 3 2 3 0 0 0 0 0 2 2 0 15:37
10 町田 瑠唯 4 0 0 2 2 0 0 1 2 3 5 2 14 0 0 24:23
12 奥 伊吹 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
13 安江 沙碧梨 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 02:10
17 山下 詩織 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
18 藤本 愛妃 3 0 0 0 1 3 6 3 1 2 3 4 2 1 0 10:29
22 中村 優花 5 0 1 2 2 1 2 1 0 4 4 1 0 1 0 19:20
25 内尾 聡菜 15 2 3 3 6 3 3 0 1 3 4 3 2 4 1 21:50
27 江良 萌香 4 0 3 1 3 2 2 1 0 3 3 2 1 0 0 15:44
45 伊森 可琳 9 0 2 3 3 3 3 2 2 0 2 2 2 0 0 16:29
52 宮澤 夕貴 12 2 3 3 5 0 0 2 1 1 2 0 2 1 1 24:17
HC / TEAM 0 0 0 0 0 0 2 7 9 2
合計 83 6 23 24 36 17 22 11 9 32 41 18 29 11 2 200:00
Report 試合レポート

【第1Q】
皇后杯セカンドラウンド・3回戦、拓殖大学と対戦したレッドウェーブのスタメンは#7林、#8テミトペ、#10町田、#25内尾、#52宮澤。先制を許したレッドウェーブだったが、#10町田のジャンプシュート、#8テミトペのダイブからのプレーで逆転すると、#25内尾の速攻や#52宮澤の3ポイントシュートなどでリードを広げていく。さらに#7林の速攻が決まったところで拓殖大学がタイムアウト。それでも流れを渡すことなく攻め続けていく。終盤、ターンオーバーが目立ち始めるが、#9赤木や#18藤本のフリースローなどが決まって、25-10で第1Qを終える。
【第2Q】
立ち上がりからレッドウェーブが猛攻を仕掛ける。#8テミトペのゴール下のシュートから始まり、#10町田の速攻、#52宮澤のドライブ、#7林から#8テミトペにつなぐ速攻でリードを広げていく。失点する場面もあったが、#45伊森と#22中村の連続得点で押し返していく。中盤、#45伊森が3ポイントシュートでもらった3本のフリースローをすべて決めて26点差に。しかし、そこから5連続失点した約3分間、得点が止まってしまう。終盤、#25内尾が3本のフリースローをすべて決めると、#7林も3ポイントシュートで続く。失点しながらも、最後は#52宮澤がリバウンドシュートを押し込み、48-31で前半を折り返す。
【第3Q】
相手の思いきりのよさがさらに増し、連続失点でスタート。しかし#10町田が#8テミトペの得点をアシストすると、#7林の3ポイントシュート、#7林から#52宮澤につなぐ速攻、#25内尾のワンマン速攻と、レッドウェーブらしいバスケットで突き放していく。中盤には#25内尾がコーナーから3ポイントシュートを沈めるが、そこから思うように得点が伸びていかない。それでも#10町田と#8テミトペのコンビネーションや、#45伊森のドライブで得点を重ね、#22中村もルーズボールからのシュートを決める。最後はブザービーターを決められるが、66-47で第3Qを終えて、最終Qへ。
【第4Q】
最終Qは#18藤本のフリースローで始まる。しかしお互いの得点が伸びていかない。中盤、積極的な拓殖大学のディフェンスをかいくぐるパスワークから#8テミトペがゴール下のシュートを押し込むと、#10町田から#7林につながる速攻も決まり、拓殖大学にタイムアウトを取らせる。その後も#52宮澤の3ポイントシュートや、#27江良のドライブからのバックシュートが決まり、少しでも点差を縮めようとする拓殖大学の勢いを止めていく。終盤に入り、いつくかの失点をしながら、#27江良や#22中村のフリースローで得点をつないでいき、ディフェンスでは相手の波を作らせない。最後は#45伊森がリバウンドシュートを決めて83-63。明日のゲームへとつなげた。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
結果として20点差で勝つことができましたが、選手を含めて、誰一人、今夜の内容には満足していません。特に大学生の思いきりのよいマンツーマンプレスに圧倒され、雑なプレー、不用意なターンオーバーが目立ったところは大きな反省です。また相手のビッグマンに対する失点も多く、ディフェンスでも課題は残ります。さらに挙げれば、流れが悪くなったときの切り替えがまだまだ遅いです。ただし、それらはチームとして成長できるところでもあります。しっかり改善していきます。もちろん時間帯によっては、チームの連携を含めて、よいプレーは随所にありました。特にスタメンは、その強さをしっかりと見せてくれたと思います。明日は秋田銀行とのゲームになります。今日よりも波のないプレーを高いレベルで遂行して、しっかり勝ちにいきます。
勝つことはできましたが、課題の残るゲームになりました。相手のプレスディフェンスに対して、どのように攻めるかが曖昧になり、ミスが続いて、大きな流れを作れませんでした。またベンチメンバーのパフォーマンスの質が、スタメンのそれと比べて落ちたところも、波に乗りきれなかった原因だと思います。それでも相手の積極的なバスケットに対して、落ち着いた対応を見せられて、この点差になりました。私自身も、落ち着いてプレーしようと意識してコートに入り、それはうまくできたと思います。明日は誰が出ても、40分間、いいパフォーマンスを発揮するだけです。レッドウェーブらしいバスケットを40分間できれば、相手はどこであれ、圧倒できると思います。私も今日のプレーを継続しながら、もっとフェースアップをして、積極的にシュートを狙っていきたいと思います。