22-23 Wリーグ レギュラーシーズン
ENEOS 第1戦

開催日時 2022年10月29日(土曜日) 15:00〜
試合場所 カルッツかわさき (神奈川県川崎市)
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
ENEOSサンフラワーズ
ENEOS
サンフラワーズ
32Q115
14Q218
16Q316
29Q45
91TOTAL54
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
3214162991
ENEOSサンフラワーズ
ENEOSサンフラワーズ
151816554
No 選手名 PTS 2PM-A 3PM-A FTM-A F OFF DEF TOT AST STL BLK TO MIN
10 町田 瑠唯 17 4-8 3-5 0-0 3 0 5 5 10 2 0 2 32:41
18 藤本 愛妃 20 7-10 2-2 0-0 2 1 6 7 1 2 1 1 29:20
25 内尾 聡菜 5 1-3 1-5 0-0 2 0 2 2 1 1 0 1 29:55
27 江良 萌香 5 1-4 1-4 0-0 1 0 1 1 3 3 0 4 28:32
52 宮澤 夕貴 21 6-8 3-7 0-0 1 3 6 9 3 3 1 0 32:53
9 赤木 里帆 15 5-7 1-4 2-2 3 0 2 2 2 2 0 1 23:45
12 奥 伊吹 3 0-0 1-1 0-0 0 0 0 0 0 0 0 0 00:30
14 田中 真美子 5 0-0 1-2 2-2 2 2 4 6 2 1 2 0 17:17
23 渡邊 悠 0 0-0 0-0 0-0 0 0 0 0 0 0 0 1 05:07
3 岡田 英里 00:00
17 山下 詩織 00:00
22 中村 優花 00:00
チームスコア 0 0-0 0-0 0 1 2 3 0 0 0 0 00:00
トータル 91 24-40 13-30 4-4 14 7 28 35 22 14 4 10 200:00
PERCENTAGES 2P 3P FT FG
60.0% 43.3% 100.0% 52.9%
Report 試合レポート

【第1Q】
カルッツかわさきでおこなわれたENEOSサンフラワーズとの第1戦。レッドウェーブのスタメンは#10町田、#18藤本、#25内尾、#27江良、#52宮澤。立ち上がりは両チームともに持ち味を出し合うが、抜け出したのはレッドウェーブ。#18藤本がコーナーから3ポイントシュートを沈めると、#52宮澤も#10町田のアシストから3ポイントシュートを決める。さらに#25内尾、#52宮澤が立て続けに3ポイントシュートを決め、さらに#10町田から#18藤本に繋がる速攻も決まって、ENEOSにタイムアウトを取らせる。その後も#18藤本のゴール下、#10町田が3ポイントシュートを決めるなど、リードを広げていく。終盤にも#18藤本、#10町田の得点が効果的に決まり、最後は#9赤木がドライブを決めて、32-15で第1Qを終える。
【第2Q】
第2Qに入ってからもレッドウェーブのペースは続く。#9赤木のフリースローで得点を動かすと、#52宮澤のアシストから#14田中が3ポイントシュートを決める。しかしENEOSのタイムアウトで流れを断ち切られると、フリースローで連続失点。一度は#25内尾のドライブで流れを断ち切るかに見えたが、3ポイントシュートを決められて、我慢の展開が続く。タイムアウトを取ると、直後に#27江良のアシストから#52宮澤が3ポイントシュートを沈めるが、ENEOSの高さを生かしたプレーに3連続失点。#10町田と#27江良のコンビプレーで得点を繋ぐが、最後も連続失点をして46-33で前半を折り返す。
【第3Q】
後半は失点からスタートするが、#18藤本がゴール下のシュートで返すと、中盤には#10町田が#52宮澤のジャンプシュートに繋げるアシストを決めたあと、自身も3ポイントシュートも沈めて、流れを取り戻す。さらに#9赤木が相手のミスを誘う激しいディフェンスを見せると、オフェンスではドライブを決めて、チームに勢いをもたらす。そこからは#9赤木が持ち前の得点力を発揮する。ボールを浮かすフローターシュートを決めると、終盤には3ポイントシュートも沈める。ENEOSに粘り強くついてこられるが、最後は#14田中がフリースローをきっちり沈めて、62-49で第3Qを終える。
【第4Q】
お互いに得点が奪えない立ち上がりだったが、先に得点を動かしたのはENEOS。バスケットカウントを含む連続失点で8点差にまで詰め寄られる。しかし#9赤木が2桁点差に押し戻すと、そこからはレッドウェーブが圧倒する。立ち上がりの連続失点以降、ゲームが終わるまでの約8分間、ENEOSの得点をゼロに抑え込む。オフェンスでは#10町田のアシストから#18藤本、#52宮澤が次々に得点。#52宮澤はオフェンスリバウンドからの得点やステップを使った得点もあげ、リードを広げていく。ハイライトは終盤の速攻。#10町田と#9赤木のパス交換から最後は飛び込んできた#52宮澤がシュートを決めて、会場を沸かせる。最後までディフェンスの集中力を欠かさず、オフェンスでも#27江良や#12奥の3ポイントシュート、好調#9赤木のステップバックからのジャンプシュートが決まり、91-54で開幕3連勝を飾った。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
今日は最初から最後まで、オフェンスもディフェンスもレッドウェーブらしいバスケットができました。もちろん随所にミスはありましたが、チームとしての形は出せました。ベテラン選手の安定感と、若い選手たちの怖がらない姿勢がゲームに出ていて、このチームの可能性をさらに感じるゲームでした。第1Qはややシュートが入りすぎたので、選手たちには「シュートに頼りすぎないで」と伝えました。選手たちもそれを理解してくれて、後半の我慢しなければいけない時間帯も含めて、ディフェンスをベースに戦ってくれました。リバウンド数で上回ったことも大きかったです。個人に目を向けると、先週の試合でチャンスをつかんだ#9赤木が、今週の練習でもよいプレーを見せていて、それを今日のゲームでも自信を持って表現してくれました。明日はENEOSも彼女たちらしいバスケットをしてくるでしょう。気持ちで負けることなく、たとえ、いくつかやられたとしてもやり返す気持ちで臨むことが大切になります。
今週は相手チームの特長や、選手個々の強みに対して、どのように守るかを重点的に練習してきました。その共通理解のもとで今日のゲームに臨めたことが結果にも繋がったのだと思います。個人的には昨シーズンからレッドウェーブのバスケットを学んできました。2年目の今シーズンはそれをコートで表現することをテーマにしていて、今日のゲームでも練習どおりに自信を持ってプレーできました。コーチからは得点を取るように求められていますが、自分としてはそれだけでなく、周りを生かすことも考えています。今日のゲームでもよい状況判断ができていたと思いますし、今後の自信になります。明日はディフェンスでのミスをチームで修正しながら、攻守の切り替えをもっと速くしていきたいです。個人としてもディフェンスで相手にプレッシャーをかけながら、オフェンスでは今日のように得点を取りつつ、状況判断をしっかりとして、よい攻撃に繋げていきたいと思います。