躍動する若きレッドウェーブ

レッドウェーブファンのみなさん、こんばんは。
開幕節を連勝でスタートし、川崎に戻ってきたレッドウェーブ。
カルッツかわさきでおこなわれたENEOSとの初戦、勝ちました!

レッドウェーブ 91-54 ENEOSサンフラワーズ

序盤から軽快に得点を重ねるレッドウェーブ。
しかしBTテーブスヘッドコーチは「(好調な得点力に)頼らないで」と声を掛けていたそうです。
そうです、レッドウェーブはディフェンスが土台です。
そのことを選手たちが見失わなかったからこそ、今日の結果につながったのでしょう。

とはいえ、失点を抑えているだけでは勝てません。
得点をいかに重ねるかも重要になってきます。
そういう意味では#52アース(宮澤)の21得点、#10ルイ(町田)の17得点はさすがと言えるでしょう。

しかし、ベテラン2人だけの力ではないところに、今シーズンのレッドウェーブの可能性が見えてきます。

#18アキ(藤本)は20得点。
相手には日本を代表するビッグマンがいますが、その選手にも怯まず、積極的に攻撃をしていました。

もう一人、#9ヨウ(赤木)の成長も欠かせません。

ベンチスタートながら今日は15得点。
彼女もまた強豪相手に怯まず、自らの持ち味を存分に発揮していました。

ヨウはゲーム後のコメントでこう言っています。
「昨シーズン1年間でレッドウェーブのバスケットをルイ(町田)さんやシィ(引退した篠崎澪)さんたちから学んできました。2年目の今シーズンはそれをコートで表現することをテーマにしています」
ヨウの持ち味はそのオフェンス力にありますが、
レッドウェーブらしくディフェンスから、自らが得意とするオフェンスへとつなぎ、
また自らの得点だけでなく、ガードとして周囲を生かそうとしていました。

ディフェンスでも毎日#10ルイ(町田)とマッチアップしていることで、そのレベルを上げていっています。
「だって、『世界のマチダ』さんですから(笑)。毎日、勉強させてもらっています」

レッドウェーブの選手層がますます厚くなっていくのを感じますね。

試合後のヒーローインタビューでは#18アキ(藤本)のこの爽やかさ。

やっぱりレッドウェーブは最高っスね。

とはいえ、まだまだシーズン序盤。
浮かれてばかりはいられません。
明日だってきっとENEOSはやり返してくるはず。
それをしっかり跳ね返さなければ、本物の強さにはたどり着けないでしょう。
そのことをしっかりと心に刻んで、明日の試合に臨みます。

でも、やはり、若くて、勢いのある選手たちが躍動するのはうれしいものです。
ベテランと若手が融合したレッドウェーブがさらなる高みへと駆け上れるよう、
これからもみんなで戦っていきたいと思います。