2019 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第7節
|
|
開催日時 | 2019年11月17日(日曜日) 12:00〜 |
---|---|
試合場所 | 富士通スタジアム川崎 |
天気 | 晴れ |
観客動員数 | 4,183人 |
Results
試合結果
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|
富士通フロンティアーズ | 0 | 13 | 0 | 3 | 16 |
オービックシーガルズ | 7 | 0 | 0 | 7 | 14 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G / NG |
オービック | 1 | 11:28 | RUSH | #3スカイラー | 7 | KICK | #49星野 | G |
富士通 | 1 | 4:45 | RUSH | #3バードソン | 8 | KICK | #11西村 | NG |
富士通 | 2 | 5:56 | PASS | #3バードソン→#29グラント | 17 | KICK | #11西村 | G |
オービック | 2 | 1:40 | RUSH | #30地村 | 20 | KICK | #49星野 | G |
富士通 | 4 | 9:49 | FG | #11西村 | 23 |
Report
試合レポート
第 1 クォーター
2019年11月17日(日曜日)、富士通フロンティアーズ(以下、フロンティアーズ)対、オービックシーガルズ(以下、シーガルズ)とのXリーグ第7節が富士通スタジアムで行われ、フロンティアーズのレシーブで試合がはじまった。キックオフのボールをフェアキャッチし、自陣25yから始まったフロンティアーズのオープニングシリーズ。ファーストダウンを更新するものの、自陣でパントを蹴って、シーガルズ陣内10yで攻守交代に。そのファーストプレーでDB(ディフェンスバック)#21大貫がロスタックルを決めるも、ランプレーを中心にジワジワと攻め込まれる。フロンティアーズ陣内に入ると、25ヤードのパスを通され、最後はQB#3スカイラーに7yを持ち込まれて先制を許した。直後のキックオフでWR(ワイドレシバー)#13高津佐が32yリターンし、RB(ランニングバック)#29グラントのランで2yをゲインしたところで、第1Qが終了。あっという間の12分だった。
第 2 クォーター
RB#29グラントの12yのランで2Qが始まると、WR#81中村へのパス、RB#29グラントのラン、サードダウンでQB(クォーターバック)#3バードソンのランでゲインするも、フォースダウンで1yが残った。一度はプレーをするかと思われたが、5y下がってパントを選択する。自陣10yからのシーガルズのシリーズは、DL(ディフェンスライン)#53髙橋のロスタックルで5y戻すなど、3アンドアウトのパントとして、敵陣37yの好ポジションで攻撃権を獲得する。QB#3バードソンとRB#29グラント、2人がそれぞれ14yを走り、ゴール前8yとすると、再びバードソンがボールをキープしタッチダウン。ポイントアフターのキックに失敗し6-7とする。続くディフェンスは、DL#90藤谷がQBサックすると、セカンドダウンでDL#10神山のタックルがファンブルを誘い、フロンティアーズがカバー。敵陣17yで攻撃権を得ると、QB#3バードソンからショートパスを受けたRB#29グラントが、相手ディフェンスを飛び越えるド派手なプレーでタッチダウン。K#11西村のキックも決まり13-7と逆転に成功する。その後は互いにパントを蹴り合い前半を終えた。
第 3 クォーター
フロンティアーズのキックで試合が再開すると、シーガルズは自陣22yから攻撃を開始。プレーを重ねフロンティアーズ陣内に攻め込むも、サードダウンのパスをOLB(アウトサイドラインバッカー)#45鈴木のプレッシャーなどで失敗に終わらせる。続くフロンティアーズは自陣15yからオフェンススタート。RB#29グラントとQB#18高木の連続ランプレーで敵陣へ。しかし、その後はQBサックをもらい、ロングパスにも失敗。15ヤードが残ったサードダウンでWR#81中村へパスを決めるも、ファーストダウンを更新できず、フォースダウンでパントを選択する。このパントがタッチバックとなって攻守交代すると、シーガルズが粘り強くゲインを重ね、フィールド中央まで攻め上がったところで3Qが終了した。
第 4 クォーター
フロンティアーズの6点リードで迎えた勝負の最終Q。フィールド中央からのディフェンスは、連続ランプレーでファーストダウンを更新されると、22yのロングパスを通されレッドゾーンに。直後に20yを走られタッチダウン、13-14と逆転を許す。残り10分、自陣25yからのオフェンスは、2プレー目にインターセプトを喫し、一転ピンチに。だが、セカンドダウンでシーガルズに反則が出ると、サードダウンでLB(ラインバッカー)#35竹内のQBサックが飛び出し、フォースダウンのFGは43yの距離に。このキックが失敗に終わり、無失点で切り抜ける。続くフロンティアーズオフェンスは自陣26yから。敵陣に入るとRB#29グラントへの24y、11yのランなどで、ゴール前8yでファーストダウンを更新。しかし、タッチダウンには至らず、K#11西村のFGで3点を追加する。 残り2分11秒、リードしているものの点差は2点。FGで逆転可能な展開だ。キックオフのボールを28yリターンしたシーガルズは、ゲインを重ねフロンティアーズ陣内に入ると、23yのパスを通しゴール前10yへ、FGが確実な距離へとボールを進めた。残り2秒、運命の26yのキックは、DB#34樋田がブロック。スタンド総立ち、フロンティアーズが劇的な勝利を飾った。
文・写真/ NANO association
文・写真/ NANO association
山本 洋
樋田 祥一