2022 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第1節
東京ガスクリエイターズ戦

開催日時 2022年09月10日(土曜日) 14:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 晴れ
観客動員数 1,072人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ21217049
東京ガスクリエイターズ東京ガスクリエイターズ00000
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G / NG
富士通 1 2:13 RUN #2トラショーンニクソン 30 KICK #5納所幸司 G
富士通 1 4:20 RUN #2トラショーンニクソン 2 KICK #5納所幸司 G
富士通 1 7:53 RUN #18高木翼 7 KICK #5納所幸司 G
富士通 2 1:56 PASS #18高木翼→#89福井雄哉 6 KICK #5納所幸司 G
富士通 2 7:16 PASS #18高木翼→#4サマジーグラント 38 KICK #5納所幸司 G
富士通 2 12:00 PASS #18高木翼→#4サマジーグラント 1 KICK #5納所幸司 G
富士通 3 2:48 PASS #15野沢研→#83柴田源太 6 KICK #25大塚健一 G
Report 試合レポート

第 1 クォーター
ファンが待ちに待ったX1 Super秋季リーグが、本日開幕を迎えた。2連覇を目指す富士通フロンティアーズの相手は、昨シーズンリーグ戦で苦戦した東京ガスクリエイターズ。強豪チームでも難しいといわれる開幕戦で、チャンピオンチームがどのようなパフォーマンスをみせるのか注目が集まった。だが、試合が始まってみれば、フロンティアーズはエンジン全開。クリエイターズの最初のオフェンスを、僅か4回でシャットダウン。返しのオフェンスでは、ランニングバック(RB)#2ニクソンのランが早々に爆発。30ヤードのロングタッチダウンを記録して7-0と先制する。この日のフロンティアーズはディフェンスも絶好調。次のクリエイターズの攻撃でルーキーディフェンシブバック(DB)#29林がインターセプト。この攻撃権を、再びRB#2ニクソンがランでタッチダウン。さらにこの次のオフェンスも、クォーターバック(QB)#18高木 翼のランでタッチダウンをあげたフロンティアーズは、第1クォーターだけで21-0と大差をつける。
第 2 クォーター
絶好調のフロンティアーズディフェンスは、第2クォーター開始直後にまたしてもビッグプレーを記録する。ブリッツを仕掛け、クリエイターズのQB#7フォイにプレッシャーをかけたことでパスが弾かれる。その浮いたパスを、ラインバッカー(LB)#35竹内がインターセプトしたのだ。キャッチしたLB#35竹内は、そのまま全力疾走。なんと76ヤードのリターンをみせる。これで一気に敵陣へ攻め込んだフロンティアーズは、タイトエンド(TE)#89福井がタッチダウンパスキャッチ。第2クォーター開始直後で、28-0と大差をつける。さらに次の攻撃では、ワイドレシーバー(WR)#4グラントが沈黙を破り、スクリーンパスからタッチダウンをあげて35-0。ルーキーDB#29林も今日2つ目のインターセプトをあげ、そこからWR#4グラントが連続タッチダウン。フロンティアーズは最終的に、前半だけで42-0とリードして後半へ進む。
第 3 クォーター
後半のフロンティアーズは、前半とは異なる選手たちが活躍をみせる。特に若い選手の活躍が目立った。まず前半に縦横無尽の活躍をしたRB#2ニクソンに代わり、ルーキーRB#28香川が躍動する。第3クォーター頭からRBに入った#28香川は、オフェンスの中心としてチームを牽引。そして、その攻撃を締めたのも、ルーキーQB#15野沢のパスだった。このタッチダウンパスにより、得点は49-0。ただ、これまで完璧だったフロンティアーズに、少しミスが出てしまう。パントリターンでファンブルして、攻撃権を明け渡してしまうのだ。ただ、それでもディフェンスは崩れない。ディフェンスエンド(DE)#20池田が猛烈なパスラッシュで、相手QBにインテンショナル・グラウンディングの反則を誘発。結局ここでも得点は許さず、パントへと追い込んだ。
第 4 クォーター
第4クォーターに入ってもフロンティアーズのオフェンスは進むが、得点をあげることができなくなってしまう。最初のシリーズも、相変わらずRB#28香川が絶好調。次々ダウンを更新して相手陣へ進むが、最後でフィールドゴールをミス。ディフェンスは鉄壁ですぐに攻撃権を取り返し、さらなる追加点をオフェンスに託した。ただ、QB#8大内のパスやRB#21三宅のランで敵陣深くまで進みながら、最後またしてもフィールドゴールを失敗。結局、後半の追加点は7点にとどまったが、前半のリードもあって、フロンティアーズが49-0で大勝。リーグ初戦をものにすることとなった。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
前半はオフェンスもディフェンスも良いプレーが多くあったので、ある程度やってきたことが出せたと思います。ただ、後半は得点できない攻撃が続いたので、どのメンバーが出ても結果を残せるようにしなければならないと思います。また、昨年からの課題であるフィールドゴールを決め切らないと、僅差のゲームになったとき、結果に影響してきます。ここも次節に向けての修正ポイントになるので、今日の試合に点数を付けるなら、60点くらいですね。次戦のotonari福岡SUNS戦は、初めての対戦で情報も少ないので、何をされても自分たちが対応できることが大事。スペシャルプレーなど色々仕掛けてくることが予想されるため、それが得点につながらないよう、しっかり準備していきたいです。
ルーキー選手として初めて臨むリーグ戦でしたが、アグレッシブにプレーができました。新人として何が必要か考えたとき、自身の強みであるフィジカルを活かしたプレーをすることがベストだと考えていました。ミスを怖がらないプレーを心がけていて、それが2つのインターセプトにつながったので非常に良かったです。1つ目のインターセプトは相手のミスもあったと思いますが、2本目はあのパターンだけを狙っていたので、思いっきり上がりました。サインが当たって良かったです。次戦については、ワイドレシーバーのレベルが高いので、フロンティアーズのディフェンスバックがどれだけ空中戦を制することができるかが、試合のキーになると思います。