2021 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第4節
IBM BigBlue戦

開催日時 2021年10月16日(土曜日) 14:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ2115171063
IBM BIG BLUEIBM BIG BLUE01014024
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G / NG
富士通 1 2:05 PASS #18高木→#4サマジー 15 KICK #5納所 G
富士通 1 5:05 RUN #2ニクソン 9 KICK #5納所 G
富士通 1 9:15 PASS #18高木→#4サマジー 21 KICK #5納所 G
IBM 2 4:09 PASS #2政本→#89ジェイソン 72 KICK #19丸山 G
IBM 2 5:23 FG #19丸山 40
富士通 2 5:35 RUN #2ニクソン 65 RUN #13高津佐 G
富士通 2 11:35 PASS #18高木→#9宜本 10 KICK #5納所 G
IBM 3 2:58 PASS #2政本→#85鈴木 7 KICK #16福岡 G
富士通 3 3:31 RUN #2ニクソン 72 KICK #5納所 G
富士通 3 5:31 PASS #18高木→#19小梶 7 KICK #5納所 G
IBM 3 9:18 PASS #2政本→#40スタントン 7 KICK #16福岡 G
富士通 3 10:47 FG #5納所 40
富士通 4 2:34 FG #5納所 27
富士通 4 5:16 PASS #13高津佐→#19小梶 47 KICK #5納所 G
Report 試合レポート

第 1 クォーター
コイントスで勝ったビッグブルーが後半のレシーブをチョイスし、フロンティアーズのオフェンスで試合がはじまった。その1プレー目にWR#85松井へ33yのパスを決め、敵陣へ入ると、RB#2ニクソンのランでファーストダウンを更新しレッドゾーンへ。再び#2ニクソンが走って5yをゲインすると、最後はWR#4サマジーへタッチダウンパスを決め先制を果たした。ディフェンスも好調な滑り出しだった。ビッグブルーのファーストシリーズを3アンドアウトのパントに追い込むと、2度目の守備機会も3アンドアウトに。ビッグブルー3度目のオフェンスで、ファーストダウンを更新されたもの、DB#43井本のロスタックルなどで、ビッグブルーオフェンスを封じ込めた。一方オフェンスは、RB#2ニクソンの9yのタッチダウンラン、QB#18高木から全速力でエンドゾーン内へ走るWR#4サマジーへ、ドンピシャの21yのタッチダウンパスが決まるなど、1Qの3度のオフェンスすべてタッチダウンを上げ21−0とした。
第 2 クォーター
追い上げるビッグブルーに、フロンティアーズが負けまいと頑張る展開となった2Q。1Qから続いたフロンティアーズ4度目のオフェンスは、QBサックを受けるなどして、フォースダウンで50yのFGにトライするも失敗に終わる。続くビッグブルーオフェンスでは、サードダウンでDB#14高口がファンブルフォース、このボールをフロンティアーズが抑えて攻守交代。敵陣48yでチャンスをつかんだが、思うようにゲインができずに3アンドアウトのパントに。直後のビッグブルーに72yのビッグゲインが飛び出し、タッチダウンを返され21−7。続く、フロンティアーズオフェンスは、1プレー目にファンブルが出て、自陣28yで攻守交代。このピンチをFGの3点に抑えると、今度はRB#2ニクソンが右サイドを駆け上がり65yのタッチダウンラン。その後、互いにパントを蹴り合うと、残り56秒でフロンティアーズが敵陣42yで攻撃権を得る。WR#85松井へ9y、WR#9宜本へ23yを投げゴール前10yに迫ると、最後は再び#9宜本へ。ゴール前でパスキャッチした#9宜本がゴールラインに飛び込みタッチダウン。前半は、5つのタッチダウンを決めたフロンティアーズが36−10とリードした。
第 3 クォーター
フロンティアーズのキックで試合が再開すると、両チームのオフェンスが力を発揮。5つあった得点シーンで、双方の観衆がどよめいた。まずは後半最初のシリーズで、パスを主体としたビッグブルーが76yをドライブしタッチダウン。直後のフロンティアーズは、RB#2ニクソンがタックルを受けながらも倒れず、密集ゾーンを抜け敵陣に入るとWR#19小梶のリードブロックもあって、72yのタッチダウンラン。すぐさまタッチダウンを返した。続く、ビッグブルーは自陣でフォースダウンギャンブルに出るも、OLB#44趙がパスカットし攻守交代。そのシリーズでは、QB#18高木からエンドゾーン右奥へ走り込んだWR#19小梶へ7yのタッチダウンパスが成功。続くビッグブルーも91yを11プレー、3分47秒で攻めタッチダウンと、両チーム2つずつタッチダウンを奪い合う。そして3Q最後のスコアは、フロンティアーズのK#5納所のFG。40yを決めてフロンティアーズが17点、ビッグブルーが14点を追加し、最終Qへと進んだ。
第 4 クォーター
勝利を確実なものとするために、試合をコントロールしつつも、しっかりと結果を残す。フレッシュな選手が見られた最終Qも、見応えのある展開だった。オフェンスでは、3Qにタッチダウンを決めていたWR#19小梶が躍動。開始早々のシリーズでパスをキャッチすると、1人はスピードで振り切り、もう1人をステップで交わし、58yのロングゲイン。また4分過ぎのシリーズでは、マークを完全に外し、パスキャッチ。ディフェンスを翻弄し、QB#13高津佐から47yのタッチダウンパスを成功させた。一方、ディフェンスでは新人のLB#50海﨑が8yロスさせるQBサック、同じく新人のDB#12渡辺もタックルを決めるなどして、ビッグブルーオフェンスをシャットアウト。最終スコア63−24で、フロンティアーズが勝利を飾った。
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Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
様々な課題をもらったクリエイターズ戦から1ヶ月。上手くいかなかったのは、メンタル面も大きかったと考え、どう切り替えるのか、またゲームの入り方についても、今日はテーマにしていました。オフェンスはオープニングシリーズでしっかりとスコアできているのが評価ポイント。一方で、自分たちのミスからピンチを招いた2Qの展開は反省点です。ディフェンスもランプレーを封じ込めた反面、パスには課題が残りました。プレッシャーはかかっているものの、最後に仕留めきれていない場面が目立ちます。次戦までにもっと精度を高めていきたいです。
小梶 恭平#19 WR
小梶 恭平
前節から時間がありましたが、クリエイターズ戦が終わった次の日には、今日の試合に向けて準備してきました。今日の結果(112y、2TD)には「やっと自分が出せた」という思いがあります。このくらいはできると自信がありましたから。最初のタッチダウンですが、その前にロングパスをあと数センチのところで落としていたので、「次は必ず取る」と意気込んでいたんです。プレーコールが出た時には、「1対1で勝てる」と自信を持って挑みました。チームの雰囲気も良く、レシーバーチームは皆で切磋琢磨しています。次戦もレシーバー陣で得点を重ねたいです。