2021 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第2節
東京ガスクリエイターズ戦

開催日時 2021年09月20日(月曜日) 14:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 晴れ
観客動員数 1,015人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ7871032
東京ガスクリエイターズ東京ガスクリエイターズ376622
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G / NG
富士通 1 2:31 RUN #2ニクソン 2 KICK #5納所 G
東京ガス 1 8:27 FG #89朴 48
富士通 2 1:37 RUN #2ニクソン 1 RUN #13高津佐 G
東京ガス 2 11:16 PASS #5エバンス→#8アグード 24 KICK #89朴 G
富士通 3 3:13 PASS #18高木→#19小梶 9 KICK #11西村 G
東京ガス 3 10:36 RUN #5エバンス 6 RUN #5エバンス NG
富士通 4 0:39 INT #23奥田 12 KICK #11西村 G
富士通 4 6:23 FG #11西村 24
東京ガス 4 10:48 PASS #5エバンス→#26林 6 RUN #5エバンス NG
Report 試合レポート

第 1 クォーター
フロンティアーズのレシーブで試合開始。自陣17ヤードからのオープニングシリーズは、1プレー目にQB#18高木がフィールド中央のWR#9宜本へパスを決めて、58ヤードのビッグゲイン。一気にゴール前24ヤードに迫ると、RB#2ニクソンの連続ランプレーでファーストダウンを更新、WR#4サマジーへの8ヤードのパスを挟んで、再び#2ニクソンにボールを預けてタッチダウン。K#5納所のキックも決まり、鮮やかに先制を果たした。クリエイターズも反撃に出る。左右に短いパスを決めながら、ゲインを重ねゴールまで25ヤードとするが、フォルススタートの反則やDB#43井本のロスタックルなどで、タッチダウンを許さず、FGの3点に抑えた。フロンティアーズ2度目のオフェンスは、自陣14ヤードから。RB#2ニクソンの14ヤードのランでファーストダウンを更新すると、WR#83柴田、WR#19小梶、WR#81中村とパスを投げ分け敵陣へ。2度のサードダウンは、#81中村へパスを通しファーストダウン更新。ゴール前8ヤードに迫ると、1Qが終了した。
第 2 クォーター
ゴールまで残り8ヤード。RB#2ニクソンに続けてボールを託しタッチダウンを狙うも、わずかに届かない。フォースダウンでボール1個分程度の距離が残ると、再びボールを持った#2ニクソンが飛び込みタッチダウン。トライフォーポイントでは、キックを蹴るかと思われたが、ホルダーにセットしたQB#13高津佐が、ボールをキャッチすると、左サイドへと走り出し2ポイントコンバージョンに成功。15-3とリードを広げる。互いにパントを蹴りあった後は、クリエイターズに、ランプレーを中心に攻め込まれる。フィールド中央でのフォースダウンギャンブルを許すと、サードダウン残り26ヤードから24ヤードのパスを通され、このシリーズ2度目のフォースダウンギャンブルに出たクリエイターズに、24ヤードのタッチダウンパスを決められてしまう。前半残り44秒、少ない時間でスコアしたい場面だ。まずはWR#19小梶が23ヤードのリターンを見せると、WR#4サマジーへ11ヤードと7ヤードと連続してパスを通し、フォースダウンと追い込まれてもWR#9宜本へ27ヤードのパスを決め、敵陣26ヤードへ。FGトライは阻まれたが、少ない時間でチャンスを作ったシリーズだった。
第 3 クォーター
フロンティアーズのキックで再開した後半は、見どころの多い展開となった。クリエイターズに29ヤードをリターンされるが、#97斉川の3ヤードのロスタックルやパスカット、#0マシスの2ヤードのロスタックルで、パントに追い込む。そのパントを#9宜本が16ヤードリターンし、敵陣46ヤードから攻撃開始。WR#81中村へ22ヤードと7ヤードのパス、RB#2ニクソンの8ヤードのランでゴール前9ヤードとすると、最後はエンドゾーン右奥へと走り込んだWR#19小梶へ、QB#18高木の狙いすましたパスが決まりタッチダウン。K#11西村のキックも決まり、22−10とする。続くディフェンスでは、クリエイターズQBへプレッシャーがかかり、DB#40アディヤミがパスインターセプト。敵陣13ヤードで攻撃権を得たが、思うようにパスが決まらずFGに。フォルススタートがありFGが蹴り直しになると、クリエイターズがキックをブロックし、攻守交代。続くクリエイターズのオフェンスでは、フロンティアーズに反則が出るなどして、タッチダウンを許してしまう。トライフォーポイントで2ポイントを狙ったクリエイターズの攻撃は止めが、22−16と追い上げられた。
第 4 クォーター
ワンポゼッション差で迎えた最終Q。自陣7ヤードから攻撃を開始したクリエイターズのシリーズで、フロンティアーズに流れを引き寄せるビッグプレーが飛び出した。ゴールを背にしたクリエイターズは、ファーストダウンはランで2ヤードゲイン。そして迎えたセカンドダウンでパスを投じたが、そのボールをDB#23奥田がキャッチ。そのままエンドゾーンに駆け込み、12ヤードのパスインターセプトリターンタッチダウン。29-16とリードを広げた。直後のクリエイターズの攻撃では、OLB#20池田のロスタックルなどでパントに追い込むと、DB#32近田が38ヤードのリターンをみせ、敵陣43ヤードでオフェンスにつなげる。RB#2ニクソンの24ヤードのラン、#83柴田への15ヤードのパスなどで攻め込んだが、フォールディングの反則が響きFGに。K#11西村が32ヤードを決めて、3点を追加する。追いすがるクリエイターズに終了間際にタッチダウンを奪われたが、最後はニーダウンをして時計を進め、最終スコア32−22。開幕戦に続き、フロンティアーズが勝利を収めた。
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Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
開幕から2連勝、競った展開でしっかりと勝利できたことは素直に嬉しいですね。オフェンスは2度パントに終わりましたが、それ以外ではスコアレンジに入ることができています。FGをブロックされたり、タッチダウンまで行けなかったり、課題はありますが、前半残り少ない時間でフィールドゴールレンジに入ったことなどは収穫です。クリエイターズオフェンスにボールをコントロールされていたディフェンスも、後半は持ち味を発揮してくれました。プレッシャーをかけ続けたことが、インターセプトにつながったと思います。次戦は1ヶ月後。これまでに出た課題をきっちりと修正して挑みたいです。
山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
ゲーム前からクリエイターズの外国人選手のホットラインで試合が動くと想定していました。ですから試合展開にかかわらず、「レシーバーとの1対1の勝負が大事」だと、緊張感を持ってプレーしていました。しかし、時間を上手く使われてタッチダウンを奪われ、僕らコーナーバックの仕事量が足りない、まだまだだと感じています。前半は相手のプレーを見すぎて受け身なプレーが多かった一方で、後半は「こっちから仕掛けていこう」と積極的にプレーした結果、フロンティアーズで初のパスインターセプトタッチダウンにつながりました。次戦もチームの勝利に貢献するプレーがしたいです。