【X1 Superプレーオフ・ライスボウルトーナメント セミファイナル みどころ】
- 試合情報
- 日程: 2024年12月15日(日) 15:00 Kick–Off
- 場所: Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)
- 対戦: SEKISUIチャレンジャーズ
2024プレーオフ 前節のクオーターファイナル(以下、QF)では、富士通フロンティアーズ(以下、フロンティアーズ)は、IBM BIG BLUEと対戦し、49-14の圧勝でセミファイナルへ進出した。セミファイナルでは、レギュラーシーズンで戦っているSEKISUIチャレンジャーズ(以下、チャレンジャーズ)と再び対戦することとなった。虎視眈々とリベンジを狙うチャレンジャーズに対して、フロンティアーズはチャレンジャーズの勢いを跳ね返し、4連覇への弾みとしたいところである。 この試合で、フロンティアーズが、ライスボウル進出を決める勝利の瞬間を試合会場で見届けよう!
- 富士通フロンティアーズ
レギュラーシーズンでのチャレンジャーズとの試合を振り返ると、フロンティアーズのオフェンスは、RB#2ニクソンとRB#21三宅の二人で、ランプレー獲得ヤードの90%以上を占め3タッチダウンを奪っている。またパスプレーでは、WR#4サマジーとWR#11木村に投げられる割合が高い傾向にある。この二人はキッキングのリターナーとしても秀逸で、リターンタッチダウンを奪うなど、ボールを持つと何か起こしてくれるワクワク感がある。RB#2ニクソン、RB#21三宅、WR#4サマジー、WR#11木村は、前回の活躍を踏まえ、チャレンジャーズのディフェンスは、当然マークしてくるであろう。そのマークの隙を突いて、タイトエンドへのショートおよびミドルパスが効果的になる可能性がある。TE#87福住、TE#33高口らのタイトエンドの動きにご注目を。クォーターバックは、QB#8濱口のランが猛威をふるっている。クオーターファイナルでは、33yのタッチダウンランを決めており、チャレンジャーズ戦も活躍が期待される。
- SEKISUIチャレンジャーズ
チャレンジャーズのオフェンスは、QBギャレットサフロン選手を中心に、ランとパスをバランス良く織り交ぜながらタッチダウンを狙うスタイルである。しかし、レギュラーシーズンのフロンティアーズ戦では、フロンティアーズがリードする試合展開となったこともあり、パスプレーの割合が非常に高く、その中でも、QBギャレットサフロン選手から第一ターゲットのWRブーギーナイト選手へ投げる、またはパスが投げられない状況となれば、QBギャレットサフロン選手が、QBスクランブルで自ら走るパターンが多く見られた。この攻撃スタイルはQFでも変わらいことが予想され、フロンティアーズのディフェンスは、この2選手を最も警戒しなければならない。
フロンティアーズのディフェンスとしては、パスプレーが多くなると、QBサックやインターセプトのチャンスが高まってくるので、そこを狙っていきたい。DL#0マシスやDL#9宮川などのパスラッシュからのQBサックに期待すると共に、DB#7ブロンソンやDB#12北川、D#1渡辺などが、パスラッシュによりコントロールミスしたボールをインターセプトしてくれるだろう。
今後の試合日程 ライスボウル(日本社会人選手権) ※ セミファイナルに勝利した場合
- 日時: 2025年1月3日(金)15:00 Kick–Off
- 場所: 東京ドーム
- 対戦: パナソニック インパルス vs オービック シーガルズ の勝者