【ライスボウルトーナメント Quarter Finalのみどころ】
● 試合情報
・ 日程: 2024年11月24日(日) 12:00 Kick-Off
・ 場所: 富士通スタジアム川崎
・ 対戦: IBM BIG BLUE
2024 秋季リーグ戦 第6節では、IBM BIG BLUE(以下、ビッグブルー)と対戦し、63-14と今シーズン最多得点をあげ、圧勝した富士通フロンティアーズ(以下、フロンティアーズ)。レギュラーシーズンの全日程が終了し、フロンティアーズは1位通過でライスボウルトーナメントへ進むこととなった。
ライスボウルトーナメント(以下、RBT) Quarter Final(以下、QF)は、レギュラーシーズン1位のフロンティアーズと、8位のビッグブルーとの対戦となった。レギュラーシーズンから続く、ビッグブルーとの2連戦は、リベンジに燃えるビッグブルーに対して、フロンティアーズは力勝負で跳ね返してくれることであろう。
● 富士通フロンティアーズ
第6節、ビッグブルーとの対戦では、RB#21三宅、RB#28香川、RB#26横川のランニングバックが躍動し、この3人のランで計5タッチダウンをあげ、ボールコントロールで時間を費やしながら試合を優位に進めることができた。RBT QFでは、この強力なランニングバック陣に加え、RB#2ニクソンが試合出場可能となる。ディフェンスをなぎ倒して縦に駆け上がる力強いランが見られることであろう。ランプレーを支えるオフェンスラインのブロックにも注目。
また前節のパスプレーでは、WR17糸川創平とWR82糸川幹人の兄弟が100yを超えるパスレシーブで2タッチダウンを上げる活躍だった。QFでは、糸川兄弟を始め、実績のあるベテランWR#85松井、WR#83柴田、WR#81中村など、だれが出場しも遜色ないハイパフォーマンスが期待できる。ベテランWRが、ビッグブルーの長身DBチャーリー選手(192cm)を始めディフェンスバックとのマッチアップに挑む。
クォーターバックは、QB#19鎌田とQB#8濱口のQBスクランブルランに注目いただきたい。3rdダウンロングとなった時には、パスを投げると見せかけて、自らボールを持って走るプレーが見られるだろう。
● IBM BIG BLUE
前節、ビッグブルーのオフェンスは、RB平松選手のラン、QB政本選手のQBスクランブルラン、WR近江選手やWR鈴木選手へのパスで攻め込まれた印象である。さらにキックオフリターンでは、DBローガン選手にリターンタッチダウンを奪われている。フロンティアーズのディフェンスとしては、まずはこれらの選手のプレーを警戒しなければならない。
ビッグブルーは大差でフロンティアーズに敗戦しているだけに、オフェンス、ディフェンス共に、ガラッとチームを変えてくることが考えられる。例えば、クオーターバックには、QB政本選手に替わりQBディミトリオス選手中心のオフェンス、ノーハドルのハイテンポオフェンス、温存しているスペシャルプレーなどを仕掛けてくることなどが上げられる。フロンティアーズのディフェンスは、若手のDB#22阿部、DB#24二宮、DB#12北川ら、ディフェンスの最後列に位置するディフェンスバックのアジャストに注目したい。
今後の試合日程 プレーオフ Semi Final(準決勝) ※ QF勝利の場合
・ 日時: 2024年12月15日(日) 15:00 Kick-Off
・ 場所: Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu
・ 対戦: SEKISUIチャレンジャーズ vs 東京ガスクリエイターズ の勝者