【みどころ】
2019 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第1節
IBM BigBlue戦
2019秋季シーズンがいよいよ始まる。 春季パールボウルトーナメントではオービックシーガルズに敗戦(24-35)し、準決勝敗退となったフロンティアーズ、山本HC体制で日本一4連覇に挑戦する秋季シーズン、初戦はIBM BigBlue(以下、IBM)と対戦する。
vs IBM BigBlue
IBMとは2年連続開幕ゲームでの対戦となる。昨年は初戦を良い形で勝利できたことにより、結果として流れに乗り日本一を成し遂げた。今年も是が非でも勝利して、良い流れに持って行きたい。しかし、IBMは昨年のJXBでも対戦するなど、近年めきめきと力をつけているチームでありそう簡単には勝利することは出来ないだろう。直近の3戦はフロンティアーズの流れで試合を進めることができたため、結果的に点差が開いて勝利している。(2017JXB:63-23、2018レギュラーシーズン:41-6、2018JXB:35-18)
ただ、もう少し遡ると、2016年のリーグ戦、JXBトーナメントセミファイナルでは、29-24、28-26といずれも僅差での勝利となっている。従って直近の結果は参考にならないだろう。更にIBMは今年16名の新人を加えており、昨年とは違ったチームとなっていることが予想される。その中でもハワイ大学出身のRB#16伊藤玄太の本場アメリカで培われたプレーには要注意だ。
FRONTIERSの戦力
オフェンスは新戦力としてアリゾナ大学出身のRB#29サマジー・グラントが加入し、スピードを活かしたプレーで活躍が期待される。また、QB#3マイケル・バードソンとWR#81中村を中心とするWR陣のコンビネーションが2年目となり向上していることからパス成功率UPが期待される。ディフェンスは2年目で急成長中のDL#53髙橋孝綺や昨年怪我でプレー機会のなかったDL#69山崎、新人DL#91斉川の若手DL陣が春シーズン躍動。夏のハードな練習を経て、更にワンランクレベルアップしていることが期待できる。また、DB陣ではDB#8小椋が頭角を現しており、ラン・パス共に存在感をどれだけ出せるかがポイントだ。
FRONTIERSのやるべきこと
本試合ではフロンティアーズらしく1プレー目から集中し、最大のパフォーマンスを発揮して、最初にモメンタムを掌握することが求められる。山本HC体制で臨む秋シーズン初戦を是が非でも勝利し、勢いをつけたいところだ。