【みどころ】2022 X1 SUPER ライスボウルトーナメント SEMI FINAL vsエレコム神戸@東京ドーム
- 試合概要
- 日程: 2022年12月12日(月) 19:00 Kickoff
- 場所: 東京ドーム
- 対戦: エレコム神戸ファイニーズ
2022 ライスボウルトーナメント クォーターファイナルでは、アサヒビールシルバースターに勝利し、この勢いをさらに加速させたいフロンティアーズ。セミファイナルは、今シーズン2度目となるエレコム神戸ファイニーズ(以下、ファイニーズ)との対戦である。RICE BOWLを前に、必ず乗り越えなければならない相手である。
- フロンティアーズ
クォーターファイナルでは、アサヒビールシルバースターを相手に総獲得ヤード431y(ラン189y、パス242y)、計53点を奪ったオフェンス。このオフェンスを最前列で支えているオフェンスライン(OL)に注目したい。
まずは、6年目となるOL#70臼井選手。185cm、110kgの巨体でありながら、スピードがありアグレッシブなブロックは必見。またOLの中でもC(センター)やG(ガード)など複数のポジションをこなす器用な選手である。次に3年目の成長著しいOL#64大久保選手。185cm、134kgと臼井よりもさらに大柄な選手でありながら、体幹が強くバランス良く、しなやかに動けるOLである。QB、RB、WRが活躍している前には、必ず彼らOLが活躍している。
一方、アサヒビールシルバースターの攻撃を114y(ラン62y、パス52y)、計3点に抑えたディフェンスは、その最前列で相手オフェンスにプレッシャーをかけるディフェンスライン(DL)に注目したい。まずは、2年目のDL#95宇田選手。相手OLとの駆け引きに長けており、多彩なテクニックを駆使して、QBサックを狙う姿は必見。次に5年目のDL#53高橋孝綺選手。ディフェンス最前列の中央付近にセットし、パワー、スピード、テクニックを兼ね備えた総合力の高いDLである。OL、DLの活躍で、ライン戦を制し勝利を引き寄せてくれるに違いない。
- ファイニーズ
リーグ戦 第4節 フロンティアーズとの対戦は、38-7でフロンティアーズが勝利しているものの、クォーターファイナルでは今シーズン好調の強豪IBMビッグブルーに対して、35-25と快勝しており、生まれ変わったチームとなっている印象で難敵である。ファイニーズオフェンスの中心は、QBデイビッド ピンデル選手で、パスではWRデビン フェルプス選手へのホットライン、また自らの走力を活かした力強いランも相手チームの脅威となっている。さらにRB白神選手は、ビッグブルー戦で110yを走り、QBピンデル選手とともに、この二人でファイニーズランプレーのほぼ全てを背負っている。ファイニーズは、ランプレーを効果的に活用し、オフェンスに時間を費やすボールコントロールで、フロンティアーズの攻撃機会を少なくしロースコアーの戦いに持ち込むゲームプランが予想される。対するフロンティアーズとしては、まずはRB白神選手、QBピンデル選手のランプレーを止めて、早くオフェンスに繋げる流れを作り、得点するパターンにしたいところである。
Next Game
ライスボウル
- 日時: 2023年1月3日(火)15:00 Kickoff @東京ドーム
- 対戦: パナソニック インパルス or オービック シーガルズ(勝者と対戦)