ライスボウルトーナメントプレスカンファレンス
前日にリーグ戦の全日程を終えたXリーグが、ライスボウルトーナメントに向けたプレスカンファレンスを実施。フロンティアーズからは山本洋ヘッドコーチが登壇し、連覇に向けた意気込みを語った。
昨季から社会人チームによる優勝決定戦が「ライスボウル」となり、今季のX1 SUPERはチーム数を増やし12チームを2つのディビジョンにするなど進化を続けるXリーグ。今年からポストシーズンは「ライスボウルトーナメント」の名称で、両ディビジョンの上位4チーム、計8チームがトーナメント形式で激突する。
ディビジョンBを1位通過したフロンティアーズは、ディビジョンA 4位のアサヒビールシルバースターとクウォーターファイナルを戦い、勝てばセミファイナルでIBMビッグブルーとエレコム神戸ファイニーズの勝者とライスボウル進出をかけて戦うことになる。
ライスボウルトーナメントへの意気込みを聞かれた山本ヘッドコーチは「昨日のシーガルズとのタフなゲームを終えたばかりで、まだトーナメントに向けて気持ちが切り替わっていないというのが正直なところ。ですが、自分たちのフットボールをやるのはクウォーターファイナルだろうが、ライスボウルだろうが変わりません。選手、スタッフ一丸となってライスボウルの舞台に立てるように頑張りたい」と、目の前のプレーに集中することが連覇への鍵になるという。
リーグ戦を終えた段階での手応えについては「昨季主力として活躍した選手が移籍や怪我で今シーズンはいません。それでも全勝でこられたのは、新人や昨季までバックアップだった選手が奮起してくれたことが大きい」と若い選手たちの成長を挙げた。
続いてクウォーターファイナルの相手となるシルバースターについて聞かれると「久しぶりの対戦、レシーバーに速い選手がいる、我々のチームにも速いディフェンス陣がいるのでマッチアップが楽しみ」とフロンティアーズディフェンスvsシルバースターオフェンスが見どころだという。
一方のシルバースターの藤縄大樹GMは「4年ぶりの対戦でフロンティアーズと対戦経験のない選手が多く、体験したことのないスピードとパワーを味わうと思う。少しでも食らいついていきたい、チャレンジャーとして突き進みたい」と話した。
シルバースターとのクウォーターファイナルは、11月20日(日)14時より横浜スタジアムにて行われる。勝てば12月11日(日)13:00キックオフ@ヨドコウ桜スタジアムもしくは12日(月)19:00キックオフ@東京ドームで行われるセミファイナルに進出する。またセミファイナルに勝ちライスボウルに進出した際には、昨季のリーグ戦の結果からフロンティアーズがいるブロックはビジター側(3塁側)になることが決まっている。
チケットの一般販売は、クウォーターファイナルが11月9日(水)から、セミファイナルはバルコニー席が11月11日(金)、指定席/自由席は11月23日(水)。ライスボウルはすでにチケットの発売が開始されている。
連覇を目指すフロンティアーズの熱い戦い。最後まで応援よろしくお願いします。