【みどころ】
2019 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第4節
オール三菱ライオンズ戦
2019秋季シーズン、第3節をノジマ相模原ライズと戦い49-19で戦績を3戦全勝としたフロンティアーズ、第4節はオール三菱ライオンズ(以下、ライオンズ)と対戦する。
vs ノジマ相模原ライズ振り返り
第1節、第2節はファーストシリーズで得点され追いかける展開となったが、本ゲームではディフェンスが改善し、完璧な立ち上がりを見せた。更に、ディフェンスはファンブルリカバーTD、インターセプトリターンTDを獲得するなど、全体的に良いパフォーマンスだったといえるだろう。それに呼応するようにオフェンスも1Qに2TDを獲得し先制に成功した。2Q以降もQB#3バードソンに代わって出場のQB#18高木が3TDパスを決めるなど、層の厚さも確認することができた。一方でキッキングは4Q終盤に自陣でパントをブロックされ、セーフティーをとられた。試合終盤であったため、事なきを得たが、タイミングによっては致命的なプレーにもなりかねないため、早急に改善が必要だ。
vs オール三菱ライオンズ
ライオンズは2018秋季シーズンのワイルドカード・プレイオフでアサヒビールシルバースターに勝利し、2019シーズンのX1Super参戦を決めた勢いのあるチームだ。今シーズンは3人のQBを使い分けディフェンスに的を絞らせないオフェンスを仕掛けている。その中でもパスプレーを中心にオフェンスを展開するQB#9斎藤に注意したい。第2節の東京ドームで行われた東京ガスクリエイターズ戦で、緊張の残るオフェンスのファーストプレーで45ydのロングパスを決めたメンタルの強さは秀逸だ。更に、そのパスをキャッチしたWR#19吉田にも注意が必要だ。185cm88kgの恵まれた体格をいかし、今シーズン10キャッチ186yd獲得で1回平均18.6ydと驚異的な数字を残している。フロンティアーズディフェンスは、これまでの試合同様に、DL、OLB陣がQBにプレッシャーをかけ、DB陣がしっかりとカバーすることが求められる。
FRONTIERSのやるべきこと
今シーズンは結果的に大量得点を実現できているが、オフェンスのファーストシリーズで得点ができていない。次戦ではオフェンスから流れを作り出し、相手のペースに巻き込まれないよう、自分たちの役割を果たすと共に、目の前の1プレーに集中し、確実にレベルアップしていく。