FRONTIERS 上司(OB)& 部下(現役選手)対談 第二弾

現役引退後、富士通グループで活躍するFRONTIERS OB(上司)と現役選手(部下)にスポットをあてたシリーズです。第2弾はキャリアソリューション事業部)第一ビジネス部の安田健太部長と井本健一朗です。


上司紹介
部長 安田 健太
日本体育大学卒 1994年入社
背番号 42
ポジション RB(ランニングバック)
フロンティアーズ在籍期間7年間(1994年~2000年)

部下紹介
井本 健一朗
慶應義塾大学卒 2018年入社
ポジション DB(ディフェンスバック)

職種
ビジネスプロデューサー

?~仕事においておふたりは、どのような関係ですか?

安田:私の部には3グループあり、井本さんはその内の1つに所属しており、直属の部下にあたります。

井本:4月に異動しほとんどがテレワークですので、リモートが多く、安田さんに直接お会いしたことは数回しかありません。部下になり初めて安田さんがフロンティアーズのOBだと知りました。

安田:僕は前から知ってたよ!!慶応大学卒業のディフェンスバックだって!!(笑)

?~安田さん井本さんの印象を教えて下さい。

安田:グローバルと国内では同じ営業でも、お客様、SE、事業部門へのアプローチの仕方が全然違うし、コテコテの仕事が多いので苦労していると思います。でも非常に前向きに取り組んでくれていて、アメフトをやりながらも、自分が仕事でやらなければいけないことは意識してやり遂げようとしている姿勢を感じます。

?~井本さん安田さんの印象を教えてください。

井本:日頃から気さくな方でなんでも相談しやすい上司です。
細かいところもご指摘くださり、周囲に対しても気配り・目配りができる上司です。

?~お二人に質問です。仕事とアメフトの両立で苦労したこと、心がけていることを教えてください。

安田:入社前から両立することの大事さは伝えられていました。実際入社してみても、あの頃はまだチームが弱く認知度も今ほどではなかったので、ある意味アメフト現役だから・・・という雰囲気もなかったですし、とにかくがむしゃらに両立してやっていこうという思いでした。何度か怪我もしましたし、入院などで職場の方に、申し訳なく悔しい思いをしたこともあります。

井本:以前より業務量もかなり増えて、練習日に仕事ができないことが辛い時もあります。ただチームの作業が遅れない様に、練習の前には引継ぎをしっかり行うようにしています。職場のみなさんは理解があり応援してくれています。ありがたいです。

?~今は社内も社外もほとんどオンライン会議ですが、昔はお客さんとの打ち合わせ後の雑談がいい情報源となったりしたかとおもいますが、オンラインだけでは難しいですよね。部でコミュニケーションとる工夫を何かされていますか?

安田:私のところはお客様先に常駐しているSEもいるので、お客様とのコミュニケーションは比較的取れている方かもしれません。
社内に関していうと今は飲み会もできないので寂しいですね、井本くんとも一度も飲んだことないです。基本は月に一回の1on1でコミュニケーションをとっていますが、今後は部会の回数を増やして皆で一緒に取り組める活動をしたいと考えています。

井本:今年の4月から自分だけでなく、マネージャーも新しく異動してきたので、テレワーク主体でも週に1回は全員で集まって直接話せる場を設けようということで集まっています。
普段電話だけではとれないコミュニケーションもとれて、チームとしても話しやすく仕事がしやすい雰囲気ができています。

?~フロンティアーズでの思い出を教えてください?

安田:入社後、初めて春季パールボウル決勝に出場した時の思い出が印象深いですね。満員の東京ドームでの試合は華やかで、学生では味わえない雰囲気と大勢の社員とファンの方の声援に感激しました。

?~井本さんのアメフトの試合を見ていかがですか?

安田:思い切ったプレーをするアスリートですね、スピードを生かして外国人選手にもひるまず深いタックルをしています。私の時代は、外国人選手はいなかったから、すごいなと思ってみています。
一昨年までは、職場の仲間と東京ドームへ応援に行っていました。職場の仲間が選手で活躍していると非常に盛り上がり、絆も深まります。

?~安田さんといえば、1993年に母校日本体育大学を初めて大学選手権の甲子園ボウルに導いたキャプテンですが、キャプテンとして勝利に導くために取りくんだことはありますか?

安田:当時、日本体育大学は上下関係が非常に厳しかったのですが、私がキャプテンになった年に上下関係を取っ払いました。勿論それだけではなく色々な要因が重なって関東リーグ優勝を果たせたと思います。チームの雰囲気がよくなり、上級生だけでなく、下級生も主体的にチームを引っ張ってくれました。

?~フロンティアーズの初優勝を思い出しますね。何か壁を越えようとするときには、そういった行動が必要な気がします。貴重なお話ありがとうございます。

1993年甲子園ボウル出場を決めた慶応大戦

 

?~最後に安田さんから井本さんにアドバイスと応援メッセージをお願いいたします。

安田:現役の時代は短いので、仕事も大事だが、アメフトをやれる間はとことんアメフトを頑張ってほしいと思っています。
私は怪我をしてしまったこともあり、そう強く思いますね。勿論仕事も責任を持って取り組んで欲しいですが、フォローはしますよ!

?~井本さんから安田さんへ意気込みをお願いします。

井本:職場の理解があるのも、先人の方達のお陰だと感じています。入社4年目で仕事も、アメフトもリードしてく立場になっていきますので、自分の行動に責任もってこれからも取り組んでいきます。アメフトではもちろん王座奪還を目指して頑張ります。

?~職場の理解に感謝して頑張っている井本さんを、リモートでなかなか直に話せないもどかしさもありながら、しっかり温かく見守っている安田さん。
早くコロナが終息し、以前にように職場から東京ドームに応援にかけつけて欲しいと思いました。
第三弾は、NTTデータ)第三ビジネス部の植田将生部長と石井悠貴選手にスポットを当ててお話をお伺いします!是非お楽しみに!!