3番に恥じないプレーをします!LB#3久下裕一朗
両チームの強力なオフェンスが点の取り合いを演じ、今季も2時間40分超えの熱戦となったビッグブルー戦。序盤から相手QBにプレッシャーを与え続けたのが、フロンティアーズのラインバッカー陣です。その1人、LB#3久下は1Qからあと少しで QBサックというプレーを繰り出しました。「サインが出たときは仕留めたいと思ったけど、相手QBが早かったですね。ただ、プレッシャーを与えることができたので、そこは良かったと思っています」。
2Qにゴール前でターンオーバーとなったシーンでは、通ればタッチダウンというパスをカットする好プレーもありました。「クイックパスを意識していたので、走られた時には、『やばい!』と思って必死に追いかけました。パスを投げたとわかって、手を出したらカットできた、諦めずに付いて行ったのが良かったです」。
その言葉通り、パスカットが得意な久下だが、3Qには目の前でタッチダウンを決められてしまう。「昨年は試合に出ていないので、ビッグブルーは初めての相手。やっぱり試合になると、ああいうプレーも出てしまう。でも次は取り返せるように、良いプレーの回数を増やしたい」。たとえ失点しても気持ちで負けないことが次につながると話します。
今季から背番号を「49」から、格好良いからと一桁の「3」に変更。「コービーやバードソン、チームの中心選手がつけてきた“3”番。それに恥じないプレーがしたい」。サイズは小さいながら、スピードと駆け引きで相手QBを脅かす、頼もしい存在です。