第73回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 |
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開催日時 | 2025年09月26日(金曜日) 〜2025年09月28日(日曜日) |
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開催地 | 維新百年記念公園陸上競技場(維新みらいふスタジアム) |
Athletes
出場選手
Results
大会結果
09月27日(土曜日)
女子400m 決勝タイムレース
1位 | 松本奈菜子(東邦銀行) | 53秒47 |
2位 | 井戸アビゲイル風果(東邦銀行) | 53秒48 |
3位 | 久保山晴菜(今村病院) | 53秒70 |
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7位 | 山本亜美(富士通) | 55秒70 |
男子棒高跳 決勝
1位 | 来間弘樹(ストライダーズ) | 5m50 |
2位 | 竹川倖生(マルモト) | 5m30 |
2位 | 石丸颯太(Glanz AC(C)) | 5m30 |
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5位 | 江島雅紀(富士通) | 5m20 |
男子10000m競歩
1位 | 濱西諒(サンベルクス) | 38分49秒16 |
2位 | 勝木隼人(自衛隊体育学校) | 38分52秒08 |
3位 | 諏方元郁(愛知製鋼) | 38分58秒19 |
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4位 | 村山裕太郎(富士通) | 39分23秒50 |
男子10000m 決勝タイムレース
1位 | アントニー マイナ(トヨタ自動車九州) | 27分59秒32 |
2位 | ギデオン ロノ(ロジスティード) | 27分59秒88 |
3位 | エバンス ケイタニー(トヨタ紡織) | 28分01秒27 |
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21位 | 飯田貴之(富士通) | 28分34秒75 |
29位 | 伊豫田達弥(富士通) | 28分48秒67 |
09月28日(日曜日)
男子200m 予選1組(-0.2)
2着 | 佐藤拳太郎(富士通) | 21秒04 決勝進出 |
男子200m 決勝(-0.5)
1位 | 佐藤風雅(ミズノ) | 20秒68 |
2位 | 西裕大(MINT TOKYO) | 20秒80 |
3位 | 沼田充広(LEGALIS(C)) | 20秒80 |
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6位 | 佐藤拳太郎(富士通) | 21秒11 |
男子110mH 予選5組(+0.8)
1着 | 石川周平(富士通) | 13秒67 決勝進出 |
男子110mH 決勝(+0.4)
1位 | 石川周平(富士通) | 13秒49 |
2位 | 横地大雅(Digverse) | 13秒51 |
3位 | 高山峻野(ゼンリン) | 13秒55 |
女子100mH 予選2組(+1.2)
1着 | 田中佑美(富士通) | 13秒10 決勝進出 ※決勝は欠場 |
男子400mH 決勝タイムレース
1位 | 山内大夢(東邦銀行) | 49秒26 |
2位 | 岡村州紘(長野県信用組合) | 49秒80 |
3位 | 黒川和樹(住友電工) | 49秒98 |
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7位 | 豊田将樹(富士通) | 50秒59 |
Report
大会レポート
富士通に入社し、5月に400mのレースを走ってから4か月ぶりのレースになりました。トレーニングも当時よりもこなせていたので、最低でもベストを出したいと思って臨みました。また次の週末に国民スポーツ大会(以下国スポ)の400mHがあるので、そのレースに向けての最後のレースレベルでの刺激入れという位置づけもありました。毎シーズン、シーズンの最初は200m、400mを走り、そこから400mHのレースに入っていくというプランを持っています。そこで400mに出場(走りたい)となった時に、タイムを持っていないとレベルの高い試合に出ることが出来ないので、そういう意図ももって出場しました。記録は55秒7ということで非常に悔しい結果となってしまいました。前日のトレーニング、ウォーミングアップの段階では悪くはなかったのですが、実際に走ってみたら走れなかったという結果でした。今シーズンは怪我と向き合いながらトレーニングしてきたので、レースという実戦が足りていなかったなというのが今の感想です。来週の国スポの400mHを考えたときに、今日のレースをこなしたうえで臨めるので、今日の結果は良くなかったですが、来週のレースに向けてはポジティブに捉えていきたいと思います。来週の国スポは、今シーズン目指していた国際大会の400mHの開催国枠の参加出場記録(55秒80)で走るという目標を目指してきた中で、記録を達成できていなかったので、その記録を出せるように頑張っていきたいなと思います。
来月の42.195キロのレースとなる全日本競歩高畠大会に向けてトレーニングをこなしてきてのレースになりました。1週間前までは長野県で合宿をしていたのですが、最後の1週間で少し疲労がたまってきて、レースプランが直近の2週間で崩れてしまいました。練習とスピードという二つのポイント、長い距離から短い距離へのアプローチ期間を十分にこなすことが出来なかったので、今日のレースではガンガン攻めるレースにして、スピードよりも、ある程度余裕をもった展開にしました。自分の想定範囲でのレース展開になっていたので、しっかりレースをまとめながらゴールすることができました。毎年、10000m競歩は全日本実業団でトライしています。高畠大会を考えていく上では自己ベストは毎年この大会で更新していくべきなので、今回のレースでクリアしたかったのですが、もう少し頑張れればというところでした。次のレースは高畠を予定しています。今夏の世界大会が終わって、競歩競技種目の距離が一新されます。競歩も一般の方にも分かりやすい、比較しやすい距離になるかと思います。マラソンで言われるサブ3という大きなラインもあると思いますけど、そこに近いタイムでゴールを目指していきたいと考えています。来年はブラジルでのチーム競歩や、愛知県でのアジア大会もありますので、高畠大会での結果が重要になってくると思います。順位にこだわって取り組んで行ければと考えています。
今日の試合は短助走で出場することにしました。明確な課題をもって取り組み、空中動作と使用したポールの硬さも全助走の時とかわらないポールを使うことが出来ました。結果は5m20cmと記録としてはまだまだ足りないと思っていますが、自分としては定めた課題をクリアできたので、来年に繋がる良い形での競技になりました。自分の中で忘れていた競技の楽しさを感じながら、納得のいく結果になったと思います。日本選手権が終わり、競技に取組む気持ちも少し散漫になっていたのですが、今日の大会に参加し、しっかりと気持ちの部分と技術を取り戻すことができたので良かったと思います。今シーズンは自分の自己記録を出していた頃のポールに戻すことができ、技術面でも記録も安定してきました。体が完全に怪我の前の状況に戻ってきているので、この冬のトレーニングで作り直せれば、来シーズン、日本記録の更新含めてチャレンジしていけると思いますのでしっかり準備をしていきたいと思います。
今日のレースは予想していたより気温は高くはなかったのですが、タフなレースになるなと思っていました。前半は我慢して後半に上げていければと考えていました。今日のレースペースは前半は良いペースで進んで、後半にタイムが落ちてしまったのですが、自分の中での一つの目安としていた28分40秒は切りたいと思っていたので、ある程度プラン通りに走れたかなと思います。次の世界大会のマラソンに向けてのレースが始まってきている中で、選考会出場の権利を取りたいと思っています。そこに向けて夏合宿のトレーニングをこなしてきました。今日の10000mに出場し、その次の東京レガシーハーフにエントリーしているのですが、10000m、ハーフと段階を踏んでコンディションを上げていければと考えています。今日は自己ベストを狙うというよりは、夏合宿明けでの自分の状態の確認と、狙った想定タイムで走るということを意識していました。欲を言えばもう少しいけたら良かったですが、自分の状態を確認するというレースとしては良かったと思います。僕のベストタイムはそれ程速くはないので、この暑さであればベストを狙えるかなと思っていましたが、30秒台で走れたのは良かったと思います。夏合宿を終え、試合勘を取り戻しレースでしか得られない要素も得られながら、今日のレースを走ることが出来たので良かったです。
今回の10000mは、夏合宿を終えて現在のコンディションを確認するために出場しました。日本人選手の中でどれだけ戦えるかを意識して臨みましたが、外国人選手の多い組だったこともあり、レース中はポジションの変動が激しく、思うようなタイムを残すことはできませんでした。
それでも、疲労が残る中で大きく崩れることなく、最後まで粘り強く走り切れた点は収穫でした。
次回は東日本実業団駅伝に出場します。今回のレースをはずみに、駅伝ではチーム一丸となって優勝を目指します。
200mに出場しました。新鮮で純粋に楽しかったのですが、狙ったタイムも出せず、自分のやりたかった動きが出来なかったゆえの記録であり結果だったと思います。修正と課題をしっかり確認していかないといけないと考えています。今日の200mの記録では400mで記録を出すなんて当然、遠い話しになると思います。20秒前半の走力は常にないといけないですし、この冬に作っていかないといけないなと思っています。今年は怪我の影響もあり、狙った練習、試合でのパフォーマンス含めて納得のいく結果が出せていないので、今シーズンは何も出来なかったなというのが自分の中での反省です。自分の中でこうしたら上手く400mを走れるというものはあるので、しっかりとそれを体現できるような体づくり、いろいろな要因含めて来年にパフォーマンスできるような準備を冬の課題として取り組んでいきたいと思います。
今日のレース、タイムはもう少しでしたが接戦の中で勝てたということは嬉しかったです。春先に怪我をしてしまい出遅れてしまった中で、前半、後半とシーズンにうまく乗ることが出来ず、手探りでレースをこなしていく状態が続いていたのですが、今日は中盤まで体を乗せながら走り、最後に勝負できるなというポジションで終盤まで走り切れたので、差し切ることが出来たレースになりました。レース全体も見えていましたし、中盤までの自分のポジションが良かったので、走りながらも後半に上げていけるという感覚をもって走り切ることが出来ました。今日のレースでは勝つことが出来ました。やはり勝ちながらモチベーションをあげていくことは大事だと思います。それが出来なくなると苦しくなってきてしまうので。今日は代表メンバーが出ていないという状況でしたけど、その中で勝つことが出来たことは評価したいなと思います。世界大会は国立競技場へ行って観戦しました。すごく会場が盛り上がっているのを感じました。この盛り上がりが一過性のもではなく、ずっと続いていけば良いなと思いましたし、陸上は会場の皆さんと選手たちが一緒に作っていくものだと思っています。ハードル界はトップが非常に強くなり、全体的にもレベルが上がってきていますが、みんなが競り合うという状況になった方が、もっと面白いと思うので、自分自身も勝ちに行きたいですし、そういうハードル界にしていきたいなと思います。日本で勝つことが世界で勝負できるという状況になってきていると思います。実際に日本、アメリカ、ジャマイカはそういう状況です。日本で勝つことがそのまま世界で戦えるという状況になっているので、自分もしっかりやっていきたいなと思います。今季はもう1本のレースを予定しているので、そこでしっかり走りオフに入りたいと考えています。
足の状態と技術の問題があるのでトレーニングも満足に取り組めていなかったので、レースもトレーニングの一つとして取り組みました。世界大会はベストな状態でベストな気持で臨みたかったのですが、体がついてこない中で気持ちだけで走り切った形でした。会場では沢山の歓声をいただいて、走る過程を応援していただいていることが伝わってきて、皆さんに救われて走れてよかったな、出場できてよかったなと思いました。今回は万全の状態で臨めなかったですけど、万全な状態で挑んだとしても世界の壁はまだまだ高くて、自分たちが伸びている分、世界も伸びていますし、極限の中で力をもってベストパフォーマンスを出すというすべてが積み重なった上での結果になると思います。次にもっと良いポジションで挑めるように、もっともっと実力をつけていきたいなと思います。今シーズン、一応ベストは出すことができたのですが、自分の中では世界大会の標準記録を出すということが一つの目標としてありましたし、世界大会を振りかえってみると、標準記録を切っても難しいなということを感じました。ある意味上限を決めずに出来るだけ早く、1秒でも早く走れるように。練習でも試合でも出していけるようにやっていきたいと思います。
今日のレースは非常に残念な結果となってしまいました。8月の北麓ワールドトライアルの試合が終わってから、自分の走りを変えていくアプローチをしています。足の接地の仕方を変えていくことに取組んでいるのですが、今はその走りのフォームを維持できる距離をしっかり伸ばしていけるようなレーニングに取り組んでいます。トレーニングで出来ているものが、今日のレースでは出来ていなかったので、そこは一つの課題として見えています。昨日の前日トレーニングでは3台目までの流れが良かったので、良い準備が出来てレースには取組めたのですが、実際には試合でのレース環境や状況によって走りが変わってしまいました。今シーズンのレースは一旦、終わりになると思いますが、アプローチしている走りを冬季のトレーニングで更に伸ばしていけるように取り組んでいきたいと思います。