第66回東日本実業団陸上競技選手権大会
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開催日時 | 2024年05月18日(土曜日) 〜2024年05月19日(日曜日) |
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開催地 | 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 |
男子5000m競歩決勝
1位 | 濱西諒(サンベルクス) | 18分16秒97 ※日本新記録、大会新記録 |
2位 | 吉川絢斗(サンベルクス) | 19分11秒05 |
3位 | 住所大翔(富士通) | 19分19秒93 |
1位 | ANTIPAS Kibet(小森コーポレーション) | 28分08秒11 |
2位 | Richard Kimunyan(ロジスティード) | 28分09秒77 |
3位 | RONO SHADRACK(SUBARU) | 28分11秒17 |
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10位 | 飯田貴之(富士通) | 28分49秒34 |
男子5000m決勝タイムレース
1位 | Kisalsak Edwin(富士山の銘水) | 13分37秒47 |
2位 | GILBERT Kiprotich(サンベルクス) | 13分38秒05 |
3位 | RONO SHADRACK(SUBARU) | 13分38秒48 |
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4位 | KOSEN Daniel(富士通) | 13分42秒71 |
5位 | 坂東悠汰(富士通) | 13分45秒64 |
8位 | KIMELI Benard(富士通) | 13分48秒98 |
9位 | 伊豫田達弥(富士通) | 13分50秒20 |
15位 | 小澤大輝(富士通) | 13分53秒48 |
33位 | 椎野修羅(富士通) | 14分05秒35 |
44位 | 高槻芳照(富士通) | 14分10秒53 |
日本記録が飛び出した男子の5000m競歩。スタートから日本記録更新ペースで濱西らサンベルクスの2人が飛び出し、レースを引っ張っていく。その後ろに住所を含めた3人が3位集団を形成。最初の1000mは、先頭が3分33秒、住所らの3位集団は3分46秒前後で前を追った。2000m7分24秒前後で通過すると徐々に3位グループが崩れ、住所単独での歩きとなる。「ペースがガクンと落ちてからは、4分/1000mかからないように意識しました」という3000m通過は11分32秒前後、4000mは15分30秒前後と粘りをみせる。ラスト1000m、再びペースを上げた住所は、19分19秒93の自己ベストでフィニッシュ。午前中から気温がグンと上がったトラックで、これまでの5000mのベストを6秒03更新し3位に入った。社会人デビュー戦となった住所は「3位に入れたことで、ギリギリ合格点。これからも実戦を重ねて、成長していきたい」と前を向いた。
7名の海外勢とともにスタートラインに立った飯田。「日本人トップ」を目標にレースに挑んだ。スタートから海外勢がレースを引っ張り、最初の10000mは2分44秒で通過。その後も、2分50秒、2分49秒、2分48秒とラップを刻んでいく。飯田は縦長となった先頭集団の中盤に位置取るも、徐々に遅れ出し、5000m通過時はトップと約10秒差。中盤以降は日本人2位の順位ながら単独走となり、1000m2分58秒前後のペースで前を追ったが、9000m目前で後続グループに追いつかれてしまう。「後ろから来たのは分かっていたので、スイッチが入りました。抜かれたら終わり、ちょっとでも緩めたら前に行かれると思っていたので我慢していました。最後のストレートも自信はあったんですが、相手の方が一枚うわてでした」。フィニッシュタイムは久しぶりの28分台。「満足はしていないけど、まずまず」それでもラスト1000mを2分42秒でまとめる走りで収穫はあったようだった。
男子5000mの3組目には、小澤と伊豫田の2年目の2人と、ルーキーの高槻が登場。スタートすると小澤と伊豫田が集団の前方、高槻は後方に位置取った。2分45秒で1000mを通過すると徐々に集団が縦長になったが、2000m通過は5分33秒とややペースダウン。3000m通過も8分26秒とペースが上がらなくなると、小澤が前に出てレースを引っ張るシーンも見られた。高槻はなかなかペースが上がらない。残り1000mで先頭集団がペースアップ、伊豫田はトップをピタリとマークする。続く小澤は6位前後で前を追う。そして、ラスト1周の鐘が鳴ると伊豫田がスパート。そのままトップで伊豫田がフィニッシュ。13分50秒20で3組1位となった。小澤は4位。後方からレースを進めた高槻は、ペースを上げることができず20位に終わった。
今大会の最終種目となった男子5000mの4組目。富士通からは坂東、椎野、キメリ、ダニエルの4選手がレースに挑んだ。スタートから海外勢がレースを引っ張ったが、1000m通過は2分47秒、2000mは5分29秒、そして3000mは8分19秒と思った以上にペースが上がらない。そんな中、坂東、キメリ、ダニエルは集団の前方を走り、レースを作った。一方、椎野はスタートから集団の後方に位置取り前を伺うが、3000mを過ぎた辺から徐々に遅れてしまう。先頭集団は残り1000mでペースアップ。ラスト1周になるとダニエルがスパート。一時は先頭に立ったが、残り200m付近で後退し4位フィニッシュ。坂東は5位ながら日本人トップ、キメリは8位、椎野は最後まで自分のレースができず16位と悔しいレースとなった。
最低でも3位に入りたいと思っていたレース。表彰台に食い込むことができて良かったです。1分先には日本記録を更新した濱西選手、10秒先には吉川選手がいましたが、まだまだ自分の力を出せば前にいけるとも感じました。彼らとは今後一緒に合宿をする機会があるので、良い部分は参考にしながら、がむしゃらにやっていきたいと思います。直前の練習では上手くいっていない部分もあった中、自己ベストが更新できたのは収穫です。早いペースで進むことが想定されたレースで、対応しきれない部分もありましたが、ペースが落ちてきつくなってから我慢することができました。憧れていた富士通のユニフォームを着ることができて嬉しい反面、プレッシャーもあります。それを跳ね返せるような選手になりたい。秋以降の選考会へ向けて、レースにも積極的に参加し強化していきたいです。
スタート前は、日本人選手の中でどれだけできるかをテーマにしていましたが、中山選手(JR東日本)が積極的に行ったのを見て、僕も挑戦しようと前に出ました。途中から苦しくなり、1人の時間が続き、自分の中ではフォームもバラバラで上手く走れていないと感じていましたが、終わってみれば28分台。タイムがついてきたので、次につなげたいと思っています。昨年のMGCを経験し、上を目指すにはトラックでの強化が欠かせないと感じ、今はトラックで結果を残したいと思っています。具体的には、5000mで13分40秒切り、10000mでは27分台を目指しています。また今年は駅伝のメンバーに入り、ニューイヤー駅伝でチームに貢献するのも目標。しっかりと準備していきたいです。
走るからにはタイムを出したい気持ちもありましたが、今日のレースでは順位や内容も大切と言い聞かせスタートラインに立ちました。ペースが上がり切らない中で、最後まで前に出ずに、ラストにかけることができ、勝ち切れたことは良かったと思います。残り1000mを切ってからは、500mかラスト1周か、自信のある距離で勝負しようと考えていました。レースを引っ張らせた以上は、あそこで勝たなければならない。今日のレースを意味あるものにできて良かったです。今、練習を重ねる中で、取り組んでいることの成果が少しずつ出始めています。昨季は東日本実業団駅伝とニューイヤー駅伝を走りました。ニューイヤーでは悔しい思いをしたので、今季もう一度チャレンジできるように取り組んでいきたいです。
今日のレースでは勝つことを意識してスタートしました。3000m過ぎに前に出ましたが、ペースが落ちていたこと、前を走る選手が苦しそうだったことで、「ここで前に出ても勝ち切りたい」と思って出たんです。残り1000mでペースアップした際に、余力が残っていなかったので、力の使い方という部分では悔いが残りますが、この経験を次に活かしたいです。2年目を迎え、「僕らが上がっていかないとチームも上がってこない」、「選手層も厚くなり、いつまでも若手の感覚でいると居場所がなくなる」と危機感を持っています。挑戦することも意識しながら頑張りたい。1年の流れもわかってきたので、駅伝の戦力になれるように練習を重ねていきたいです。
自己ベスト更新を狙っていましたが、程遠い結果となりました。混み合っている中で走るより、後ろから落ち着いていこうと、後方からレースを進めましたが、ペースが上がってからは対応できず、練習不足、力不足を感じています。入社してから2ヶ月、社内研修も終わりようやく新たな環境にも慣れてきたので、これまで以上に練習に励みたい。いまは足が後ろに流れて推進力が弱くなるクセがあるので、フォームを変えつつ、夏のホクレン・ディスタンスチャレンジに向けて場にタイムを狙いたいと思っています。5000mと10000mで自己ベストを更新し、来年の日本選手権の参加標準記録を突破すること。さらに駅伝のメンバー入りすることが今年の目標です。富士通のユニフォームが早く似合うように、成長していきたいです。
日本選手権をイメージしながら、フィニッシュタイムを13分45秒に設定し挑みました。海外勢が速いペースで引っ張れば、自分もその流れに乗っていけると思っていましたが、想像よりもスローペースとなりました。ただ、ペースが上がらず、先頭集団が混雑した中でしっかりと走ることができたのは収穫です。4000m通過で、残り1000mを2分40秒でいけば、今日の課題はクリアできると思いながらスパート。余力は残っていたので、良い傾向だと思います。これから調子を上げて、日本選手権に出場となれば、もう一度、表彰台に上がれるように頑張りたいです。
ずるずると後ろに下がってしまい、あまり良くないレースでした。後ろからレースを進めていても、「負けてたまるか」という熱い気持ちも前面に出すことができず、全体的に良いところがありませんでした。体の調子は悪くはないのですが、自分の理想とする動きができず、どう走っていいのかわからない、ちょっと不調に陥った感じです。レースを終えた今は、とても悔しい気持ちです。恵まれた環境で競技に打ち込めること、それに恥じない走りがしたい。気持ちを切り替えて、トレーニングしていきたいです。
調子は上がってきていたので、勝負を意識して優勝を目指して走りました。集団の中でレースを進めて予定通りの走りが出来ていました。ラスト1周で勝負を仕掛けましたが、最後の200mのところで力が残っていませんでした。もっと練習をして5000mと10000mの自己ベスト更新したいです。駅伝にも挑戦したいです。
5月12日に仙台国際ハーフマラソンを走った(1時間02分36秒)ので、思ったより疲労感は残っていました。レースでは、13分30秒を目標にしていましたが、思ったより集団のペースが上がらず、私自身のコンディションも万全でなかったため難しいレースでした。今回の結果には満足出来ませんが、7月のホクレン・ディスタンスチャレンジでは、5000mで自己ベストを更新できるように練習していきます。夏以降は、ニューイヤー駅伝でしっかりと結果を残すため個人としてもチームとしても駅伝にフォーカスして取り組んでいきます。