Wリーグサマーキャンプ 2025 第1戦

開催日時 2025年07月19日(土曜日) 15:00〜
試合場所 いしかわ総合スポーツセンター
ライブ配信 バスケットLIVE
Results 試合結果

日立ハイテク クーガーズ
日立ハイテク
クーガーズ
富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
27Q120
13Q215
26Q315
16Q423
82TOTAL73
Q1Q2Q3Q4TOTAL
日立ハイテク クーガーズ
日立ハイテク クーガーズ
2713261682
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
2015152373
富士通 レッドウェーブ
No 選手名 PTS 2PM-A 3PM-A FTM-A F OFF DEF TOT AST STL BLK TO MIN
8 ジョシュア ンフォンノボン テミトペ 10 3-5 0-0 4-4 3 1 4 5 0 3 0 2 26:29
11 前澤 澪 8 3-5 0-1 2-2 0 0 2 2 3 0 1 2 19:52
13 安江 沙碧梨 10 2-7 2-3 0-0 2 0 2 2 0 0 0 2 25:40
14 伊森 可琳 11 0-3 3-3 2-2 3 1 2 3 1 0 0 3 29:22
81 宮下 希保 10 3-6 0-3 4-4 2 2 2 4 3 0 0 1 27:53
2 林 真帆 7 2-2 1-6 0-0 2 0 1 1 1 0 0 2 17:55
12 奥 伊吹 6 1-3 0-2 4-6 2 0 2 2 0 1 1 0 16:49
18 藤本 愛妃 8 3-4 0-0 2-3 3 1 3 4 2 1 0 1 18:54
23 佐藤 華純 3 0-1 1-4 0-0 0 0 1 1 0 0 0 0 17:06
7 林 咲希 00:00
9 赤木 里帆 00:00
10 町田 瑠唯 00:00
チームスコア 0 0-0 0-0 0 1 12 13 0 0 0 0 00:00
トータル 73 17-36 7-22 18-21 17 6 31 37 10 5 2 13 200:00
PERCENTAGES 2P 3P FT FG
47.2% 31.8% 85.7% 41.4%
Report 試合レポート

【第1Q】
石川県金沢市でおこなわれている「能登半島地震復興支援 Wリーグサマーキャンプ2025 in いしかわ」の1日目。日立ハイテク クーガーズと対戦したレッドウェーブのスタメンは、#8テミトペ、#11前澤、#13安江、#14伊森、#81宮下。失点しながらも#11前澤の1対1や#13安江のドライブで序盤の流れを渡さない。しかし自らのターンオーバーと、相手の3ポイント攻勢に後手を踏み、リードを広げられる。#8テミトペのゴール下や#12奥のフリースロー、#18藤本の1対1で盛り返していくが、やはり自らのターンオーバーと相手の3ポイントシュートに押し返されてしまう。終盤、#18藤本がバスケットカウントを決めるなど粘りを見せ、20-27で第1Qを終える。
【第2Q】
このQも失点からスタートするが、#81宮下から#8テミトペへの合わせのプレーや、#13安江の3ポイントシュートで簡単に引き離されない。相手のタイムアウト明けには#8テミトペがルーズボールからシュートをねじ込むが、3ポイントシュートのバスケットカウントを決められるなど、流れを引き寄せることができない。我慢を強いられながら、粘り強く戦うレッドウェーブ。終盤には#18藤本のスクリーンを利用して、#2林(真)がジャンプシュートを決め、#13安江も速攻で続く。さらに#81宮下も1対1を決めるが、残り2秒で失点し、35-40で前半を折り返す。
【第3Q】
後半も失点からスタート。#11前澤がジャンプシュートを決め返すが、そこからお互いが決め合う展開となる。中盤、相手の3ポイントシュートに対して、#23佐藤が3ポイントシュートを決め返すが、その後が続かずに連続失点。フリースローで得点をつなぎながら終盤に入るが、フリースローと3ポイントシュートで失点すると、相手のタイムアウト明けにも連続失点し、結果として5連続失点。リードを広げられてしまう。レッドウェーブのタイムアウト明けに#81宮下がドライブをねじ込み、#2林(真)もジャンプシュートを決めるが、最後はブザービーターで3ポイントシュートを決められ、50-66で第3Qを終える。
【第4Q】
最終Qはレッドウェーブの得点から始まる。#11前澤のパスを受けた#14伊森が3ポイントシュートを決めると、失点するものの#8テミトペのフリースローや、#11前澤の速攻からのプルアップジャンプシュートが決まって、日立ハイテクにタイムアウトを取らせる。その後も#12奥と#11前澤のフリースローや、#14伊森のステップバックによる3ポイントシュートで猛追。その間、失点はわずか4点。中盤に連続失点をしてしまうが、終盤に入ると#81宮下のフリースローや、#14伊森のバスを受けた#2林(真)の3ポイントシュートで追い上げる。最後は#14伊森が3ポイントシュートを沈めるが届かず、73-82で敗れた。
Comments コメント

日下 光ヘッドコーチ
日下 光
ディフェンスがよくありませんでした。先日の練習試合でも出た課題――1対1を守りきれない、スクリーンに対するチームディフェンスで決められたことと違うことをする、オフェンスリバウンドを取られる――それらが今日もはっきりと出てしまいました。ディフェンスのスタンダードは下げたくないのですが、今はまだ課題が山積みです。ただ、私は今日の負けさえもポジティブにとらえています。今日の内容で勝っていたら、選手たちも「これくらいでいいんだ」と思ってしまうでしょう。でもそうならなかった現実をどう捉えて、明日、彼女たちがどうカムバックするかを見てみたいと思っています。負けることはもちろん悔しいですが、サマーキャンプを通じて、選手たちの成長をしっかりと見ていきたいと思っているのです。個々を見ても、#11前澤がチームのために以前とは異なる姿勢を見せていることや、#18藤本のリーダーシップは今後につながります。
負けた結果はもちろん、内容的にも改善点の多いゲームでした。しかし私はポジティブに捉えています。というのも、サマーキャンプのロスターは、昨シーズンのプレータイムが少なった選手たちばかりです。練習だけではわからない、実戦のなかで得られることもあります。減らさなければいけませんが、今日起こったコミュニケーションミスはその最たる例だと思います。私自身は、サマーキャンプで確認したかった、ディフェンスを見ながらアタックすることはできましたし、悪くはなかったと思います。ただターンオーバーについてはしっかりと修正していかなければなりません。今回のロスターのなかで、近年のレッドウェーブを一番理解しているのは私です。リーダーシップを取って、指摘すべきところと、思い切りプレーさせるところを見極めながら、チームにとって充実したサマーキャンプにしていきたいと思っています。