第90回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会 FainalRound

開催日時 2023年12月14日(木曜日) 17:00〜
試合場所 国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区)
ライブ配信
チケット ローソンチケット
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
アイシン ウィングス
アイシン
ウィングス
13Q17
14Q216
18Q314
11Q412
56TOTAL49
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
1314181156
アイシン ウィングス
アイシン ウィングス
716141249
No S 選手名 PTS 3P FG 2P FG FT F REBOUNDS TO AS ST BS MIN
M A M A M A OR DR TOT
7 林 咲希 4 0 7 1 2 2 2 1 0 6 6 1 0 0 0 33:51
8 ジョシュア ンフォンノボンテミトペ 15 0 0 5 9 5 13 2 9 5 14 1 3 2 1 28:57
9 赤木 里帆 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
10 町田 瑠唯 4 0 0 2 6 0 0 1 0 2 2 4 8 1 0 32:31
12 奥 伊吹 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
13 安江 沙碧梨 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
17 山下 詩織 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
18 藤本 愛妃 6 0 1 3 5 0 0 0 0 6 6 1 1 1 3 17:32
22 中村 優花 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
25 内尾 聡菜 9 0 3 4 5 1 2 2 3 4 7 0 0 2 0 35:00
27 江良 萌香 3 1 4 0 0 0 0 2 0 1 1 2 1 0 0 15:09
45 伊森 可琳 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 03:51
52 宮澤 夕貴 15 3 10 2 5 2 2 0 1 7 8 3 3 0 2 33:09
HC / TEAM 0 0 0 0 0 1 0 4 4 2
合計 56 4 25 17 32 10 19 9 13 35 48 14 16 6 6 200:00
Report 試合レポート

【第1Q】
皇后杯のファイナルラウンド・クォーターファイナル。アイシン戦に臨むレッドウェーブのスタメンは#7林、#8テミトペ、#10町田、#25内尾、#52宮澤。#8テミトペのリバウンドシュートで先制すると、失点しながらも#10町田と#8テミトペのコンビネーション、#25内尾のドライブなどで押し返していく。#8テミトペのリバウンドシュートでアイシンにタイムアウトを取らせるが、流れはレッドウェーブのまま。その後も #10町田のパスを受けた#52宮澤のゴール下でのシュートや、#18藤本の1対1などで得点を重ねる。強度の高いディフェンスでアイシンの得点を一桁に抑え、13-7で第1Qを終える。
【第2Q】
第2Qは我慢の展開となる。立ち上がりに#10町田と#18藤本のピック&ロールが決まるが、そこからオフェンスが停滞してしまう。タイムアウトで修正を図り、#7林と#10町田のドライブ、#52宮澤から#25内尾につながる速攻で得点を重ねるが、3ポイントシュートで返され、なかなかリードを広げることができない。それでも中盤に#10町田がドライブを決めると、アイシンがタイムアウト。直後のディフェンスで守ると、#8テミトペから出されたパスを#52宮澤が3ポイントシュートで応える。そこから得点が伸びていかず、その間に失点してしまい、27-23で前半を折り返す。
【第3Q】
立ち上がりから両チームともに得点を取れずにいたが、#52宮澤が3ポイントシュートで後半の初得点をあげる。#18藤本も#10町田とのコンビネーションで続く。中盤には#52宮澤がこの日の3本目となる3ポイントシュートを沈め、さらに#10町田からのアシストを受けてバックシュートを決めて、リードを10点に広げる。しかしここから約2分半、得点が止まってしまい、その間に7失点。3点差にまで詰め寄られてしまう。流れを断ち切ったのは#25内尾。ドライブで得点を動かすと、#52宮澤からのパスを#8テミトペがバスケットカウントで応える。終盤、#25内尾のドライブ、#8テミトペのフリースローが決まって45-37で第3Qを終える。
【第4Q】
失点からスタートした最終Qは、すぐに#8テミトペが1対1を決め返すが、そこから約3分間、得点が止まってしまう。ようやく得たフリースローのチャンスも1本しか決まらないなど、なかなか流れを引き寄せられない。その間にも失点し、またも3点差まで詰め寄られるが、得点が伸びないなかで、ディフェンスは粘りを見せ続ける。残り2分を切ったところで#8テミトペがフリースローを決めて4点するが、アイシンにもフリースローを決められて2点差に。それでも最後は残り28秒で、#27江良が3ポイントシュートを沈め、#7林はフリースローを確実に沈めて、56-49。苦しみながらも皇后杯セミファイナル進出を決めた。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
ディフェンスの戦いになることはわかっていました。過去の結果だけを見れば、私たちがスムーズに勝つと思われる方もいたかもしれませんが、今のアイシンは素晴らしいチームです。今日もアイシンのディフェンスに苦しめられました。一方で私たちもレッドウェーブらしいディフェンスでアイシンを苦しめられたと思います。49失点がそれを物語っています。ただ、相手のディフェンスにうまく対応できず、チャンスを作った3ポイントシュートの確率も16%、フリースローの精度も欠きました。それが接戦になった要因のひとつです。それでも最後の最後で#27江良が貴重な3ポイントシュートを決めてくれました。トーナメント形式の大会で大きな価値があります。現時点でセミファイナルの対戦相手は決まっていませんが、どちらが勝ち上がってきても、今日のような重たい展開にならないよう、しっかりと準備をして臨みたいと思います。
ディフェンスは全体的によかったと思います。ディフェンスで崩れなかったことが今日のゲームの勝因でもあるし、セミファイナル以降につながる収穫とも言えます。ただオフェンスについては反省しなければいけません。しっかりとフェイスアップして、チャンスを見極めようという話しをしているのですが、私を含めてそれが徹底できず、得点が伸びていきませんでした。苦しいゲームになった要因です。個人的には、最近のゲームのなかで自信を持ってディフェンスができていない、自分のなかで「ハマっていない」感覚があり、それを皇后杯前に重点的に練習してきました。それについては今日のゲームでも成果が出たと思います。セミファイナルはどちらが勝ち上がってきても、出だしで相手にどのような印象を与えるかが重要になってきます。ディフェンスから始まるレッドウェーブらしいバスケットを展開していきます。