20-21 Wリーグ レギュラーシーズン
ENEOS 第1戦

開催日時 2020年09月18日(金曜日) 19:00〜
試合場所 大田区総合体育館(東京都大田区)
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ富士通 レッドウェーブ2315111160
ENEOS サンフラワーズENEOS サンフラワーズ289211977
NO 選手名 PTS 2P 3P FT F REB AST STL BLK TO MIN
8 内野 智香英 10 1 2 2 1 6 0 1 0 0 29:57
10 町田 瑠唯 8 4 0 0 2 1 6 1 0 4 30:06
11 篠崎 澪 20 5 3 1 2 1 1 0 0 1 30:34
25 内尾 聡菜 4 1 0 2 0 7 1 1 0 0 34:40
99 オコエ 桃仁花 14 2 3 1 1 3 2 1 0 1 30:24
3 岡田 英里 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 09:54
13 谷口 二千華 0 0 0 0 1 1 0 0 0 1 08:55
14 田中 真美子 2 1 0 0 1 5 1 0 1 0 15:23
18 藤本 愛妃 2 1 0 0 0 0 0 2 0 1 10:07
2 星田 美歩 DNP
7 王 昕 DNP
16 栗林 未和 DNP
トータル 60 15 8 6 9 30 11 6 1 8 200:00
Report 試合レポート

第 1 クォーター
2020-2021シーズン開幕戦のスタメンは#8内野、#10町田、#11篠崎、#25内尾、#99オコエ。#11篠崎がドライブで今シーズンのWリーグ初得点をあげると、#10町田がドライブで続き、まずまずの立ち上がりを見せる。ENEOSが高さでイニシアチブを取ろうとすると、タイムアウト明けに#11篠崎が3ポイントシュートを沈めて、リードを広げさせない。しかしそこから連続失点。#25内尾のフリースロー、#99オコエの3ポイントシュートなどで食らいつくが、なかなか点差を縮めきれない。終盤、ルーキーの#3岡田、#18藤本が積極的な姿勢を見せ、#18藤本がジャンプシュートを決める。【23-28】で第1Qを終える。
第 2 クォーター
第2Qは立ち上がりからレッドウェーブのディフェンスが冴える。4分間ENEOSの攻撃を0点に抑え、その間に#8内野の3ポイントシュート、#11篠崎の連続1対1で逆転に成功する。その後もディフェンスで全員がしっかり我慢し、オフェンスでは#11篠崎のシュート、#99オコエの3ポイントシュートで粘り強くリードを守っていく。終盤には#10町田の1対1から技ありのターンアラウンドを決め、さらには#8内野がドライブからフリースローを取り、【38-37】で前半を折り返す。
第 3 クォーター
後半に入っても序盤は前半の流れを生かし、#10町田のアシストを#8内野が3ポイントで応え、さらに#10町田が積極的な1対1で得点を重ねる。逆転を許しても#25内尾が#11篠崎のバックカットに絶妙なアシスト。さらにその#25内尾がジャンプシュートを決めて、粘り強くついていく、しかし終盤、ENEOSに走られ、さらに3ポイントシュートも決められ、リードを広げられる。レッドウェーブも#14田中がディフェンスを引きつけ、#99オコエのゴール下のシュートを演出するなど見せ場を作ったが、【49-58】で第3Qを終える。
第 4 クォーター
逆転を狙うレッドウェーブは#25内尾のパスカットから#10町田がつなぎ、最後は#11篠崎の3ポイントシュートで反撃開始。さらに#99オコエがバスケットカウントからの3ポイントプレーで5点差に詰め寄る。しかしここからENEOSの連続3ポイントと、オフェンスリバウンドでの失点で再びリードを広げられる。中盤、#10町田のアシストから、#11篠崎が3ポイントシュートを、#8内野はゴール下のシュートをそれぞれ決めるが、10点差に縮めるのが精一杯。残り4分はレッドウェーブのシュートが決まらず、一方でENEOSには着実に決められ【60-77】。2020-2021シーズンの開幕は敗戦でのスタートとなった。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
第1Qの10分間で23点取りながら、後半は合計20分間で22得点……オフェンスに問題があるのは明らかです。決して形が悪かったわけではありません。ただシュートの正確性がもうひとつ上がりませんでした。ENEOSのスイッチディフェンスもうまく攻められなくなって、後半になって全体的に少しずつ疲れていったように思います。まだまだ逆転のチャンスがある後半も、大事な場面のシュートが外れ、そのリバウンドから相手に決められる悪循環もありました。#25内尾がいいディフェンスをして、相手の得点源の一人をよく守ってくれるなど収穫もありましたが、やはり今日は反省点、課題のほうが多いです。チームが掲げているトランジションから得点が7点しかなく、ハーフコートバスケットに頼りすぎた感じがします。やはり上位のチームに勝つには、高い質のバスケットを40分間続けて、シュートの確率も上げなければいけません。今夜もう一度今夜のゲームを分析して、明日の第2戦に備えます。
今日は相手のやりたいバスケットをやられてしまったというのが率直な感想です。それもインサイドで高さを使われたというより、リバウンドから走られて、簡単に得点されてしまいました。私たちが何とか得点をしても、そのあとすぐに走られるなど、チームとしてオフェンスからディフェンスへの切り替えが遅かったです。前半はディフェンスがよく、特に失点の多かった第1Qから第2Qにかけて、気持ちをうまく切り替えたけど、それでも今日は「だけど……」という感じです。後半はチームオフェンスもうまく機能せず、苦しかったです。個人的には積極的に攻めたつもりですが、得点しきれなくて……本当に今日はチームとしてリズムに乗りきれませんでした。今シーズンは小さいチームなので、もっと攻守の切り替えを速くしなければいけません。それも“自分たちのリズム”の速さにしなければ、相手に合わせるとスタミナを削られてしまいます。明日は自分たちのスピード、自分たちのリズムでゲームを進めていきたいと思います。