19-20 Wリーグ レギュラーシーズン
トヨタ紡織 第2戦

開催日時 2020年02月23日(日曜日) 13:00〜
試合場所 コンパルホール(大分県大分市)
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
トヨタ紡織 サンシャインラビッツ
トヨタ紡織
サンシャインラビッツ
21Q121
22Q212
20Q322
21Q417
84TOTAL72
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
2122202184
トヨタ紡織 サンシャインラビッツ
トヨタ紡織 サンシャインラビッツ
2112221772
Report 試合レポート

第 1 クォーター
前日に5点差で敗れた借りを返すべく立ち上がったレッドウェーブのスタメンは#8内野、#10町田、#11篠崎、#25内尾、#99オコエ。#11篠崎のシュートでレッドウェーブが先制するが、トヨタ紡織に連続失点し、序盤は追いかける展開となる。#8内野の3ポイントシュート、#25内尾のジャンプシュートなどでしっかりついていくと、一度は#99オコエ、#15山本の3ポイントシュートで同点に追いつく。しかしトヨタ紡織に先に抜け出され、我慢の時間帯が続いていく。終盤には#13谷口のステップイン、#10町田の1対1が決まるが、相手を上回ることはできず、【21-21】で第1Qを終える。
第 2 クォーター
第2Qはトヨタ紡織に3ポイントシュートを決められてスタートする。しかしここでレッドウェーブの若手が奮起する。#16栗林がジャンプシュート、速攻を立て続けに決めると、#13谷口も続いて3連続得点をあげ、逆転に成功する。すぐに速攻で返されるが、#25内尾が速攻の流れのなかで3ポイントシュートを決め、トヨタ紡織のタイムアウト明けには#15山本が3ポイントシュートを沈めてリードを広げる。さらに#12篠原がシュートフェイクからのドライブを決めると、#10町田は#12篠原のスクリーンを使って3ポイントシュートを決める。その間、トヨタ紡織の攻撃を単発に抑えると、最後は#8内野が相手にシュートチェックを受けながら3ポイントシュートを決めて【43-33】で前半を折り返す。
第 3 クォーター
10点リードしているとはいえ、気の抜けない後半の立ち上がり。#99オコエのスクリーンを使った#11篠崎がジャンプシュートを決めると、トヨタ紡織の反撃を受けながらも、#25内尾のバスケットカウントなどで我慢の時間帯を耐えていく。すると中盤、#16栗林が強さを発揮する。相手のファウルを受けながらシュートを決めると、次のオフェンスでもフリースローを得る。それでも粘り強く返してくるトヨタ紡織に対して、今度は#13谷口が5連続得点で逆転のきっかけを作らせない。ドライブから始まり、2連続でのフリースロー、ドライブ、そして最後は3ポイントシュートで締めて、約4分間の間に10得点の固め打ち。そのまま【63-55】で第3Qを終える。
第 4 クォーター
トヨタ紡織のスローインでスタートした第4Qだったが、いきなり#10町田が相手のパスをスティールし、そのまま速攻を決める。さらに#10町田のドライブ、#15山本の速攻も決まってトヨタ紡織にタイムアウトを取らせる。その直後には相手にオフェンスリバウンドを連続して取られる場面も出てきたが、その苦しい時間をしのぐと、#15山本のパスを受けた#12篠原がジャンプシュートを決め、さらに#13谷口はバックカットから#10町田のパスを受けてシュートを決める。その間、約4分、レッドウェーブはトヨタ紡織の得点をゼロに抑えていき、リードを広げていく。終盤、トヨタ紡織の反撃を受ける場面もあったが、#13谷口と#25内尾の3ポイントシュート、#12篠原のシュートなどでリードを守り切ったレッドウェーブが【84-72】でトヨタ紡織を下し、前日の借りをきっちり返した。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
昨日の悪かった部分を選手たち自身がきっちりと修正したところに今日の勝因はあります。リバウンド、ルーズボールともに記録上でも負けていませんし、相手にオフェンスリバウンドを取らせなかったことでレッドウェーブらしいバスケットが生まれました。それともうひとつ大きな勝因は、さまざまな選手が活躍したことです。#16栗林は前日に続いてオフェンスで自分の役割をきっちりとこなしてくれましたし、ディフェンスは昨日よりよかった。#13谷口もしっかりステップアップしてくれましたし、#12篠原は攻守ともに安定感がありました。#99オコエも含めて3人のビッグマンが今日のように必死なプレーをしてくれたら、チームはさらにステップアップできます。#15山本もよかった。昨日はシュートを打っていませんでしたが、今日は最後まで打ち続けてくれました。これはとても大切なことです。そうすることでプレーもよくなっていました。来週はトヨタ自動車アンテロープスとのゲームになります。相手のスクリーンプレーに対するディフェンスをしっかり準備しなければいけません。それ以上にレッドウェーブの激しいディフェンスが大事になるので、来週もレッドウェーブらしいバスケットを展開したいです。
谷口 二千華#13
谷口 二千華
昨日はヘッドコーチから「リバウンドとルーズボールが大事」と言われていて、みんなも意識をしていたのですが、うまく体が動いていませんでした。しかし今日はみんながその意識をプレーに体現することができていたと思います。また昨日はオフェンスが消極的で、どこか他人任せになっていたので、今日は私が出たときに積極的にドライブをすることを心がけました。センター陣がいいスクリーンをかけてくれて、一発目こそスピードでアタックしましたが、ベンチに下がったときヘッドコーチから「緩急を使ったほうがいい」とアドバイスを受けて、ゆっくりと周りを見ながらドライブしていったら、それがうまく決まったのでよかったです。元々緩急をつけるプレーが得意なのですが、トップレベルでは通用しないかなと思い込んでいたので、ここでうまく使い分けられたことは次につなります。 来週のトヨタ自動車戦でもやることは同じです。チームとしてはしっかりとディフェンスをして、オフェンスは中と外の攻撃のバランスをうまく保つこと。オフェンスリバウンドに積極的に飛び込むことも大事です。個人としてもしっかりとゲームに対応できるよう、気持ちに余裕をもって、準備したいと思います。