19-20 Wリーグ レギュラーシーズン
日立ハイテク 第2戦

開催日時 2019年12月28日(土曜日) 17:00〜
試合場所 大田区総合体育館(東京都大田区)
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
日立ハイテク クーガーズ
日立ハイテク
クーガーズ
24Q116
22Q217
10Q313
14Q416
70TOTAL62
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
2422101470
日立ハイテク クーガーズ
日立ハイテク クーガーズ
1617131662
Report 試合レポート

第 1 クォーター
台風19号の影響により、代替開催となった第2節、日立ハイテククーガーズ第2戦。これが年内ラストゲームとなるレッドウェーブのスターティングメンバーは、#8内野、#10町田、#11篠崎、#25内尾、#99オコエ。開始直後に先制されるものの、#10町田と#99オコエが連続3ポイントシュートを沈め、良い出だしを見せる。しかし、直後に連続失点すると、すぐにBTテーブスHCがタイムアウトを要求。ディフェンスを修正してゲームを再開した。すると、#99オコエがジャンプシュートを2本決め、続いて#10町田が#11篠崎へのアシストにドライブからのフリースロー、さらに3ポイント、レイアップ、#12篠原へのアシストと爆発。一気に相手を突き離す。ディフェンスでも#25内尾などがリバウンドに参加、#13谷口もルーズボールに飛び込むなど役割を果たし、【24-16】とリードを奪って第1Qを終えた。
第 2 クォーター
第2Q、#21松本のレイアップから始まるも、なかなかシュートが決まらないレッドウェーブ。それでも、引き続き#25内尾などがオフェンスリバウンドへ積極的に飛び込み、#99オコエが3ポイント、ターンからのジャンプシュートなどで得点を稼ぐ。特にディフェンスで粘りを見せたチームは、相手の得点を2Q開始から約4分間シャットアウト。中盤以降は両者点の取り合いになり、レッドウェーブは#99オコエ、#8内野がインサイドを攻めてゴール下で得点。#11篠崎が速攻と#99オコエへの見事なアシストを記録し、#13谷口も何度かチャレンジした3ポイントシュートをついに沈めてリード。相手の#2白鞘らの3ポイントを止めきれない展開ながらも、終盤に#21松本が強引にレイアップをねじ込むなど、【46-33】と13点リードで前半を折り返す。
第 3 クォーター
ここまでシュートミスが目立つものの、ディフェンスで持ち堪えていたレッドウェーブ。だが、第3Qに入り、得点が止まる。#99オコエ、#8内野のシュートは外れ、#10町田がフリースローを決めたのは開始から3分後。それ以後も得点が止まり、パスミス、ターンオーバーが増えていった。日立ハイテク#9鈴木に3ポイントを決められ、ついに点差は6。しかし、そこから#15山本のドライブをきっかけに勢いを取り戻したチームは、#10町田から#11篠崎への速攻、#11篠崎は続いて2本のフリースローを決め、#99オコエも強気のゴール下。リバウンドでも#12篠原が攻守で存在感を見せ、#21松本がチームファウル累積で得たフリースローを2本決めて点差をキープ。結局、【10-13】とロースコアに終わったこのQを、【56-46】と10点リードで終えた。
第 4 クォーター
第4Q開始からアグレッシブな姿勢を取り戻したレッドウェーブ。#25内尾の思い切りの良いジャンプシュート、#8内野はドライブからフリースローを獲得、#10町田のパスから#14田中が速攻と良さが出る。開始から3分、日立ハイテク#22松本に3ポイントを決められるが、すぐにタイムアウトで流れを切ると、開けてすぐに#10町田が3ポイントを成功。#99オコエがフリースローを決めて、相手に主導権を渡さない。最後まで相手の3ポイントを止めきれなかったレッドウェーブだが、終盤には#12篠原がバスケットカウント、#11篠崎がオフェンスリバウンドからゴール下を沈めるなど、粘りを発揮。ディフェンスも最後まで集中力を切らさず、苦戦しながらも【70-62】で勝利し、2019年ラストゲームを勝利で語った。Wリーグは次回、オールスターを挟んで2月22日に再開する。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
原因は様々ですが、今日はイージーミスが目立ち、オフェンスの動きが機能していませんでした。ただ、今シーズンはこういった試合内容でも勝っているので、それが最も大事だと思っています。今日もディフェンスがひとつのキーポイントになりました。第1Q早めのタイムアウトは、相手へのプレッシャーなどがゆるく、序盤で修正するために取りました。それで少し切り替えができたと思います。ただ、良いディフェンスができたのに、その後のトランジションオフェンスがうまく行かず、ハーフコートオフェンスになってしまっているのが流れを掴み切れない要因だと思います。もっと早い展開で点につなげられたら、富士通らしいバスケットになるはずです。これからリーグ戦は、約1か月半の休みに入ります。チーム状況としては、それぞれの選手が代表に呼ばれたりして疲労が溜まっており、若手は経験の上積みが必要。ベテランには身体のコンディショニングがあり、楽観視できる状態ではありません。ただ“新しい富士通”を作りたいので、この状況は糧だと思い、結果にフォーカスしてレベルアップしていきたいと思います。
篠崎 澪#11 SG
篠崎 澪
試合の出だしからプレッシャーをかけて、相手を自由にプレーさせないようHCから話がありましたが、序盤から逆にリズムに乗らせてしまいました。今年はシーズンを通して出だしが良かっただけに、これが年内ラストゲームというのは、どこか消化不良な部分があります。それでも立て直し、勝利に結びつけられたことは、成長した部分だなと思っています。 相手の身長が小さかったのもあって、うまくインサイドを攻められた時間帯はあったと思います。ただ、相手のセンター陣にオフェンスリバウンドをとられてしまったり、こちら側のファウルが込んでしまったり、大事な時間帯に点を取られた感覚があるので、そこはまた強化しなければならないところだと思っています。 これからリーグ戦は、次戦まで少し時間があきます。チームとして見直すのは、まずリバウンド、ディフェンスをもっとハードにしていくこと。あとこれは2ヶ月で変わるものでは無いですが、シュート確率をもっと上げていかなければいけないなと思います。