19-20 Wリーグ レギュラーシーズン
シャンソン 第2戦

開催日時 2019年10月27日(日曜日) 14:00〜
試合場所 ウイング・ハット春日部(埼玉県春日部市)
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
シャンソン化粧品 シャンソン Vマジック
シャンソン化粧品
シャンソンVマジック
21Q124
10Q216
25Q319
21Q414
77TOTAL73
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
2110252177
シャンソン化粧品 シャンソン Vマジック
シャンソン化粧品 シャンソン Vマジック
2416191473
Report 試合レポート

第 1 クォーター
今シーズン初のアウェーゲームをおこなうレッドウェーブのスタメンは#8内野、#10町田、#11篠崎、#25内尾、#99オコエ。立ち上がり、シャンソン化粧品に先行を許すが、#99オコエがドライブ、フェイドアウェイシュート、リバウンドシュートを次々に決めて、相手にペースをつかませない。#10町田から#11篠崎のホットラインも開通するが、そこからシャンソン化粧品に連続失点。しかしタイムアウト後、#12篠原のリバウンドシュート、#11篠崎のフェイドアウェイシュートが決まって、今度は相手にタイムアウトを取らせる。しかしその後のオフェンスでなかなかリズムをつかめず、#10町田が連続3ポイントシュートで得点をつなぐ。ファウルトラブルなどもあって失点は続くが、最後は#11篠崎が3ポイントシュートを沈めて【21-24】で第1Qを終える。
第 2 クォーター
#8内野から#99オコエにつながるプレーで第2Qをスタートさせたレッドウェーブだったが、注意していた相手の中心選手に連続3ポイントシュートを決められてしまう。それでも#99オコエのドライブ、#8内野のフリースローでついていくが、相手のアタックをうまく止められず、フリースローでつながれてしまう。中盤には#99オコエが積極的に攻めるが、シャンソン化粧品の寄せの早いディフェンスを崩しきれず、なかなか得点につながらない。粘りを見せていたディフェンスも徐々にこじ開けられてしまう。終盤、#12篠原のシュートが決まるが、最後の#13谷口の3ポイントシュートはリングに嫌われ、【31-40】で前半を折り返す。
第 3 クォーター
これ以上引き離されたくないレッドウェーブは、速攻から#10町田がジャンプシュートを決めて後半をスタートさせる。さらに#8内野も3ポイントシュートで続くが、そこからシャンソン化粧品に3ポイントシュート2本を含む3連続失点。#99オコエが何とか1本返すが、そこからさらに2連続失点。この流れを断ち切るべくBTテーブスヘッドコーチがタイムアウトを取る。その判断が的中し、#11篠崎の3ポイントシュート、#25内尾はドライブと3ポイントシュートの連続得点で、今度は相手にタイムアウトを取らせる。しかしレッドウェーブに傾いた流れは変わらず、#11篠崎、#10町田、#8内野で怒涛の4連続得点。【56-59】まで押し返して第3Qを終える。
第 4 クォーター
流れに乗ったレッドウェーブは#12篠原のバスケットカウントで最終Qをスタートさせる。いったんは返されるが、#12篠原がまた決め返し、#10町田の3ポイントシュートで逆転に成功する。すぐに追いつかれるが、そこで力を発揮したのは#12篠原。フリースローで再び逆転すると、「練習してきた」という3ポイントシュートを決め、さらにシャンソン化粧品のタイムアウト明けにはバスケットカウントで3ポイントプレーを決める。ディフェンスもゾーンディフェンスが効果的に決まり、相手の得点を単発に封じ込めていく。終盤、#12篠原と同じ年の#11篠崎の3ポイントシュートでリードを10点に広げると、中学時代からの同級生#15山本もフリースローでつないで、追いすがるシャンソン化粧品を突き放していく。最後は#11篠崎がドライブからフローターシュートを決めて【77-73】でレッドウェーブが逆転勝利をあげた。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
逆転する前まではシャンソン化粧品のオールスイッチのディフェンスに対してペイントエリアを攻められず、3ポイントシュートを打つチャンスも作れていませんでした。そのためチームとしてボールを動かすことができず、すごく苦しかったです。しかしオールスイッチの弱点を突くオフェンスに切り替えて、ポイントガードとセンターのところをうまく攻められました。#10町田は昨日のゲームこそあまり攻めていませんでしたが、今日はその反省点をうまく克服し、得点に絡んでくれました。それ以上に#12篠原のステップアップが大きい。ここまでずっと苦しんでいましたが、今日は得点でしっかりと結果を出してくれましたし、これを今後も継続してほしいと思います。ディフェンスもマンツーマンのままでは苦しいと思ったので、ゾーンディフェンスに切り替えて、それが効果的に決まりました。2-3ゾーンはその陣形からファストブレイクを出しやすいというメリットがあり、それを選手たちがうまく体現してくれました。ここでいったんリーグは休みに入りますが、11月は少し選手を休ませて、でも休ませすぎないようにして、今やっていることの質をしっかりと上げていきたいです。
篠原 恵#12
篠原 恵
昨日と異なり、レッドウェーブの3ポイントシュートを抑えるディフェンスをされて、ノーマークで3ポイントシュートを打たせる場面を作れていませんでした。またスイッチディフェンスをされたことでなかなかペイントエリアに攻め込められなかったことも苦しんだ要因です。最大で16点リードされましたが、そこでもディフェンスで我慢し、速攻につなげるなど全員が攻め気を持てたことが逆転につながったと思います。私自身は、今シーズンのチームでどうやって得点を取るか、ずっと模索していました。その結果がなかなかシュートを打てないという悪循環になっていたのですが、もう少し自分のプレーを出してもいいのかなと考えて今日のゲームに臨みました。1本目のレイアップシュートを落としたときに、さらにもうこれは開き直るしかないと思えて、それが今日の結果につながりました。ずっと練習してきた3ポイントシュートもやっと入ったし、これで自分自身、吹っ切れるといいな(笑)。いい流れでプレーした10月なので、リーグはいったん休みに入りますが、チームとしても、個人としてもこの流れを断ち切らないよう、さらに今月見つかった課題にしっかり取り組みながら、リーグの再開までに改善したいと思います。