19-20 Wリーグ レギュラーシーズン
三菱電機 第1戦

開催日時 2019年10月18日(金曜日) 19:00〜
試合場所 横須賀アリーナ(神奈川県横須賀市)
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
三菱電機 コアラーズ
三菱電機
コアラーズ
18Q112
13Q213
15Q312
11Q44
57TOTAL41
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
1813151157
三菱電機 コアラーズ
三菱電機 コアラーズ
121312441
Report 試合レポート

第 1 クォーター
2014年以来、5年ぶりとなる横須賀でのゲームに臨むレッドウェーブのスタメンは#8内野、#10町田、#11篠崎、#12篠原、#25内尾。先制こそ三菱電機に奪われるが、すぐに#25内尾と#11篠崎の連携で同点に追いつき、さらに#11篠崎が速攻で連続得点を重ねて、先行しようとする三菱電機に序盤の流れを渡さない。する中盤、一歩抜け出しそうになった相手を#10町田のドライブ、#13谷口の3ポイントシュートで逆転する。その流れを嫌った三菱電機がタイムアウトを取るが、#13谷口から#99オコエへのパスがつながりレッドウェーブが抜け出す。最後は#21松本がハーフラインを少し入ったところからロングシュートを放ち、それが決まって【18-12】で第1Qを終える。
第 2 クォーター
第2Qはいきなりの連続失点で2点差に詰め寄られ、一度は#11篠崎がジャンプシュートで返すが、相手のディフェンスを攻めあぐね、さらにレッドウェーブのミスも続いて、リズムをつかめず、同点に追いつかれてしまう。BTテーブスヘッドコーチがタイムアウトを取って悪い流れを断ち切ると、#8内野、#11篠崎がともに#10町田からのパスを受けて、3ポイントシュートを沈める。さらに#10町田と#11篠崎のホットラインでゴール下の得点を取ると、#8内野のルーズボールから#99オコエがゴール下のシュートをねじ込む。その間、三菱電機#9小菅に失点するものの、それを単発に抑え込み、前半を【31-25】で折り返す。
第 3 クォーター
後半も立ち上がりこそ三菱電機が高さを生かして追い上げてくるが、その追い上げを#8内野がことごとく跳ね返していく。#25内尾のパスを受けて3ポイントシュートを決めると、さらに相手のゾーンディフェンスの穴をうまく突いて連続得点。プレッシャーディフェンスで奪ったボールを#11篠崎が速攻で決めるのを挟んで、さらに#8内野が3ポイントシュートを沈める。今度は三菱電機がタイムアウトを取って、レッドウェーブに傾いた流れを断ち切ろうとするが、それを今度は#15山本が冷静に対処する。力強いドライブからバックシュートを決めると、3ポイントシュートも沈めて、三菱電機に流れを渡さない。そのまま【46-37】で第3Qを終える。
第 4 クォーター
ディフェンスで立て直しを図ろうとする三菱電機に対して、なかなかオフェンスのリズムをつかめないレッドウェーブ。それでも速攻から#10町田のパスを#14田中が決めて得点を動かすと、#12篠原がローポストのアタックから左手のシュートを決めてリードを保つ。その間、ディフェンスでも我慢を続け、オフェンスリバウンドを取られても、失点につなげない。そのため第4Qが始まって約6分の間の得点は【4-4】で推移する。このまま我慢比べかと思われたときに抜け出したのはレッドウェーブだった。#15山本のジャンプシュート、#10町田の1対1と続き、最後は#15山本が3ポイントシュートを沈めて勝負あり。残り5分を無失点でまとめたレッドウェーブが【57-41】で三菱電機を下した。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
今日も相手を41失点に抑えたディフェンスの勝利です。リバウンドは数字だけを見れば大きく負けていますが、それでもサイズのある三菱電機に対して、レッドウェーブのスモールラインアップがよくリバウンドで戦ってくれました。この勝利はとても大きな意味があります。速攻からの得点も目指していたものに近い数字を得ていますし、個人に目を向けても#12篠原はディフェンスをよく頑張ってくれました。#14田中は練習している3ポイントシュートをしっかりと打ち切り、#13谷口もディフェンスでの大きなミスがなく、オフェンスは積極的でした。これらは間違いなく明日以降につながっていきます。本当にチーム全員で得た勝利です。とはいえ反省点も多い試合でした。相手のスクリーンプレーに対するディフェンスが甘かったことや、ゴール下のシュートを落とす簡単なミス、また不用意なターンオーバーもありました。そこは明日修正すべき点です。三菱電機は力のあるチームです。近年1勝1敗という結果に終わることが多いので、明日はなんとしても勝って2連勝を収めたい。そのためにも今日の課題をしっかりと修正して、明日のゲームにフォーカスしたいと思います。
山本 千夏#15
山本 千夏
シュートの確率がよくなく、またミスも多い試合でしたが、相手を41点に抑えたことは、相手のミスに助けられた面もありますが、私たちのディフェンスが効いたのだと思います。私自身はけっしてコンディションがよいわけではないのですが、今シーズンはベンチスタートで、出場時間も限られているため、その時間にしっかり自分のプレーを出すつもりでコートに立っています。不慣れなポジションで出ることもありますが、だからこそディフェンスで相手にプレッシャーをかけることで、不慣れなところをカバーできればとも考えています。今日はそれがよくできたと思います。終盤の得点はやや迷いがあったのですが、それでも自分が迷ったうえで決断したプレーだったので、最後まで責任を持ってシュートに打とうと考えたことがうまくいった理由だと思います。明日はやはりディフェンスがカギだと思います。先勝したJX-ENEOS戦では2戦目でディフェンスが崩れてしまったので、明日はよりディフェンスをハードにして臨みたいです。個人的にはもう少し前半で得点をあげてチームの勢いを加速させるプレーをしたいと思います。