19-20 Wリーグ レギュラーシーズン
JX-ENEOS 第2戦

開催日時 2019年10月05日(土曜日) 15:00〜
試合場所 大田区総合体育館(東京都大田区)
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
JX-ENEOS サンフラワー
JX-ENEOS
サンフラワー
11Q115
15Q223
18Q326
20Q418
64TOTAL82
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
1115182064
JX-ENEOS サンフラワー
JX-ENEOS サンフラワー
1523261882
Report 試合レポート

第 1 クォーター
開幕戦を勝利で飾ったレッドウェーブの対JX-ENEOSサンフラワーズ第2戦。スタメンは#8内野、#10町田、#11篠崎、#12篠原、#25内尾。レッドウェーブは最初のオフェンスで#25内尾のパスを受けた#11篠崎がいきなり3ポイントシュートを沈める。すぐに逆転を許したが、今度は#8内野がバスケットカウントを決め、そのボーナススローもしっかり沈めて再逆転に成功。それでも3ポイントシュートで反撃してくるJX-ENEOSに対し、レッドウェーブは#11篠崎、#99オコエの1対1、#21松本のフリースローで食らいつく。そのまま【11-15】で第1Qを終える。
第 2 クォーター
立ち上がり、JX-ENEOSの高さで失点するが、レッドウェーブは#14田中のリバウンドから#21松本が3ポイントシュートを決める。すぐに3ポイントを決め返されると、負けずに#99オコエが3ポイントシュートを決め返す。しかし今日のレッドウェーブはそこで踏ん張りが効かず、3ポイントシュート、ドライブ、ジャンプシュートと3連続失点。タイムアウト後にはゾーンディフェンスを敷くが、それも3ポイントシュートで攻略されてしまう。それでもレッドウェーブは#10町田の1対1、#15山本の3ポイントシュートで粘りを見せる。さらに#11篠崎も得点を重ねるが、JX-ENEOSのオフェンスを防ぎきれず、【26-38】で前半を折り返す。
第 3 クォーター
逆転勝利のためにも反撃に出たいレッドウェーブだったが、相手に傾いた流れをなかなか引き寄せられない。#10町田のジャンプシュートや、#12篠原のジャンプシュートで反撃を試みるが単発に終わり、逆に相手に連続してバスケットカウントを決められてしまう。早い時間帯でタイムアウトも取るが、#10町田の個人技、#11篠崎の巧みなステップからの速攻もやはり単発に終わってしまう。終盤には#13谷口がボールを浮かすシュートや力強いドライブを決め、#15山本もジャンプシュートを沈めるが、ディフェンスを修正しきれず【44-64】で第3Qを終える。
第 4 クォーター
20点差をひっくり返すため、全員が3ポイントシュートを打てるスモールラインアップで最終Qをスタートさせたレッドウェーブ。それが効を奏し、#21松本が連続3ポイントシュートを決めて、会場を沸かせる。連続失点の後にはタイムアウトで相手に傾きかけた流れを断ち切り、#10町田の3ポイントシュートを呼び込む。さらに#10町田はディフェンスに体をぶつけながらシュートを決める世界レベルのプレーを見せる。しかし今日のレッドウェーブは相手の3ポイントシュートの正確さに苦しみ、ここでも3連続でそれを決められてしまう。終盤には#14田中のゴール下、#13谷口がステップバックからの3ポイントシュートを決めるなど意地を見せるが、追いつくことはできず、【64-82】で今シーズン最初の敗北を喫した。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
昨日のような集中力の高いディフェンスをすることができませんでした。そこにはJX-ENEOSの高い精度の3ポイントシュートがあったことは否めません。前半だけで7本を決められ、試合全体では12本、確率も57%。これは驚くべき数字です。レッドウェーブとしてはまず相手のビッグマンを守りたいと考えましたが、そこに力を注いだ結果、アウトサイドが手薄になり、そのシュートを決められてしまいました。それでもチャンスはあると後半に臨みましたが、最後まで相手の3ポイントシュートが落ちず、ディフェンスを絞りきれませんでした。こちらも3ポイントシュートでの反撃を試みましたが、相手ほどに精度が上がらず、また持ち味の速攻も相手がシュートを決めたことで出すことが難しくなりました。やはりJX-ENEOSを倒すにはそれに匹敵する高いレベルでのディフェンスが必要になります。負けてはしまいましたが、#13谷口、#14田中、#21松本ら若手がコートで経験を積めたことは今後に向けた大きな収穫と言えます。来週はホーム・とどろきアリーナで日立ハイテクとのゲームになります。2試合ともに昨日のような高い集中力のディフェンスをしたいと思います。
松本 愛美#21
松本 愛美
今日のJX-ENEOSは昨日と異なり、出だしからインサイド、アウトサイドともにシュートの精度が高く、本来の強さを感じました。それに対して私たちはそれと同じレベルに引き上げられず、それがゲームを通して響いたように思います。気を引き締め直したJX-ENEOSと、ゲームの序盤から昨日のようなバスケットができなかったレッドウェーブ。そのベクトルの差が結果につながったのかもしれません。個人的には、今シーズンはどのポジションで出ても、積極的な攻撃だけは忘れないようにしようと心がけています。昨シーズンは消極的なプレーからのミスが多かったので、今シーズンは思い切りプレーして、同じミスでも次につながるミスにしたいと考えているんです。もちろんミスがないのが一番いいのですが。今回は積極的なオフェンスで仕掛けるところまではよかったし、今日はたまたまシュートが入っただけで、自分の中ではまだまだ判断もよくないし、もっと決めきるべきシュートがあったと思っています。チームとしては来週以降も負けられない試合が続くので、自分たちのやるべきことをどこまで徹底できるか。そこがポイントになると思っています。