第90回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会
2次ラウンド (TW5)

開催日時 2023年11月26日(日曜日) 15:30〜
試合場所 トッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川会場)
ライブ配信 バスケットLIVE
JBA公式Youtube
チケット チケットぴあ
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ富士通 レッドウェーブ26192535105
秋田銀行 レッドアローズ秋田銀行 レッドアローズ121016745
No S 選手名 PTS 3P FG 2P FG FT F REBOUNDS TO AS ST BS MIN
M A M A M A OR DR TOT
7 林 咲希 10 2 8 2 3 0 0 0 1 4 5 1 4 0 0 19:38
8 ジョシュア ンフォノボテミトペ 22 0 0 10 11 2 4 1 3 10 13 1 3 1 1 23:50
9 赤木 里帆 2 0 2 1 3 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 08:07
10 町田 瑠唯 8 1 3 2 4 1 1 1 1 4 5 1 5 1 0 23:20
12 奥 伊吹 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 01:43
13 安江 沙碧梨 8 2 2 1 2 0 0 3 1 1 2 0 0 1 0 08:33
17 山下 詩織 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
18 藤本 愛妃 6 0 2 3 4 0 0 1 2 6 8 1 3 0 0 20:35
22 中村 優花 2 0 0 1 3 0 0 1 2 1 3 3 2 1 1 14:00
25 内尾 聡菜 10 0 1 4 5 2 2 2 1 4 5 0 3 2 1 22:23
27 江良 萌香 9 1 5 3 4 0 0 2 0 2 2 3 4 1 0 20:22
45 伊森 可琳 4 0 3 1 2 2 4 2 3 4 7 1 2 0 0 17:37
52 宮澤 夕貴 24 6 8 2 2 2 2 0 1 6 7 0 3 1 2 19:52
HC / TEAM 0 0 0 0 0 0 1 3 4 0
合計 105 12 34 30 43 9 13 13 16 45 61 11 33 8 5 200:00
Report 試合レポート

【第1Q】
皇后杯セカンドラウンド・4回戦、秋田銀行と対戦したレッドウェーブのスタメンは#7林、#8テミトペ、#10町田、#25内尾、#52宮澤。#10町田から#8テミトペにつながるプレーで先制すると、#52宮澤の3ポイントシュートや#7林の1対1、#10町田のバスケットカウントで一気に抜け出す。秋田銀行のタイムアウト明けには#25内尾のドライブも決まって12-0のラン。フリースローによる失点後も#25内尾のドライブ、#52宮澤の3ポイントシュートでリードを広げる。中盤以降も#7林の3ポイントシュートや#10町田のジャンプシュートなどで得点を重ね、最後は#25内尾の速攻と、#8テミトペのシュートが決まって、26-12で第1Qを終える。
【第2Q】
連続失点でスタートした第2Qだったが、#45伊森がフリースローでつなぐと、#8テミトペは24秒ヴァイオレーションぎりぎりでシュートをねじ込む。さらに#9赤木のパスから#27江良が3ポイントシュートを沈める。その間、ディフェンスでも秋田銀行の攻撃を単発に抑え込んでいく。中盤、#8テミトペがシュートを決めると、#18藤本はリバウンドからのシュートをねじ込む。また#9赤木がシュートモーションから、ダイブしてきた#7林にアシスト。その後も#25内尾のドライブや、#52宮澤のフェイドアウェイシュートが決まり、最後は#22中村のオフェンスリバウンドから#7林が3ポイントシュートを沈めて、45-22で前半を折り返す。
【第3Q】
後半は立ち上がりからレッドウェーブが大きな波を作る。#8テミトペのゴール下のシュートから始まり、#10町田の3ポイントシュートや#7林の速攻、#52宮澤の3ポイントシュートなどで、次々に加点していく。#18藤本のゴール下のシュートまで、フリースローを含めて10連続得点。一気に秋田銀行を突き放す。ディフェンスも、第2Qの最終失点から約13分、秋田銀行の得点をゼロに抑え込む。終盤に入っていくつかの失点をしてしまうが、#18藤本がリバウンドからのシュートをねじ込んで、反撃のきっかけを作らせない。その後も#9赤木が相手ディフェンスを力強く抜き去るドライブを決めて、70-38で第3Qを終える。
【第4Q】
最終Qも#8テミトペのシュートで始まる。すぐに返されてしまうが、そこから再びレッドウェーブの猛攻が始まる。まずは#52宮澤が3連続3ポイントシュート。#25内尾のフリースローを挟んで、#13安江も3ポイントシュートを沈める。さらに#8テミトペのリバウンドシュート、#45伊森から#7林につながる速攻、#22中村のリバウンドシュートなど10連続得点、約6分の間に24-0のランを見せる。その後も秋田銀行の失点を単発に抑え込み、攻めては#13安江の3ポイントシュートや、#22中村と#27江良のコンビネーションが決める。さらに#45伊森がドライブを決めると、最後は#27江良のバックカットに#12奥がアシストを決めて、105-45で勝利。皇后杯ファイナルラウンドへの進出を決めた。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
今日はレッドウェーブらしいバスケットで勝つことができました。昨日はできていないところがあったので、私たちは本当にそれをできるのか、今日のテーマにしていました。選手たちが40分間、よく頑張ってくれました。特にスクリーンプレーに対するディフェンスが素晴らしかったです。全体的によいバスケットができたとは思いますが、Wリーグの上位に立つチームを相手にしても、今日のようなパフォーマンスをできるのか。これからのテーマになります。個人に目を向ければ、#25内尾が相手のエースを守り抜くなど、今日も攻守に渡ってよいプレーを見せてくれました。#52宮澤も終盤に3ポイントシュートを3連続で決めてくれましたし、#8テミトペは得点だけでなく、今日はディフェンスでも及第点をあげられます。来週は姫路との対戦になります。今日のようなパフォーマンスを継続して、相手の3ポイントシュートを抑え込んで、勝利につなげていきたいと思います。
昨日に比べると、スタメンとセカンドユニットのパフォーマンスの差が大きくなかったように思います。ディフェンスも改善できていました。試合中にハドルを組む回数を意識的に増やして、今すべきことを短い言葉で共有したことによって、個々のすべきこともシンプルになったからだと思います。個人的にはまだまだです。ゲーム勘も戻りきっていませんし、何より私が得意としている、相手にコンタクトされたときでも強くフィニッシュするプレーがまだまだ弱いです。練習期間の短さもありますが、取り戻していかなければいけません。来週の相手である姫路は、全体的にサイズの小さい印象があります。その分、足を使った走るバスケットをしてくると思います。今日のようにしっかりと対応しながら、自分たちのバスケットによりフォーカスして戦いたいです。個人的にも、そろそろチームの戦力になれるよう、練習から自分のプレーを取り戻していきます。