2014 X1 SUPER 秋季リーグ戦 RICE BOWL
|
|
開催日時 | 2015年01月03日(土曜日) 14:00〜 |
---|---|
試合場所 | 東京ドーム |
天気 | 晴れ |
観客動員数 | 30,361人 |
Results
試合結果
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|
富士通フロンティアーズ | 3 | 17 | 3 | 10 | 33 |
関西学院大学ファイターズ | 7 | 3 | 14 | 0 | 24 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G / NG |
富士通 | 1 | 11:11 | FG | #11西村 | 41 | |||
関西学院 | 1 | 15:00 | PASS | #88木戸 →#85木下 | 5 | KICK | #12三輪 | G |
富士通 | 2 | 2:30 | RUSH | #29ゴードン | 3 | KICK | #11西村 | G |
関西学院 | 2 | 5:20 | FG | #12三輪 | 46 | |||
富士通 | 2 | 8:43 | FG | #11西村 | 47 | |||
富士通 | 2 | 14:46 | PASS | #12平本 →#81中村 | 1 | KICK | #11西村 | G |
関西学院 | 3 | 9:14 | RUSH | #40橋本 | 1 | KICK | #12三輪 | G |
富士通 | 3 | 10:48 | FG | #11西村 | 48 | |||
関西学院 | 3 | 14:50 | PASS | #11斎藤 →#88木戸 | 23 | KICK | #12三輪 | G |
富士通 | 4 | 2:33 | RUSH | #29ゴードン | 11 | KICK | #11西村 | G |
富士通 | 4 | 10:19 | FG | #11西村 | 33 |
Report
試合レポート
第 1 クォーター
2015年1月3日(土曜日)、ライスボウルに進出した富士通フロンティアーズ(以下、フロンティアーズ)は、東京ドームにて関西学院ファイターズ(以下、ファイターズ)と対戦。3万361人の観衆を動員し、フロンティアーズのキック、ファイターズのレシーブで試合がはじまった。
オープニングシリーズからトリックプレーを多用するファイターズ。一方のフロンティアーズは、今季はじめてQB(クォーターバック)#12平本が先発。互いにリズム良く攻め込むも、立ち上がりはパントを蹴り合う展開に。そんな中、先制を果たしたのはフロンティアーズだった。自陣29ヤードから始まったこの日2度目の攻撃で、47ヤードをゲイン。最後はK(キッカー)#11西村が41ヤードのFG(フィールドゴール)を決めた(第1Q・11:11、3-0)。だが、直後のファイターズの攻撃でタッチダウンを許し、リードを奪われてしまう(第1Q・15:00、3-7)。
オープニングシリーズからトリックプレーを多用するファイターズ。一方のフロンティアーズは、今季はじめてQB(クォーターバック)#12平本が先発。互いにリズム良く攻め込むも、立ち上がりはパントを蹴り合う展開に。そんな中、先制を果たしたのはフロンティアーズだった。自陣29ヤードから始まったこの日2度目の攻撃で、47ヤードをゲイン。最後はK(キッカー)#11西村が41ヤードのFG(フィールドゴール)を決めた(第1Q・11:11、3-0)。だが、直後のファイターズの攻撃でタッチダウンを許し、リードを奪われてしまう(第1Q・15:00、3-7)。
第 2 クォーター
リードされたフロンティアーズは、第2Qに入ると反撃にでる。まずは、WR(ワイドレシーバー)#81中村が56ヤードのキックオフリターンを決め、一気に敵陣へと攻めこむと、RB(ランニングバック)#29ゴードンのランやWR#81中村へのパスが決まり、ゴールまで3ヤードに迫り、最後は再びRB#29ゴードンが走り込んでタッチダウン。逆転を果たす(第2Q・2:30、10-7)。しかし、直後のファイターズの攻撃で、46ヤードのFGを決められ同点に追いつかれてしまう。続く攻撃をFGに結び付けリードを奪ったフロンティアーズ。その後のファイターズの攻撃を退けると、自陣32ヤードからはじまったシリーズで、RB#29ゴードンやRB#6神山、WR#22宜本(潤)へのパスなどでゴールまで1ヤードに迫った。が、1stダウン、2ndダウンを止められ、2度目のタイムアウト。仕切り直しとなった3rdダウンで、オープンになったWR#81中村へのタッチダウンパスを決め、20-10とリードを広げ前半を終えた。
第 3 クォーター
後半がはじまると、ファイターズのペースでゲームが進んだ。フロンティアーズ後半最初の攻撃はパントに追い込まれ、続くファイターズの攻撃で74ヤードを15プレーかけて攻め込まれる。最後は4thダウンギャンブルにでたファイターズを止めたものの、自陣1ヤードからの攻撃は、1プレー目のパスをインターセプトされてしまう。ファイターズはこのチャンスを確実にタッチダウンに結びつけ、追い上げる(第3Q・9:14、20-17)。続くシリーズでは、WR#81中村に、この日2つ目のビッグリターンが飛び出し、FGで得点を上げる(第3Q・10:48、23-17)。だが、続くファイターズの攻撃で、73ヤードを9プレーかけ攻め込まれ、最後は23ヤードのタッチダウンパスを決められ逆転を許してしまう(第3Q・14:50、23-24)。
第 4 クォーター
1点を追う展開となったフロンティアーズ。第4クォーター最初のシリーズはパスインターセプトを許し、思うように攻められない。この嫌な流れを断ち切ったのがDB#40アディヤミだった。ファイターズが4thダウンギャンブルに出た場面で、パスインターセプト。そのまま38ヤードをゲインし、ゴールまで17ヤードとチャンスを作る。この絶好の機会に、QB#12平本はWR#17秋山へのパスでゴールまでの距離を縮めると、最後は#29ゴードンにボールを預け、再び逆転を果たした(第4Q・2:33、30-24)。その後、FGの3点を加えたフロンティアーズが、33-24で勝利。ライスボウル初出場で、見事日本一に輝いた。 なお、この試合の最優秀選手賞(ポール・ラッシュ杯)は、この日95ヤードをゲインし、2つのタッチダウンを決めたRB#29ゴードンが獲得。Xボウルに続く活躍をみせた。
文・写真 / FUJITSU SPORTS
文・写真 / FUJITSU SPORTS
藤田 智
今井 善教
岡本 遥
平本 恵也