2018 X1 SUPER 秋季リーグ戦 JAPAN X BOWL
IBM BigBlue戦

開催日時 2018年12月17日(月曜日) 19:00〜
試合場所 東京ドーム
天気 晴れ
観客動員数 25,457人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ1477735
IBM BIG BLUEIBM BIG BLUE633618
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G / NG
IBM 1 4:38 FG #11佐藤 30
富士通 1 5:36 RUSH #16ニクソン 67 KICK #11西村 G
IBM 1 7:32 FG #11佐藤 36
富士通 1 10:17 RUSH #3バードソン 12 KICK #11西村 G
富士通 2 6:57 RUSH #16ニクソン 16 KICK #11西村 G
IBM 2 10:42 FG #11佐藤 46
富士通 3 3:31 PASS #3バードソン→#89福井 3 KICK #11西村 G
IBM 3 8:11 FG #11佐藤 31
富士通 4 5:03 RUSH #16ニクソン 8 KICK #11西村 G
IBM 4 10:34 PASS #3クラフト→#40スタントン 21 PASS #3クラフト →#14前田 NG
Report 試合レポート

第 1 クォーター
2018年12月17日(月曜日)、富士通フロンティアーズ(以下、フロンティアーズ)対、IBMビッグブルー(以下、ビッグブルー)のジャパンXボウルが東京ドームで行われた。25,457人の観衆がつめかけ、フロンティアーズのキックで試合がはじまった。 ビッグブルーが47ヤードをリターンし早々にチャンスメイク。ゴール前15ヤードでファーストダウンを更新されるもDL(ディフェンスライン)#99髙橋のタックルなどでFGに抑える。対するフロンティアーズは、自陣28ヤードからスタートした最初のオフェンス、そのセカンドダウンでビッグプレーが飛び出す。ボールをキャリーしたRB(ランニングバック)#16ニクソンが中央を突破すると、そのまま独走。67ヤードを走り切ってタッチダウンを決める。直後のビッグブルーにまたもゴール前15ヤードでファーストダウンを更新されるも、サードダウンでLB(ラインバッカー)#88大橋が10ヤード押し戻すQBサックでFGに抑えた。その後、QB(クォーターバック)#3バードソンのタッチダウンランで追加点を奪い1Qを14ー6で終えた。
第 2 クォーター
ファーストダウン更新を狙ったパスをDB(ディフェンスバック)#28石井がカットし、ビッグブルーの攻撃を抑えると、そのパントをWR(ワイドレシーバー)#84猪熊が55ヤードのビッグリターン。敵陣29ヤードからのチャンスを作ると、サードダウン9ヤードでWR#22岩松へ12ヤードのパスを決めて、ゴール前16ヤードでファーストダウンを更新。その1プレー目にボールをキャリーしたRB#16ニクソンが右サイドへ展開し、この日2本目のタッチダウン。その差を15点に広げる。残り1分16秒、少ない時間でタッチダウンを狙ったフロンティアーズだが、自陣で攻撃を終えてしまう。残り39秒、ビッグブルーもタッチダウンを狙って攻撃するも、タイムオーバー。かと思われたが、終了間際にビッグブルーがタイムアウトを取っていた為、残り2秒で試合再開。一度はフィールドを離れた選手もいたが、冷静に対応したディフェンスがシャットアウト。リードを保ち前半を終えた。
第 3 クォーター
ビッグブルーのキックで試合が再開すると、フロンティアーズは自陣25ヤードから攻撃開始。RB#16ニクソン、QB#3バードソンのランでファーストダウンを更新すると、WR#86森田へ41ヤードのパスを通し、ゴールまで14ヤードに迫った。RB#16ニクソンの連続ランで、ゴール前3ヤードでファーストダウンを更新すると、最後はTE(タイトエンド)#89福井へタッチダウンパスが決まり、追加点を上げる。だが、その後のシリーズではインターセプトを喫したり、フィールドポジションが悪かったり、オフェンスは我慢の時間が続いた。一方のディフェンスは、後半最初のシリーズでLB#45鈴木がパスカット、2度目のシリーズでもDL#98南、DL#90藤谷らのロスタックル、さらに3度目のシリーズではOLB(アウトサイドラインバッカー)#44趙がQBサックするなどして、FG1本の3点に抑えた。
第 4 クォーター
28ー12の16点差、2ポゼッションのリードを持って突入した最終Q。自陣22ヤードから攻撃をスタートさせると、10プレー、4分38秒をかけて78ヤードをゲインし、最後はRB#16ニクソンがこの日3つのタッチダウンを決める。残り7分、ビッグブルーもテンポよくパスを決め、フロンティアーズ陣内に攻め込み、ゴール前22ヤードとなったところで、フォースダウンギャンブルに。エンドゾーンの左奥を狙ったパスはDB#23奥田がカバー。無失点で切り抜けた。その後、1本返されたものの、最終スコア35ー18でフロンティアーズが勝利、ジャパンXボウル3連覇を飾った。

文・写真 / FUJITSU SPORTS
Comments コメント

宜本 潤平#9
宜本 潤平
今日はフィールドに立つことができず、個人的には悔しいですが、3連覇を成し遂げ主将としてはホッとしています。とにかく自分の役割を果たそうと言い続けてきたので、今日はオフェンスのサポートに徹しました。ここ2シーズンは負け知らずで、気持ちに緩みが出ないようにも意識しました。次戦も1プレー集中、勝利に貢献したいです。
1試合ずつやってきた結果、優勝という最高の成果が得られてとても嬉しいです。今日のゲームは、パスラッシュをかけてQBつかまえたいと思って挑みました。結果的に2サックすることができ、ビッグゲームで結果を残せたことを嬉しく思います。ただし、最後1本取られたことや、細かいプレーを振り返れば課題もあります。フロンティアーズらしいディフェンスで、次戦も勝利に貢献したいです。
日本一になれたのは、素直に嬉しいですね。いつもそうですが、とにかくミスを恐れず、思い切ってプレーすることを心がけました。プレー数が多くなっても関係ない、最初から全力でやれたのも良かったです。最初の2シリーズをFGに抑えられたのは、ディフェンスの団結力が強かったから。ピンチでも一つになれたから止められたと思います。まだシーズンは続きます、最後まで全力で走りき抜きたいです。