2020 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第2節
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開催日時 | 2020年11月07日(土曜日) 14:00〜 |
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試合場所 | 富士通スタジアム川崎 |
天気 | 曇り/雨 |
観客動員数 | 788人 |
ライブ配信 |
XリーグTV
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Results
試合結果
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | TOTAL | |
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富士通フロンティアーズ | 14 | 7 | 7 | 13 | 41 |
IBM BIG BLUE | 0 | 14 | 0 | 7 | 21 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G / NG |
富士通 | 1 | 0:58 | PASS | #3バードソン→#85松井 | 63 | KICK | #11西村 | G |
富士通 | 1 | 11:31 | PASS | #3バードソン→#1強 | 1 | KICK | #11西村 | G |
IBM | 2 | 2:40 | PASS | #3クラフト→#87松岡 | 21 | KICK | #19佐藤 | G |
富士通 | 2 | 5:54 | PASS | #3バードソン→#19小梶 | 52 | KICK | #11西村 | G |
IBM | 2 | 10:12 | PASS | #3クラフト→#82白根 | 3 | KICK | #19佐藤 | G |
富士通 | 3 | 4:44 | PASS | #3バードソン→#81中村 | 10 | KICK | #11西村 | G |
富士通 | 4 | 1:17 | FG | #11西村 | 39 | |||
IBM | 4 | 1:31 | KOR | #85鈴木 | 99 | KICK | #19佐藤 | G |
富士通 | 4 | 6:16 | PASS | #3バードソン→#85松井 | 4 | KICK | #11西村 | G |
富士通 | 4 | 9:55 | FG | #11西村 | 42 |
Report
試合レポート
第 1 クォーター
意表をつくビッグブルーのグラウンダーのキックで試合スタート。このボールを慌てずにOLB(アウトサイドラインバッカー)#20池田が抑えると、フロンティアーズは自陣47yから攻撃開始。1プレー目のランは10yのロスタックルとなるが、2プレー目にWR(ワイドレシーバー)#85松井へ63yのタッチダウンパスが決まり先制を果たす。直後のキックで、ビッグブルーに44yリターンされたが、DL(ディフェンスライン)#91斉川のタックルなどでノーゲインに抑え、ディフェンスも好調な立ち上がりをみせた。残り8分を切ってからのディフェンスでは、一度は3rdダウンに追い込むものの、際どいプレーでオフサイドの反則を取られ、ファーストダウンを更新される。だが、その後の連続ランプレーをLB(ラインバッカー)#35竹内、LB#44趙、DL#90藤谷らがタックルし3rdダウン残り9yに。ビッグブルーはギャンブルに出るも、そのパスは失敗に終わり、攻守交代となる。残り5分となって迎えたフロンティアーズのオフェンス、一度はパントを蹴るも、ビッグブルーがそのボールをファンブル。RB#33高口がカバーし、ゴール前12ヤードで再び攻撃権を得ると、最後はWR#1強へタッチダウンパスを決め、14−0で1Qを終えた。
第 2 クォーター
雨が降り始めた2Qは我慢の時間だった。1Qから続くビッグブルーオフェンスでは、DB#17海島の3yのロスタックルなどがあったものの、21yのタッチダウンパスを決められてしまう。勢いづくビッグブルーは、オンサイドキックを決め、再びフロンティアーズ陣内41yから攻撃を開始する。そのシリーズでは、一度はファースダウンを更新されるも、ゴールまで28yとなった4thダウンでギャンブルに出たビッグブルーのパスをDB#17海島がカット。攻守交代となる。続くシリーズはフロンティアーズらしいテンポの良い攻撃だった。WR#22岩松への13yパス、RB#2ニクソンのラン、WR#81中村へのロングパスは失敗に終わるも、3rdダウンでWR#19小梶へスクリーンパス。フィールド中央でボールをキャッチした小梶は、ディフェンスを交わすとそのまま独走。50y近いランアフターキャッチをみせ、追加点を上げた。直後のビッグブルーに、65yを4分以上かけて攻められ、21−14と追い上げられる。前半残り1分48秒で攻撃権を得たフロンティアーズは、残り1秒で47yのFGにトライするが、K(キッカー)#11西村のキックはブロックされてしまう。
第 3 クォーター
フロンティアーズの7点リード、ワンポゼッション差で始まった後半。開始早々のビッグブルーの攻撃を、3&アウトに抑えるとフロンティアーズは自陣31yからのオフェンスに。QB#3バードソンのランが出るも、セカンドダウンでパスに失敗し3rdダウンは7yが残る。が、ここでWR#9宜本に35yのパスを通し敵陣に入ると、ビッグブルーの2つの反則でさらに前進。残り10yとなって、中央に走り込んだWR#81中村にパスを投げ込みタッチダウン。28−14とする。続く、ディフェンスでは、一度はパントに追い込むものの、パントしたボールをファンブル、再びビッグブルーの攻撃に。ロングパスを通されフロンティアーズ陣内に攻め込まれたが、LB#44趙が11y押し戻すQBサック、4thダウンギャンブルではLB#88大橋がQBサックを決めて、ビッグブルーの攻撃を断ち切った。
第 4 クォーター
14点差で迎えた勝負の最終Q。序盤に両チームが追加点を上げた。3Qに敵陣1yにパントを蹴り込み、その攻撃をノーゲインに抑えたフロンティアーズは、ビッグブルー陣内24yで攻撃権を奪取する。そのシリーズで、K#11西村が39yのFGを決めて3点を追加。しかし、直後のキックオフでビッグブルーにキックオフリターンタッチダウンを決められて、31−21と追い上げられる。その後、互いにパントを蹴り合い迎えたフロンティアーズオフェンスは、この日ランプレーを抑えられていたRB#29サマジーが50y近いランアフターキャッチをみせ、一気にゴール前4yに迫った。1stダウンのスペシャルプレーは失敗したものの、2ndダウンで左サイドのWR#85松井にタッチダウンパスを決め38−21。17点差とする。追いすがるビッグブルーはパス主体のオフェンスに出るが、DB#23奧田がインターセプトするなど、その後の試合をコントロールしたフロンティアーズが最終スコア41-21で勝利を飾った。
山本 洋
松井 理己