2020年 X1 SUPER 秋季リーグ戦 1節
ノジマ相模原ライズ戦

開催日時 2020年10月24日(土曜日) 17:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 晴れ
観客動員数 1,000人
ライブ配信 XリーグTV
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ28371048
ノジマ相模原ライズノジマ相模原ライズ03003
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G / NG
富士通 1 0:13 KOR #13高津佐 99 KICK #11西村 G
富士通 1 3:34 RUSH #2ニクソン 4 KICK #11西村 G
富士通 1 6:38 RUSH #29サマジー 1 KICK #11西村 G
富士通 1 6:55 FUM #34樋田 18 KICK #11西村 G
富士通 2 6:56 FG #11西村 22
ノジマ相模原 2 12:00 FG #13鈴木 29
富士通 3 9:02 PASS #3バードソン→#29サマジー 2 KICK #11西村 G
富士通 4 1:32 FG #11西村 49
富士通 4 9:36 PASS #18高木→#19小梶 37 KICK #5納所 G
Report 試合レポート

第 1 クォーター
5連覇を目指すシーズンは、ビッグプレーで幕を開けた。キックオフのボールをキャッチしたWR(ワイドレシーバー)#13高津佐。フィールドの中央を突破すると、グングン加速し敵陣へ、残り50yは独走状態でエンドゾーンへ突き進み、なんと99yのキックオフリターンタッチダウン。わずか13秒で、大きな先制点をもぎっとった。ディフェンスも理想的なの立ち上がりを見せる。最初のランプレーを1ヤードのゲインに抑えると、続くパスもLB(ラインバッカー)#35竹内のタックルで2ヤードに留め、3rdダウンのパスも失敗に終わらせ、フロンティアーズ陣内42ヤードと好位置からのオフェンスにつなげた。そのシリーズでは、WR#1強へ6yと12yの連続パス、RB(ランニングバック)#29サマジーの18yと6yの連続ランでゴール前に迫ると、最後はRB#2ニクソンがタッチダウン。14−0とリードを広げる。続くオフェンスでもRB#29サマジーのタッチダウンランで追加点を上げると、今度はディフェンスが得点を奪った。キックオフをタッチバックとしたライズは、自陣25ヤードからの攻撃。その1プレー目にパスを投じるも、パスキャッチした選手にLB#43井本がタックル。ファンブルを誘うと、DB(ディフェンスバック)#34樋田がカバーし、そのままエンドゾーンへ。1Qを5分残して4つ目のタッチダウンを奪った。
第 2 クォーター
1Qから続いたライズの攻撃は、5回のファーストダウンを更新、58yをゲインされるも、ゴール前23yで、DL(ディフェンスライン)#97宮川がライズQBにタックル。ファンブルを誘い、そのボールをDL#10神山がカバーした。ファンブルかパス失敗か、ビデオ判定にまでもつれた際どいプレー、判定はファンブルとなりターンオーバー。自陣24yで攻撃権を獲得する。そのシリーズは、QB(クォーターバック)#3バードソンがWR#81中村へ11y、RB#2ニクソンへ12yのパスを通すも、反則が出て1stダウン残り20yのシチュエーションに。ここでWR#83柴田にロングゲインが飛び出す。短いパスを受けると左サイドを40ヤード近く走り、一気にゴール前へとボールを運ぶ。しかし、タッチダウンを狙ったパスは2度チップされ、3連続で失敗。K(キッカー)#11西村が22yのFGを決め、31−0とする。直後のライズの攻撃は、一度はパントに追い込んだものの、そのボールをファンブル。自陣39ヤードで再びライズの1stダウンとなる。前半の残り時間が少ない中、タッチダウンを狙うライズに2度のギャンブルを決められたものの、FGの3点に抑えた。
第 3 クォーター
フロンティアーズのキックで試合再開。そのキックを自陣27yまでリターンしたライズ。連続してファーストダウンを更新するなど、フロンティアーズ陣内18yまで攻め込んだ。その3rdダウン、残り3ヤードでLB#43井本のタックルが決まり2yのゲインに留めると、ライズはFGを選択。だが35yのキックは失敗に終わってしまう。続くフロンティアーズは自陣20ヤードから。RB#29サマジーの4連続ランで50yをゲインすると、QB#3バードソンがWR#81中村へ6y、WR#9宜本へ17yを投げ分けゴール前5yに。サマジーのランを挟んで2度パスに失敗するも、ライズに反則が出てファーストダウンを更新。最後はRB#29サマジーへ2ヤードのタッチダウンパスを決め、38−3とした。
第 4 クォーター
35点差のリード持って突入した最終Q。フィールドに立つ選手たちは、最後まで全力でぶつかった。残り10分で迎えたライズの攻撃では、目の覚めるようなロスタックルが見られた。リバース、つまり逆方向へ走る選手にボールを持たせ、ディフェンスが薄いサイドを狙った作戦だったが、その選手がボールを持った直後に、LB#43井本がタックル。8y押し返し、ライズの攻撃をパントに追い込む原動力に。残り5分からのディフェンスでは、DL#69山崎がファンブルを誘い、そのまま自分でカバー。24ヤードをゲインし、敵陣37yで攻撃権を獲得。チャンスを作ると、QB#18高木が投じたのは、一気にタッチダウンを狙ったロングパス。フィールド中央をゴールへと走るWR#19小梶へ、タッチダウンパスを決めた。K#5納所のキックも決まり、最終スコアは48-3。5連覇を目指すフロンティアーズが、上々のスタートを切った。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
試合開始早々のビッグプレーで、チームに勢いがつき、いい流れに乗っていけました。久しぶりの試合ですから、こういったプレーは大きかったですね。その後、オフェンスがゴール前で決めきれない部分があり、今後の修正点だと思っています。#97宮川をはじめ、フレッシュな選手が良いプレーをしてくれたのは収穫です。まだシステムに慣れていない部分がありますが、新人らしく思い切ったプレーに期待しています。次戦も対戦相手の情報が満足に集まらない中での試合となるでしょう。ただ自分たちのやるべきことは変わりません。できることを考え、勝利を目指していきたいです。
久しぶりの試合で、スタート直後は相手の様子を見る感じがありましたが、すぐにアグレッシブにできたと思います。正直、試合が始まるまでは不安がありましたが、自分たちがやってきたことを信じて、思い切っていきました。ファンブルやロスタックルなど、今日はいいプレーがありました。ロスタックルは、サインのおかげもありますが、裏から入ってくる選手が見え、完璧なリードができました。これだけ綺麗なロスタックルは、競技人生で初めてだと思います。これからもスピードを活かしたプレーで、チームの5連覇に貢献したい。外から見ていて、「安心できる」と言われるような選手になるため、練習を積んでいきたいです。