X1 Super 第4節

開催日時 2025年10月12日(日曜日) 13:00〜
試合場所 久留米陸上競技場
天気 晴れ
観客動員数 559人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
ハカタネクスト福岡SUNSハカタネクスト福岡SUNS00077
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ212161462
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 3:15 1Q RUN #21三宅昂輝 3 Kick #5納所幸司 G
富士通 7:38 1Q PASS #18高木 翼→#82糸川創平 21 Kick #5納所幸司 G
富士通 10:08 1Q PASS #18高木 翼→#10サマジー・グラント 75 Kick #5納所幸司 G
富士通 2:20 2Q RUN #4山嵜大央 30 Kick #5納所幸司 G
富士通 6:54 2Q PASS #18高木 翼→#10サマジー・グラント 23 Kick #5納所幸司 G
富士通 8:49 2Q PASS #19鎌田陽大→#83柴田源太 23 Kick #5納所幸司 G
富士通 6:52 3Q RUN #28香川将成 10 Kick #87内山尋貴 NG
富士通 1:31 4Q PASS #19鎌田陽大→#4山嵜大央 1 Kick #87内山尋貴 G
福岡SUNS 4:50 4Q PASS #18半田敦也→#85城代 仁 10 Kick #9大城一期 G
富士通 6:47 4Q RUN #21三宅昂輝 35 Kick #87内山尋貴 G
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
試合開始直後から爆発的な攻撃力を見せつけた。RB(ランニングバック)#21三宅の13yランとWR(ワイドレシーバー)#83柴田の53yのランアフターキャッチでいきなりゴール前7yまで進むと、最後はRB#21三宅が押し込みタッチダウン。7-0と先制点を奪う。その後もQB(クォーターバック)#18高木からWR#17糸川幹への21y、WR#10サマジーへのそれぞれタッチダウンパスを通し、全く手を緩めることはなく、21-0で1Qを終える。
【第2クウォーター】
1Qから続いたSUNSのオフェンスシリーズだが、この日のディフェンス陣は好調。DB(ディフェンスバック)#29林のパスカットや、怪我から復調のDL(ディフェンスライン)#97水谷の活躍で4thダウンまで追い込むと、SUNSオフェンスはパントではなくプレーを選択しギャンブルを仕掛けてくる。しかし、放たれたパスをDB#29林が再びパスカットをしてみせ、ここを抑える。その後のオフェンスシリーズは反則で罰退するなど一時不調もあったがWR#16今中の16yパスキャッチなどを繋ぎ、最後はRB#4山嵜が30yを駆け上がりタッチダウン。28-0とさらに突き放す。その後のオフェンスシリーズもWR#10サマジーへのタッチダウンパスが通り35-0。試合開始から5シリーズを率いたQB#18高木は、全シリーズでタッチダウンを演出しこの日はここで退く。SUNSオフェンスも4thダウンギャンブルやパント体型からの意表を突くランプレーなどを展開し、これ以上突き放されまいとするものの、フロンティアーズディフェンス陣の高い壁が跳ね返す。その後、敵陣18yの好機から自身最初のシリーズを任されたQB#19鎌田は、WR#83柴田へタッチダウンパスを通し、わずか1プレーでタッチダウンを演出し42-0とさらに突き放す。K(キッカー)#5納所は前半全てのポイントアフターのキックを決め退いた。
【第3クウォーター】
後半のキッカーは納所から#87内山へバトンタッチ。内山のキックで試合が再開。続くディフェンスはLB(ラインバッカー)#44趙のパスカットなどで凌ぐが、SUNSオフェンスは再三の4thダウンギャンブル、これをDL#91池田がQBサックで仕留め攻守交替すると、その後のオフェンスはRB#28香川が4回のラン&1回のパスキャッチで一人で53yを稼ぐ大活躍を見せタッチダウンし、48-0とする。
【第4クウォーター】
3Qから続いたオフェンスのシリーズはQB#19鎌田自らのランなどを含めロングドライブを展開、ゴール前1yまで持ち込みダウン更新すると最後はRB#4山嵜へのパスを成功させタッチダウン。K#87内山のキックも成功し55-0となる。SUNSオフェンスも一矢報いたいところだったが、1stダウンで投じたパスをDB#23丹羽がインターセプトし攻守交替。フロンティアーズオフェンスはここからQB#8濱口が率いる。しかし、2nd-10yでWR#83柴田を狙ったパスが浮いてしまいインターセプトをされてしまう。この日SUNSオフェンスとしては初めての敵陣進出となった好機、一方ピンチもしっかりと止めたいフロンティアーズディフェンスは、DB#31髙岡、丹羽、DL#97水谷らの活躍で粘りを見せるが、最後はSUNSの意地が勝ちこの日初めてのタッチダウンを献上してしまった。キックも決まってしまい55-7となる。追加点を狙いたいSUNSはオンサイドキック仕掛けるが、これをきっちり防ぎ、フロンティアーズのオフェンスとなる。確実な勝利とするため試合時間を刻むためランプレーを選択したが、RB#21三宅の35y独走で更に追加点をあげ62-7とダメ押しのタッチダウンを決める。その後はディフェンスがきっちりと抑えきり試合終了となった。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
今シーズン初の遠征でしたが、選手、スタッフしっかりと準備して臨む事ができ、落ち着いたゲームを戦う事ができました。残りのレギュラーシーズンに向けて一つ勝ち星をプラスできたことは収穫。一方、一戦一戦成長していかなければならない段階なので、選手1人1人の更なる成長に期待したいと思います。まだまだ単純なミスが多いですし、個人、ユニットとして一対一、ファンダメンタルの向上を更に高める必要があります。(駆けつけていただいた九州のファンの皆さんへ一言)いつもご声援ありがとうございます。初めて久留米でのゲームでしたが、みなさんのご声援のお陰で勝利する事ができました。今後も一戦一戦しっかり準備し、勝利を積み上げていきたいと思いますので、引き続きご声援の程、よろしくお願い致します。
風がとても強くキッカーとして神経を使う状況ではありましたが、いつも通り一本に集中して臨む事が出来ましたし、キッキングチームのメンバーも常に身体を張ってくれました。彼らには毎試合感謝しています。今出来るパフォーマンスはしっかり出せたと思います。(第二節の敗戦を経て)2週間サイクルで試合はありますので、負けをしっかりと受け入れシーズン通してチームとしてステップアップしていく事を心掛けています。1試合を通して完璧に出来る事はなかなかなく、何かしら後悔はあるかと思います。後悔する回数を減らすために日々の練習を取り組んでいきます。(地元九州の皆さんに向けて)大学生活を過ごした久留米で試合出来たこと、家族や沢山の友人が観に来てくれて嬉しかったです。初めてアメフトを観て「楽しかった」と言ってもらえ、これまでアメフトを続けてきた意味がありました。沢山の人にアメフトを知ってもらえるきっかけになると嬉しく思います。グラウンド整備に携わっていただいた関係者の皆様にも感謝しております。ありがとうございました。
地元・九州でQBサックを決めることができたのはとても嬉しかったです。一方で、タックルミスもあり、自分の課題もはっきり見えた試合でした。試合を通じ疲労がたまる状況でも、基本(ファンダメンタル)を崩さず、フィジカルにプレーし続けられるよう、これからも意識して取り組んでいきたいと思います。(第二節の敗戦を経て)悔しい敗戦をしっかりと受け止めて、チーム全体で今日の試合に向けて気持ちをひとつに準備してきました。今日は、その成果をプレーの中で体現できた場面も多く、少しずつではありますが、チームとして良い方向に進めていると感じています。まだまだ課題はありますが、この勝利を自信に変えて、さらに成長していけるよう引き続き全員で取り組んでいきたいと思います(地元九州の皆さんに向けて)地元・九州、そして福岡の皆さんの前でプレーできたこと、本当にうれしく思っています。久しぶりの九州開催ということもあり、沢山の方が会場に足を運んでくださって、温かい声援に力をもらいました。地元出身として、この地で勝利に貢献できたことはとても誇らしいですし、特別な思い出になりました。これからも富士通フロンティアーズへの応援、どうぞよろしくお願い致します。