X1 Super 第2節

開催日時 2025年09月14日(日曜日) 12:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 曇り
観客動員数 1383
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ7140728
ノジマ相模原ライズノジマ相模原ライズ7371229
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 8:09 1Q RUN #21三宅昂輝 1 Kick #5納所幸司 G
ノジマ相模原 9:49 1Q RUN #6カート・パランデック 55 Kick #7竹内 空 G
富士通 1:40 2Q PASS #2ニクソン・トラショーン 3 Kick #5納所幸司 G
ノジマ相模原 6:02 2Q FG #7竹内 空 22
富士通 8:22 2Q PASS #18高木 翼→#85松井理己 24 Kick #5納所幸司 G
ノジマ相模原 1:58 3Q PASS #6カート・パランデック→#19テイ・カニンガム 30 Kick #7竹内 空 G
富士通 4:31 4Q RUN #2ニクソン・トラショーン 13 Kick #5納所幸司 G
ノジマ相模原 7:56 4Q PASS #6カート・パランデック→#9宜本潤平 29 PASS #6カート・パランデック NG
ノジマ相模原 11:12 4Q PASS #6カート・パランデック→#19テイ・カニンガム 6 RUN #28吉澤 祥 NG
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
序盤は両チームのオフェンスが見せ場を作った。フロンティアーズのオープニングシリーズは、ファーストプレーでRB(ランニングバック)#2ニクソンのランでファーストダウンを更新。QB(クォーターバック)#18高木からWR(ワイドレシーバー)#85松井、WR#83柴田、RB#21三宅にパスを通すとボールはフィールド中央へ。さらに、WR#17糸川、WR#81坂本、WR#82糸川と次々とフィールドに立ったレシーバーにもパスを投げ分け、ゴール前6yでファーストダウンを更新。最後は、RB#21三宅が飛び込み先制を果たした。続く、ライズオフェンスには、3つのパスとQBのランプレーでボールをフィールド中央まで運ばれると、再びボールを持ったQBに左サイドを突破され、55yのタッチダウンランを決められてしまう。1Qは7-7の同点となった。
【第2クウォーター】
1Qから続いたフロンティアーズオフェンスは、2Q開始早々にQB#18高木からWR#11木村へ39yのパスを決めゴールに迫ると、ランプレーを挟んで、再び#11木村へ3yのタッチダウンパスを決めてリードを広げる。続くライズオフェンスに22yのFGを決められ、14-10と追い上げられるも、フロンティアーズはタッチダウンを奪い突き放す。WR#83柴田へ13yのパス、RB#2ニクソンの7yのラン、WR#81坂本へ12yのパスなどで敵陣24yとすると、最後はエンドゾーン右隅に走り込んだWR#85松井へのタッチダウンパスに成功。その後のライズオフェンスを凌ぎ、21-10とリードして前半を終えた。
【第3クウォーター】
試合が再開すると、ライズにタッチダウンを奪われ21-17と追い上げられる。その後は一進一退の攻防となる。フロンティアーズオフェンスで、QBサックを受けファンブルしたボールをカバーされターンオーバーを取られるが、続くシリーズではDB(ディフェンスバック)#1渡辺のタックルがファンブルを誘い、DB(ディフェンスバック)#29林がカバー。再び攻撃権をつかむと、WR#11木村へ10y、12y、10y、9yとパスを集中させて前進。ライズの反則もあってさらにゴールへ迫るが、フロンティアーズにも反則があり罰退すると、直後のロングパスをインターセプトされてしまい、攻守交代となる。続く、ライズオフェンスではフロンティアーズ陣内29yに迫られ、FGとなるが失敗に終わる。21-17、フロンティアーズが4点をリードし最終Qへと突入する。
【第4クウォーター】
3Qから続いたフロンティアーズオフェンスは、フォースダウンでパントを選択。K(キッカー)#5納所のキックはゴールライン手前に落ちると、敵陣1yでボールを抑える最高の形となる。続くオフェンスを3アンドアウトに抑えると、フロンティアーズは敵陣36yから攻撃を開始。このチャンスに、ライズの反則もあってゴールに迫ると、最後はRB#2ニクソンが駆け抜けてタッチダウン。28-17とリードを広げた。

点差を広げたものの、流れをつかみきれなかった。続くシリーズでライズにタッチダウンを返されると、オンサイドキックも決められ、勢いに乗るライズに2シリーズ連続でタッチダウンを奪われてしまう。28-29と逆転され、迎えたオフェンス。残された時間は48秒、タイムアウトは1回だった。QB#18高木から、WR#83柴田、WR#11木村、WR#85松井らにパスを決め敵陣36yまで進むが、その後は立て続けにパスに失敗。フォースダウンとなって決めれば逆転の53yのFGに挑むが、ボールはディフェンスの手に当たり失速。悔しい敗戦となった。

Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
純粋に今の実力が上回れなかった結果だと思います。少ないチャンスをものにして、要所で止め切ることができるかどうか。勝利に必要なことが、今日のゲームではライズさんが上回っていたのだと思います。怪我で出場できないメンバーもいましたが、フィールドに立った選手が活躍すればいいことです。今日の戦力で勝てなかった、それが今のフロンティアーズの力だと受け止めなければなりません。一方で、今日で終わりではなく、リーグ戦はまだまだ続きます。ここからどれだけ立ち直れるか、できていることは継続しつつ、なぜこうなったか理由を追求して修正していきたい。しっかりと次につなげていきたいです。

リードを広げた時に、チーム内に「これで勝てる」という雰囲気が出て、気持ちが緩んでしまった部分があったと思います。そんな時に厳しいひと言を言えていれば違った結果になっていたんじゃないかと、プレーだけではなくベテラン選手としてやるべきこと、できることがあると感じています。自分にしかできないことをやり切りたいと思って復帰した今シーズン。もっと誇れる自分になりたいと、フットボールへの取り組みから、プレー、サイドラインの立ち振る舞いまで、周りに良い影響が与えられれば、そして結果として日本一に貢献したいと思っています。この年齢でもここまでやれると、成長を感じ自信になっていることもあります。一度、競技から離れたことで気付いたこともあり、進化した自分を見せたいです。

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