Pearl Bowl 準決勝

開催日時 2025年05月25日(日曜日) 13:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 曇り
観客動員数 1309人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ007714
ノジマ相模原ライズノジマ相模原ライズ770317
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
ノジマ相模原 1Q 3:57 RUN #6カート・パランデック 6 Kick #7竹内 空 G
ノジマ相模原 2Q 10:10 PASS #6#6カート・パランデック→#19テイ・カニンガム 54 Kick #7竹内 空 G
富士通 3Q 9:58 RUN #4山嵜大央 11 Kick #5納所幸司 G
ノジマ相模原 4Q 0:57 FG #7竹内 空 40
富士通 4Q 2:10 RUN #28香川将成 2 Kick #5納所幸司 G
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
先制したのはライズだった。キックオフのボールがタッチバックとなって、自陣25yから攻撃を開始すると、2プレー目からロングパスを投げるなど積極的なオフェンスを見せる。その後もパス主体に展開し、ゴール前6yへ。最後はQBにランで持ち込まれてしまう。反撃したいフロンティアーズだったが、思うようにドライブが続かなかった。最初のオフェンスシリーズは、フィールド中央までボールを進めるも、サードダウンのパスに失敗。自陣42yからとなった2度目のオフェンスは、ファーストダウンを更新することができず、1Qは無得点に終わった。
【第2クウォーター】
2Qに入っても攻め切れなかった。2Q最初のオフェンスは、サードダウンでWR(ワイドレシーバー)#85松井へのパスに成功するも、直後にQBサックを受けるなどしてパントで攻守交代。2度目のオフェンスもファーストダウンは更新したものの、フィールド中央でパントを蹴って攻守交代となる。直後のライズオフェンスには、54yのタッチダウンパスを決められリードを広げられてしまう。前半残り2分を切ってからの攻撃では、WR#85松井への連続パスでファーストダウンを更新したが、その後は連続してパスが通らず、ボールを進めることができなかった。前半はフロンティアーズの0-14、オフェンスが抑え込まれた。
【第3クウォーター】
逆転勝利へ。2ポゼッション差を追う後半はフロンティアーズのオフェンスで試合再開。キックオフのボールをDB(ディフェンスバック)#23丹羽が38yリターンすると、QB(クォーターバック)は#8濱口が登場。オフェンスラインにもフレッシュなメンバーが並んだ。最初のオフェンスシリーズは、2度のフォースダウンギャンブルに成功するが、スコアには至らず。続くディフェンスで、DB#12北川がインターセプトし、敵陣35yで攻撃権をつかむと、ようやくタッチダウンが決まる。一時はフォースダウンとなるが、WR#11木村へパスを決めファーストダウンを更新すると、ゴール前11yからRB(ランニングバック)#4山嵜が左サイドに展開しタッチダウン。7点差として最終Qへと突入した。
【第3クウォーター】
勝負の最終Qは、最後まで熱戦となった。まずは、3Qから続いたライズオフェンスにFGを決められ7-17となる。続くフロンティアーズオフェンスは、QB#8濱口のロングパスが相手ディフェンスのパスインターフェアを誘い前進。直後にWR#11木村がパスキャッチ後にディフェンスを振り切りランで約30y、トータル47yをゲインするビッグプレーを決めゴール前2yとすると、最後はRB#28香川が飛び込みタッチダウン。14-17、3点差に詰め寄る。
パントを蹴り合い、残り3分2秒からのオフェンスでは、QBサックを受けパントで攻守交代。続く、ディフェンスではDB#29林が7yのロスタックルを決めるなど、気迫溢れるプレーで、1分33秒を残し再び攻撃権を獲得する。
自陣19yから逆転を狙ったドライブは、QB#8濱口の21yランを皮切りにWR#85松井、WR#11木村へ連続してパスに成功。敵陣40yまでボールを進める。だが、タッチダウンを狙ったロングパスが失敗に終わると、サードダウンのパスはディフェンスラインがカット。最後の望みをかけて投じたフォースダウンのパスもディフェンスラインにカットされ、試合終了となった。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
悔しい結果となり、力不足を感じています。オフェンスではドライブが続かず、ディフェンスでは勝負どころでパスを決められています。不要な反則をしたり、QBサックされたり、自滅してしまったプレーもありました。最後もFGで同点というところまでいきましたが、あと5ヤードが取り切れませんでした。力負けです。個々のレベルアップをテーマに掲げ、多くの選手がフィールドに立った春シーズン。それぞれが現在地を把握し、これからどうすべきか、今後の成長につなげてくれればと思います。来週はインパルスとの合同練習があります。春の締めくくりとして、意味あるものにできるように取り組んでいきたいです。
決めるべきところで決め切れなかった、最後の詰めの甘さが要所で出てしまいました。思い切りできたプレーもあれば、相手ディフェンスのリードの部分で課題が残り、目の前のプレーに必死になり過ぎ冷静さを欠いたのも反省点です。2年前のパールボウルでは、今日と同じライズを相手に敗戦。今日も結果を残すことができず、今までの努力では足りない、取り組み方を変えなければと思っています。一方で、メンタル面では成長を感じることができました。試合終了まで残り2分を切ってからのシリーズでは、以前なら緊張してプレーどころではありませんでした、今日はいい緊張感の中でプレーすることができました。最後にパス通せなかった、またパスカットされたのは、高木さんとの差であり大きな課題。この悔しさを次につなげられるようにしたいです。
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