Pearl Bowl 1回戦

開催日時 2025年05月04日(日曜日) 12:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 晴れ
観客動員数 未発表
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ142871059
OrientalBioシルバースターOrientalBioシルバースター70007
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
OrientalBio 1Q 1:53 PASS #11Donovan Isom→#81佐藤優哉 38 Kick #4梅垣光理 G
富士通 1Q 5:57 RUN #21三宅昂輝 4 Kick #5納所幸司 G
富士通 1Q 11:31 PASS #19鎌田陽大→#28香川将成 2 Kick #5納所幸司 G
富士通 2Q 0:17 RUN #26横川豪士 9 Kick #87内山尋貴 G
富士通 2Q 4:25 RUN #4山嵜大央 11 Kick #87内山尋貴 G
富士通 2Q 9:12 RUN #21三宅昂輝 1 Kick #87内山尋貴 G
富士通 2Q 10:07 INT #29林 奎佑 21 Kick #87内山尋貴 G
富士通 3Q 6:09 PASS #15野沢 研→16今中 希 28 Kick #87内山尋貴 G
富士通 4Q 2:42 RUN #21三宅昂輝 40 Kick #87内山尋貴 G
富士通 4Q 12:00 FG #87内山尋貴 34 G
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
先制したのはシルバースターだった。試合開始のキックオフでオンサイドキックに成功すると、その後38yのロングパスを通し、開始1分53秒で得点を上げた。対するフロンティアーズオフェンスは、出だしに反則が重なったものの、QB(クォーターバック)#19鎌田からWR(ワイドレシーバー)#81坂本、WR#83柴田、WR#85松井へ連続してパスに成功。ゴール前に迫ると最後はRB(ランニングバック)#21三宅が持ち込み、すぐさま同点に追いついた。シルバースター2度目のオフェンスを3&アウトに抑え、自陣38ヤードのフィールドポジションをつかむと、テンポの良いオフェンスを見せ、ゴール前へ。最後は右サイドに展開したRB#28香川へ2yのタッチダウンパスを決めリードを奪った。
【第2クウォーター】
2Qはディフェスのビッグプレーで幕が開けた。開始直後のプレーで、シルバースターQBにプレッシャーがかかると、左にロールしながら投げたパスをDB(ディフェンスバック)#45吉井がインターセプト。そのまま26yをリターンし、シルバースターの反則も重なってゴール前9yで攻守交代となる。このチャンスにRB#26横川が1プレーでタッチダウンを奪い21-7とリードを広げた。その後もフロンティアーズペースで試合が進んだ。2度目のディフェンスではDL(ディフェンスライン)#93渋谷がQBサック。オフェンスはRB#4山嵜の11ヤード、RB#21三宅の1yのタッチダウンランで連続して得点すると、前半残り3分を切ってからのディフェンスではDB#29林がインターセプトリターンタッチダウンを決めて、42−7とリードして前半を終えた。
【第3クウォーター】
フレッシュなメンバーが多くフィールドに立った後半もフロンティアーズが主導権を握った。最初のディフェンスシリーズでは、セカンドダウンでDL#90藤谷が5yのロスタックルを決めると、サードダウンでは#90藤谷とDL#91池田が8yをロスさせるQBサックを決める。続くオフェンスは自陣16yからとなるが、RB#28香川の連続ランですぐさまフィールドを挽回すると、後半から入ったQB#15野沢からWR#83柴田への10yのパス、さらいにはRB#26横川の3連続ランでゴール前へ。最後はQB#15野沢からWR#16今中へ、28yのタッチダウンパスを決め追加点を上げた。
【第4クウォーター】
大差で迎えた最終Qもフロンティアーズが力を見せた。オフェンスでは今季ディフェンスラインからタイトエンドへポジション変更となった#99髙橋がパスキャッチを見せれば、RB#21三宅は40yを走って、この日3つ目のタッチダウンに成功。直後のディフェンスでは、フロンティアーズ陣内32yまで攻め込まれるが、ランプレーでファンブルを誘い、LB#42前野がリカバー。自陣40yで攻撃権をつかむと、ランプレーを中心にシルバースター陣内に攻め込み、時間をコントロール。ゴールまで17y、試合終了まで残り2秒としてフィールドゴールを選択。今季から加入したK(キッカー)#87内山が34yのキックを成功させ、最終スコア59-7。新生フロンティアーズが初陣を飾った。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
新たなチームのスタートをどう切るか、今日の試合のポイントでしたが、目の前のプレーに集中すること、やるべきことは大きく変わりません。試合の入りは決して満足できるものではありませんでしたが、徐々にペースをつかみ、勝利できたことは良かったと思います。新たに加入した選手を積極的に使っていこうと決めていたゲーム。起用された選手たちが思い切ったプレーを見せてくれたのは収穫だったと思います。春シーズンは、チームの総合力を上げることにフォーカスしています。次戦も今日のような選手起用を考えていますが、その中でしっかりと勝ち切ることを念頭にゲームを組み立てていきたいです。
昨季は一年間怪我でプレーすることができず、春はアピールするしかないと思っていたので、結果が出せて良かったです。ボールを取った時は、何も考えられなくて、周りの選手のブロックのおかげでリターンできました。ただ、プレー後には周囲から「もっといけた」と言われ、今後の課題にしたいです。チーム全体ではフィジカル強化がテーマです。ヒットだったり、タックルだったり、DBのなかでは体が大きい方なので、相手に当たり負けることなくプレーしたいです。一昨年、去年と怪我で満足できるプレーができていません。今年はその2年分を取り返せるように、ラストチャンスだと思って気を引き締めて挑んでいます。次戦はライズ戦、パスの投げ合いになることも想定されます。少ないチャンスをものにできるよう、頭と体を準備して、今日以上に結果を残せるようにしたいです。
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